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藪蛇となった中国の処理水非難 [株式]


31日の株式市場は4日続伸。日経平均株価は285円高の32619円で
大引け。プライム市場の出来高は16.6億株、売買代金は4.2兆円。

昨晩のNYダウは37ドル高、NASDAQ指数は75ポイント高。

NY高を反映し東京市場も続伸。来週のMSQは上方向に持っていこうとして
いる印象。33000円台回復も否定できない。


昨日、岸田首相は二階元幹事長を呼んで訪中を要請したとの報道。処理水問
題で騒がれている中国のご機嫌取りというわけだ。

この際の岸田氏と二階氏の様子がテレビで映されていたが、目についたのが
二階氏の老け込み振り。年齢相応とはいえ、以前はもっと元気に見えた。

二階氏は今年4月に日中友好議員連盟会長に就任したということで、8月には
訪中といわれていたが、いつのまにか立ち消えになっていた。

その原因が二階氏の体調であるとすれば納得できる。否、それ以外に考えられ
ない。その二階氏に岸田首相が頼らざるを得ないとは情けなさすぎる。

もちろん、木原副官房長官の首を手土産に差し出す覚悟もなく、半導体規制を
撤廃する覚悟もない。



だが、中国はもう処理水問題を鎮静化させる方向に持っていかざるを得ない。
現下の反日行動は世界が見ており、中国に対する忌避感は強まる一方。

つまり、外資企業が中国からの引き上げと、新規の対中投資を控える動きにバ
イアスがかかる。ただでさえ中国経済が崩壊している最中だ。

過去の反日活動が盛んだった際は、中国経済は上り調子だったが現在は全く違
う。今はまだ反日無罪行動だが、いつ政府に向かってもおかしくない。

特に失業率が高い若者の不満は高まっている。つまり、もう処理水問題は中国
としてもクロージングを図る段階に来ている。


中国では処理水関連で東京の放射能数値も一緒に報道されているようで、視聴
者がガイガーカウンターで上海で測定したところ、東京の970倍だったという。

これが一気にSNSで広がり、全国で測定する動きが広まっているという。当然
日本よりは高いことはあっても低いことはない。

街中の測定だけでも大変だが、これがマンション内や建築現場などで高濃度検
出される可能性があり、そうなると一気に不安・不満が広まる。

とても福島どころの話ではなく、中国国内問題となる。政府もそれが見えてい
るため、処理水問題はこの辺でストップせざるを得ないという訳だ。



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金小売価格1万円台乗せとBRICS新通貨先送り [株式]


30日の株式市場は3日続伸。日経平均株価は106円高の32333円で大
引け。プライム市場の出来だkは13.5億株、売買代金は3.3兆円。

昨晩のNYダウは292ドル高、NASDAQ指数は238ポイント高。

NY高を映して本日も続伸となったが、後場は戻り売りに押され伸び切れなか
った印象。出来高も13億株台まで回復し売り買い交錯してきた。

10億株台で上昇してきたときは明らかに違っている。この戻り売りを吸収
して33000円に行くには材料不足。


昨日、国内金小売価格が1万円に達したと報道されていた。本日も続伸し2日
連続の1万円台乗せ。

これまで節目節目では貴金属店に売りを持ち込む人が多かったが、今回は買い
を検討する人も多いという。将来不安を見ている人が多いという。

金価格の上昇は何年も前から何度も繰り返し言及してきた。その意味では当然
の動きだが、足元の上昇はドル高円安によるところが大きい。

国際商品相場は基本的にドル建てであるため、円安となれば上昇する。ガソリ
ン価格の上昇も同じ理屈だ。

ドル建ての金価格は1965ドルとまだ2000ドル以下での推移となってい
る。金利上昇局面では金は下落基調が多いが今回は踏みとどまっている。


それだけ買い需要があるためで、中国を筆頭に新興国がその役を担っている。
BRICS新通貨を金にペッグする噂もあるが、今回の南ア会議では見送られた。

おそらく、システム上の準備不足以外に、原資となる金自体の保有量に問題が
あるのではないか。つまり、足りてないということ。

今回6か国が追加加盟されたが、今後も拡大は既定路線。加盟国が増えるほど
新通貨のニーズは高まる。

だが、金とペッグする以上、新通貨の発行量をやみくもに増やすことはできな
い。あくまで原資=種玉の範囲内だ。

つまり、新通貨の発展は当初から制限つきという構図となるため、すぐに上限
に到達では新通貨の役割が果たせなくなる。


明日は8月最終日。月末アノマリーが働きやすい日。3連投を受けて始まるだ
けに、一息入れておかしくない。明後日1日は米雇用統計。

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TOPIXはMSQまでに高値更新?! [株式]


