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明日下落なら騰落レシオ80割れも [株式]


28日の株式市場は反落。日経平均株価は107円安の26340円で大引け。
プライム市場の出来高あ10.4億株、売買代金は2.3兆円。

昨晩のNYダウは37ドル高、NASDAQ指数は144ポイント安、SP
500は15ポイント安。

NYダウは上昇したが他の2指数が下落で実態は弱い。東京市場もこれを映し
た。

米長期金利が3.8%台へ上昇したことでドル円が134円台へ円安となったが、
特に材料視されなかった。総じて年末モード。

ただし、出来高は10億株台に乗せ外人が戻ってきたことを伺わせる。


本日が年内受け渡し最終取引日で、明日の取引分からは来年の受け渡し。ただ
し、先物OPは明日が年内最終受け渡しとなる。

明日から仕切り直しで、今晩ドル円が134円台を維持できれば、明日は見直し
買いが入っておかしくない。

テクニカル的には騰落レシオが83ポイントまで低下してきており、明日も下落
なら80割れとなる可能性がある。

個別株はこの1ヶ月、軟調に推移したことがわかる。ここから売り目線で行く
より買いのタイミングを見たい。といっても、1月4日からとなる。



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水際対策では中国人のコロナは防げない [株式]


27日の株式市場は小幅続伸。日経平均株価は42円高の26447円で大引
け。プライム市場の出来高は8.8億株、売買代金は1.9兆円。

昨晩のNY市場が休場ということもあり出来高は薄い。寄り直後は買い戻しも
あって高かったがあとはジリヤスの展開。

総じて国内勢は年内は終戦モード。NY市場は今晩、東京は明日から休暇明け
の外人が参戦してくる。正月休みを挟み値動きが荒い相場付となりそう。



さて、直近で急浮上してきたのが中国コロナ懸念。感染者急増はマスコミでも
報じられるようになり、先が見通せない。

その中で、中国政府は1月8日から出入国に関して制限撤廃とした。つまり、世
界中にばらまかれることになる。

これに対して、米国、ドイツ、インドなどはビザ停止などで対応。日本は放置
かと見ていたが、本日岸田首相が、30日から水際対策を強化すると表明。

中国からの渡航者や、7日以内に中国渡航