29日の株式市場は続伸。日経平均株価は56円高の32226円で大引け。
プライム市場の出来高は11.9億株、売買代金は2.7兆円。

昨晩のNYダウは213ドル高、NASDAQ指数は114ポイント高。


NY株高を映して高く始まり、一時は200円以上高い場面もあったが次第に
戻り売りに押され伸び悩んだ。

出来高が12億株弱まで増加したのがよく表している。ザラ場で先週24日
の高値32297円を上回ったが、大引は32287円を維持できなかった。


対して、TOPIXは昨日段階で先週高値は更新済み。つまり、TOPIXの動きの
ほうがいい。チャートを見てもきれいだ。

本日のNT倍率は13.99となり、これで3日連続の14倍割れ。中国問題が根
深いことが225採用の値がさ株の減衰要因となり低下トレンドは続きそう。

その中国でカントリーガーデンに関する動き。外債利払い分とは別に、国内
私募債約800億円の満期が来月2日に到来する。

当然払えるはずもなく、債権者に40日間の支払い猶予を求めていることが
わかった。さらに3年延長も求めているという。



さて、MSQまでのポジティブ要因はないわけではないと昨日言及した。そ
れは前日の7日に「PBR1倍割れ解消推進ETF」が上場されるため。

東京市場はPBR1倍割れ企業が多いことで特異な市場といわれ続けてきた。
これを解消しようと、今年に入り東証が企業に株価底上げ努力を要請。

一方で、今回のようなETFを上場させることで後押しする構え。つまり、こ
のETFは国策ETFという訳。初心者投資家も乗りやすい。

おそらく人気が出るだろう。7日上場ながら、現段階で証券各社により上場
時の種玉として玉集めが進んでいるものと思われる。

これが東京市場を下支え効果となる。現在TOPIXの動きが堅調な遠因だろう。
崩れるとすればMSQ通過後か。

TOPIXは8月1日高値2337(終値)に対し、本日終値2303。これは
日経平均換算で500円足らず。MSQまでに高値更新しておかしくない。



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来週のMSQまで変動要因多し


週明けの株式市場は急反発。日経平均株価は545円高の32169円で大
引け。プライム市場の出来高は10.9億株、売買代金は2.8兆円。


先週末の下落を打ち消すような反発。週末のNY高とナイト先物が高かったた
め32000円手前までは予想されたが、これをクリアしてきた。

ただ、先週末の大幅下落時も本日の急反発でも出来高は10億株台と冴えな
い。つまり真空地帯の動き。

今回のMSQは9月に入ってすぐに到来する。その9月8日のMSQまでにい
ろいろ変動要因がつまっている。


まず、月末は恒例のポジション調整で今回も大幅下落となるかに注目。その
場合、反動やファンド設定などで月初高となる可能性がある。

それも、9月1日(金)はNY時間で雇用統計が発表されるため、手控えムー
ドとなる恐れもある。

一応、市場予想は16.5万人となっており、これがもし、20万人の大台
に乗せると長期金利急上昇から株価大幅下落の可能性を秘める。


そして、MSQ前日の9月7日はカントリーガーデン発行のドル建て外債の利
払い日から30日となる。ここで支払われなければデフォルト確定。

逃れるためにお茶を濁されても、中国不動産・中国経済への不信感が強まり、
リスクオフ要因。織り込み済みという声もあるが、問題が大きすぎる。

ではポジティブ要因がないかといえば、そういうわけではない。これは明日言
及したい。


それにしても処理水の対する中国の反応はキチガイ。おかげで中国海鮮市場は
閑古鳥が鳴いている様子が撮影されている。自分で首を絞めている構図。



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エヌビディア決算を好感 [株式]


24日の株式市場は4日続伸。日経平均株価は276円高の32287円で
大引け。プライム市場の出来高は11.1億株、売買代金は2.9兆円。

昨晩のNYダウは184ドル高、NASDAQ指数は215ポイント高。

NYの引け後にエヌビディアの好決算が発表されたことで、ナイト日経先物
は32000円を上放れて引けた。

これを受けて東京市場は高く始まった。売り方の買戻しが続いていた。素人
らがチャイナショックと大騒ぎし始めた途端、市場は逆に動き始めた。


先週の投資主体別動向が発表された。外人投資家は現物が▲7415億円、
先物が▲981億円といずれも大きく売り越し。

つまり、先週の下落は外人の現物売りによるものだった。中国問題がクロー
ズアップされたことで、日本株もリスクオフの対象となった可能性。

だが今週まで続いているかは疑問。先週の外人の大量現物売りは、その前週
の4000億円を越える大量買いの打ち返しの可能性を感じるため。

いずれにせよ、目先は明日25日公演予定(日本時間では夜)となっている
ジャクソンホール会議のパウエル発言待ち。



BRICS首脳会議で、23カ国加盟申請中、6カ国の加盟が認められた。
サウジ、UAE,イラン、エジプト、エチオピア、アルゼンチンだ。

これらは来年1月から正式メンバーとなり、これで計11か国となる。中東
の3カ国が加盟したのが大きい。原油生産大国が揃っってきた。



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ジャクソンホール会議待ち、BRICS新通貨協議なし? [株式]


23日の株式市場は続伸。日経平均株価は前日比153円高の32010円で
大引け。プライム市場の出来高は10億株、売買代金は2.5兆円。

昨晩のNYダウは174ドル安、NASDAQ指数は8ポイント高。


東京市場は寄付き直後は下落したがすぐに切り返しプラス圏へ浮上し、引け際
に32000円を回復した。ただ、出来高は薄く足腰が強いわけではない。

総じて、24日からのジャクソンホール会議でのパウエル議長の発言を確認しよ
うというスタンス。そのパウエル議長は25日に講演が予定されている。

とすると、東京市場の週末の引け後となり、東京市場が反映されるのは週明け
となる。ただ以前とは違いナイトで先物の対応は可能。


肝心の中身は、特にサプライズはないのではないか。年内にあと1回の利上げ
を示唆しているが、これもデータ次第というスタンスを崩すとは思えない。

来年の利下げについても、今から踏み込んだ発言はしないだろう。となると、
ほぼ織り込み済みとなる。

だが、マーケットは議長の言葉じりを捉えて投機筋がアルゴをいずれかに走ら
せる可能性があり、上下いずれかに値幅が出る可能性がある。

その場合、それが反映される月曜日の東京市場は、いずれかに窓を開けて始ま
ることになる。



さて、昨日から南アでBRICS会議が始まった。3日間の予定で決定事項な
どが伝わるのは日本時間で週末の25日夜。

現在のところ、すでにBRICSのあり方、方向性については加盟国の間で
意見が分かれている。

中国、ロシアが米国の対抗軸とした組織を意識しているのに対し、ブラジル
のルラ大統領は西側に対抗するためのものではないとSNSで発言。


また、南ア当局者によるとBRICS共通通貨について協議されないという。

前者は加盟国が増加すれば共通コンセンサスを取りづらくなるのは当然だが、
組織のあり方は一丁目一番地。

ここはおろそかにできないが、西側と対抗したいと本気で思っている国ばか
りではないため、結果的に深入りはしないだろう。

後者の共通通貨は今回の会議の目玉だが、本当に協議されないなら肩すかし
となる。



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実質NY株高を好感 [株式]


22日の株式市場は続伸。日経平均株価は291円高の31856円で大引け。
プライム市場の出来高は10.8億株、売買代金は2.7兆円。

昨晩のNYダウは36ドル安、NASDAQ指数は206ポイント安。

NYダウは小幅安だったが、NASDAQ指数は大幅高でSP500も30ポイ
ント高。このSP500はNYダウに換算すると200ドル以上高い計算。

実質的にNY市場は大きく反発した計算。さらに、昨晩は半導体指数のSOX
指数も大幅高となった。


本日の東京市場は、これらNY市場の動きを反映した形。NYダウだけ見てて
もわからないが、他の指数をチェックすると実態が見えてくる。

東京市場もその実態を映すことが多い。SOX指数の大幅高などは、値嵩半導
体株に反映されるため日経平均をより後押しする。


米10年債利回りは4.3%台とこのところ強基調となっているが、日本の10
年債も本日は0.665%と日銀会合以後の利回り水準を更新。

これでドル円は146円割れと円高に振れた。株式市場も嬬含む局面もあった
が、結局、持ち直して引けた。

昨日、32000円前後までの戻りを指摘しておいたが、明日にも到達する可
能性が出てきたが、中国の悪材料は解決したわけではなく潜在的に今後も続く。



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2023-08-21 [株式]


週明け21日の株式市場は反発。日経平均株価は114円高の31565円で
大引け。プライム市場の出来高は11億株。売買代金は2.5兆。

先週末のNY市場が一部切り返したことで、週明けの東京も寄付きしばらくで
31700円台まで戻った。この動きの中には買い戻しも入っていた。

それも中国が0.1%の利下げを発表した途端、急落一気に31400円強まで
約300円の急落。利下げ自体は予想されたが不十分との判断。


だが、実体としては売り方の仕掛けと見たほうがいい。急落後には徐々に戻り
始め急落前の高値を抜いてきたためだ。

そこからは、買い材料にも乏しく後場はダレダレの動き。これで目先の底が入
ったかはまだ何とも言えない。

まだの場合は、リバウンドは3日以内で終了し、下を目指す動きとなる。出来高
を見てわかるとおり、皆、様子見で出来高薄め。

まだ足元の中国マターに対する方針を決めかねている。薄商いでスルスル戻る
ことがあり、32000円前後まではあってもおかしくない。



なお、中国経済の落ち込みはしばらく続くとして、影響を受けるのは中国へ
の依存が高い企業。以下参考までに中国の売上比率が25%を越えた企業。

カッコ内は対中売上比率%。

TDK(55)、
村田製作(54)、
日本ペイント(39)、
ピジョン(36)、
日東電工(35)、
資生堂(33)、
ファナック(31)、
ニコン(28)、
東京エレク(28)、
日本電産(26)、
SMC(25)、
ユニクロ(21)、
日本精工(21)、
東レ(20)

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TOPIXが75日線ぴったりで切り返す [株式]


17日の株式市場は続落。日経平均株価は140円安の31626円で大引け。
プライム市場の出来高は13.7億株、売買代金は3.2兆円。

昨晩のNYダウは180ドル安、NASDAQ指数は156ポイント安。

寄付きしばらくは上昇していたNY市場も、大引けまで持たなかった。FOMC
議事要旨云々という解説があるが、本質はそこではない。

以前指摘した調整が足りないということ。4%台越えて強含んでいる米10年
債利回りが下落に転じないことにはどうしようもない。


東京市場は本日も続落。前場に450円以上も安い31309円まであった。
引けにかけて買い戻しが強まり300円以上戻して引けた。

昨日に続き窓を開けての下落となったが、下髭を引いておりいったん下げ止
まっておかしくない形となった。

日経平均は安値更新となったが、TOPIXは7月12日のザラ場安値2215
に対し、本日は2227とまだ10ポイント以上余裕があった。

そしてTOPIXは日経平均同様に下髭を引いた形となっている。ザラ場安値の
2227は75日線ぴったり。ここにタッチして切り返したことになる。

現在のTOPIXが主導する状況下では、両方見ていないと掴めない。


本日発表された8月2週の投資主体別動向では、外人が現物で1800億、
先物で4600億円買い越している。

この外人の現物買いはSQに合わせた買いが含まれ、また先物は買戻しだろ
う。今後もこの規模の買いが続くかは疑問。



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窓開け安値引け、7月3日高値後の安値割れ [株式]


16日の株式市場は大幅安。日経平均株価は472円安の31766円で大引
け。プライム市場の出来高は13.3億株、売買代金は3.1兆円。

昨晩のNYダウは361ドル安、NASDAQ指数は157ポイント安。


英格付け会社フィッチが米の銀行70行を対象に格下げすると警告したことで、
NY市場は大きく崩れた。

ただ、NY市場は調整不十分と指摘していただけにこの下落は想定内で驚くこ
とではない。

これを受けて東京市場補大きく下落して始まり安値引けとなった。273円の
大窓開けての陰線引けであり、この足型は良くない。


現在、日経平均の一目均衡表は厚い雲の中ほどに位置している。いったん潜り
込むとすぐに反発しない限り、下限を目指すことが多い。

今週の下限は31000円処が下限だが、来週は31400円辺りに切り上ってくる。
日経平均に比べTOPIXはそこまで崩れていないのが救い。

NT倍率は14.05倍。これは5月16日の14.03倍以来の低さ。つまり、値嵩株
中心に崩れているということ。

日経平均は7月16日の安値31791円を終値で割り込んだ。つまり、高値を付
けた後の安値を更新したということ。当面は、どこで下げ止まるかが焦点。



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お盆で抵抗力の弱さが狙われがち [株式]


15日の株式市場は反発。日経平均株価は178円高の32238円で大引け。
プライム市場の出来高は12.8億株、売買代金は3兆円。

昨晩のNYダウは26ドル高、NASDAQ指数は146ポイント高。


昨日の下げ過ぎとNY市場の上昇で、さすがに東京市場も反発した。ただし、
その力は弱い。高寄りの後は伸びきれず、昨日の半分も切り返さなかった。

これはお盆休みの影響だろう。出来高は12億株台と目に見えて減少、ザラ場
中の動きもアルゴがやりたい放題。



台風7号が関西に上陸。よりによって、終戦日を選ばなくてもよさそうなもの
だが、もう気象災害は時も場所も選ばず、どこでも起きうる状況。

被災地にボランティアの方々が繰り出す様子が報道されるが、とても追いつか
ない。しかも、見ていると意外と年配の方々が多い。

そろそろ学生を被災地に投入するシステムを制度として考えてもいい段階だ。
もちろん義務ではなく、何かインセンティブを与えれば参加者は増える。

大体梅雨の末期から夏休みの被害が多く、学生はちょうど夏休みだ。ゲームに
ばかり時間を費やされるのはもったいなさすぎる。

彼らとてきっかけがあれば動く連中も少なくないはずだ。



マーケットの本格始動は来週から。それまでは方向感が出づらい地合い。出来
高を見る限り、下に振られた際に抵抗力が弱くなる。

米金利が強気超の中、NY株式市場は頑張っているが、まだ調整不足に感じる。



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今秋、クローズアップされそうな中国経済 [株式]


週明け14日の株式市場は大幅安。日経平均株価は413円安の32059円で
大引け。プライム市場の出来高は15.5億株、売買代金は3.6兆円。

昨日配信分で、お盆の時期で仕掛けが嵌りやすい時期としておいたが、早くも
それが現実化。ただ、取引高はそれなりにあるのが救い。

これが少し前の11億株程度だと、月内の3万円割れを懸念せざるを得ないと
ころだった。


ドル円は145円台に入り、ドル売り円買い介入の警戒感はあるが本日はナシ。
円債利回りは0.615%と特に大きな動きはナシ。

よって、米債利回り上昇の分だけ円安となった形。夏休みで債券市場で積極的
に動く連中はいない模様。結果的にそれが円安となって示現した。



昨日、中国に関し触れたが、経済面ではデフレ入りは以前も指摘しておいた。
そして、先週カントリーガーデン(碧桂園)が利払いを停止。

同社は大手不動産デベロッパーで、昨年末段階での負債総額は28兆円規模に
も達する。来月8日までに利払いが実行されないとデフォルトとなる。

ただでさえ景気悪化が言われる中国で、同社が破たんとなれば波及効果は大
きい。恒大の時のように政府が介入して時間をかけてやり過ごすのか。

そうなっても、他にも破綻候補はいくつもあることからきりがない。その間、
中国経済は悪化し続ける。中国経済は今秋の大きなテーマとなりそうだ。



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東京市場は明日のSQを意識、中国経済はデフレ入り [株式]


9日の株式市場は反落。日経平均株価は172円安の32204円で大引け。
プライム市場の出来高は15.9億株、売買代金は3.8兆円。

昨晩のNYダウは158ドル安、NASDAQ指数は110ポイント安。

NYダウは一時400ドル以上下落し35007ドルまで売られたが、そこか
らジワジワ切りかえし大引は158ドル安。

ムーディーズによる地銀10行の格下げが影響。これで米10年債利回りは
急低下。NY3指数とも下髭を引いた形となり、大幅陰線を避けられた。

イタリアでは政府が銀行に対し超過利潤への課税を発表。これで欧州株は総崩
れ。NY市場の下落の遠因ともなった。



また、昨日発表された中国の7月の貿易収支は輸出入とも2ケタのマイナス。
輸出は3か月連続のマイナス。これもNY市場下落の遠因。

そして本日、中国7月の消費者物価指数はマイナス0.3%と発表された。マ
イナスは2年5か月ぶりのこと。

インチキデータでこれだから実態はもっと酷いだろう。その中で、上記貿易収
支は相手国があるだけにインチキしづらい統計という。

それがマイナス2桁ということは、中国経済はもはやデフレ状態と見ていい。
外国からの投資呼び込みが必要な局面。


だが、帰国寸前に理由も言わず拘束したり、中国での放出トリチウムが高濃度
にもかかわらず、福島の処理水放出に反対している。

さらに、日本からの食品輸入を禁止しているようでは、これから中国に投資し
ようとするマヌケはいない。



明日のSQを控え東京市場は本日も意味なく乱高下。32500円上を目指しそ
うになると叩かれ、32000円へ向かいそうになると支えられる。

SQ後に急落との見方は結構多いが、取引高が本日も相応にできており、単体で
は力不足。



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台湾助太刀どころではないユルユル国 [株式]


8日の株式市場は続伸。日経平均株価は122円高の32377円で大引け。
プライム市場の出来高は14.4億株。売買代金は3.6兆円。

昨晩のNYダウは407ドル高、NASDAQ指数は85ポイント高。

本日東京市場のザラ場はめまぐるしい動き。32500円を抜けて上放れし
たと思った直後、叩きおとされた。

明後日のSQを睨み、この先の上昇を歓迎していない連中がいるというこ
とだろう。今週金曜は祝日のため10日木曜寄付きでSQ値は算出。



さて、米紙ワシントンポストが7日、中国人民解放軍のハッカーが日本の
防衛省の最も機密性の高い情報を扱うシステムに侵入していたと報じた。

2020年のことで、以後、米国が再三日本にセキュリティ強化を求めたが、
その後も対策は全く不十分だったという。

松野官房長官はこの報道に対し、重要機密の漏洩は認められないとした。
もしこれを認めたら、岸田政権は吹っ飛ぶ。

これまでも再三、防衛セキュリティの甘さは指摘されながらこのざまでは
当事者能力はない。



続いて麻生太郎副総裁が本日、台湾で講演。台湾海峡の平和と安定には強
い抑止力が必要。日米や台湾には「戦う覚悟」が求められていると主張。

上記のようなユルユルの政権下でいったい何ができるのか。

中国が台湾に軍事行動を起こし、日本が台湾を助太刀に動こうとした途端、
中国は日本の排他的経済水域にミサイルを撃ち込んでくる。

余計なことはするなとの威嚇だ。それ以上動くなら今度は核を打ち込むと
表明するだろう。口先での脅しは彼らの得意とするところだ。

結局、台湾への助太刀など机上の論理だろう。そこまで腰が据わった議員
がいるとは思えない。


だが中国も無傷ではいられない。例え国内で喝采いを浴びても、国際的な
経済制裁が実施される。そうなると中国経済はさらにがたがたとなる。

つまり、台湾有事は中国共産党崩壊と表裏の関係。そこまで見えて台湾有
事を起こす際は、中国がいよいよ行き詰った時。



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SQを意識し下値決着回避の動き [株式]


週明け7日の株式市場は小幅続伸。日経平均株価は61円高の32254円で
大引け。プライム市場の出来高は14.5億株、売買代金は3.4兆円。

32000円割れで寄り付いた勢いで31830円まで下落した後切り返しに転じ、プ
ラス引けとなった。ザラ場高値は32306円と100円以上高い場面もあった。

この動きはちょっと想定外。といっても、今週はSQ週であるため理不尽な動き
があることは既報の通り。32000円を維持したい力が勝ったということ。


6月中旬以降、大筋ではイメージしたものに近い。だが当初のイメージと違って
いる部分もある。

8月には夏枯れ相場からの下落・調整を想定していたが、このところの取引高を
見る限り枯れていない。それが値崩れを防いでいる。

それも、今週のSQを終えてもこれが維持できるかどうか。今週は下値決着を防
ぐたに支えても、来週以降、堅調相場となるだろうか。



現在4-6月期決算が発表されているが、それを受けてもEPSが上昇しないどこ
ろか低下気味。こうした中、株価だけ上昇するとは考えづらい。

EPS低下中では荷もたれ感が出て持続力が弱く、短期的騙しとなることが多い。
明日は日経平均に影響大きいSBGの決算発表。



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大幅続落で嫌な下げ [株式]


3日の株式市場は大幅続落。日経平均株価は548円安の32159円で大引け。
プライム市場の出来高は17.9億株、売買代金は4.3兆円。

昨晩のNYダウは348ドル安、NASDAQ指数は310ポイント安。

昨晩のNY市場は気持ち悪い下げ。本日の東京市場もザラ場でのリバウンド
は買戻しの域を出ない。

とにかくアルゴが徹底的に売り叩いてくる。戻り相場になると強引に阻止
する。こうした場合は、中途半端な水準で出動しても負け戦となるだけ。


NYダウは348ドル安ながらSP500は63ポイント安と、NYダウ換算で
500ドルの下落。

そしてNASDAQ指数は310ポイント安と2%以上の下落。NASDAQ指数
とSP500は窓を開けての大幅下落で当面のピークアウトを示唆。


米10年債が4%を越えてくるとNY市場は頭が重たくなり売り方が勢いづく。
その長期金利は明晩の雇用統計でまた動く可能性がある。

市場予想は19.9万人ながら、20万人を越えてくる可能性は否定できない。
これに長期金利が反応するとNY市場も付き合わざるを得ない。

週末・週明けご用心。また来週はSQ週で意味なく乱高下しそう。



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米債格下げ報道で2日間の上昇が帳消し [株式]


3日の株式市場は急落。日経平均株価は768円安の32707円で大引け。
プライム市場の出来高は18.3億株、売買代金は4.4兆円。

昨晩のNYダウは71ドル高、NASDAQ指数は62ポイント安。SP500は12ポ
イント安。ドル円は143円台から142円台へ。


NYダウこそ上昇したがこれはキャタピラーの貢献で、実態は安い。それを映
して東京市場は安く寄り付いた。だが、予想以上に軟調地合い。

それは、英格付け会社フィッチが米国債の格下げを発表したため。「AAA」
から「AA+」に格下げした。

東京市場はこの2日間で700円以上上昇していたことで下げが大きくなった。
なお、2日間の上昇幅716円を本日一日で打ち消したことになる。


ドル円市場ではややドル安となったが、そこまで大きな変動はない。つまり、
米債売り・米国売り・ドル売りの構図ではないということ。

今晩のNY市場がどれだけ反応するかに注目。



2011年8月にS&P社が米国債を格下げした際、株安ドル安となった。本日は
当時の連想で売られたのだろうが、今回は英国の格付け会社という点が違う。

よって、海外の格付け会社ということで、NY市場は大げさに捉えないかもし
れない。

ただ、既報の通りいつ調整してもおかしくないタイミングだっただけに、ちょ
うどいい利食い売りの材料となる可能性もある。

これはふたを開けてみなければわからない。500ドル安以内で収まれば格下げ
がなくても調整の想定内だった。



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日本回帰で長期金利上昇抑制 [株式]


8月相場最初の取引は大幅続伸。日経平均株価は304円高の33476円で
大引け。プライム市場の出来高は16.7億株、売買代金は4.3兆円。

昨晩のNYダウは100ドル高、NASDAQ指数は29ポイント高。

昨日ほどではないが本日も取引高は高水準。売買代金は4兆円越えは過去にも
そうあるわけではない。

本日は、月初ということでファンドの設定なども寄与した影響もある。月初高
のアノマリー通り。


10年債利回りは6%台でどんどん上昇していく感じではない。機関投資家が
米国へ流していた資金を回帰させ、円債投資を始めたとの声が聞かれる。

結果として、米債に売り圧力→米金利上昇となり、国内では円債買い・長期金
利上昇抑制となる。

これにより、日米金利差は横ばいないし、やや拡大。このためドル円相場はや
やドル高の動きとなる。

つまり、日本の10年債金利がゆっくり上昇したとしても、片方で米金利も
上昇するため円高に向かいづらいという理屈となる。


足元で142円台ながら、145円台近くまで円安が進行する可能性がある。
とすると、これは株式市場にとっては追い風要因。

すでに昨日高値を取ってきたTOPIXは本日14ポイント高となり高値追い。
日経平均は33488円まで上昇し、高値まであと300円弱となった。


その中でちょっと気になる動きが出ている。強い相場がNY市場・東京市場以外
に、WTI原油の80ドル台、NY金の2000ドル台回復と、他の市場も高いこと。

これらが同時に高くなることは本来はない。それが起きているということは、
ある日一度に全市場が急落しかねない。



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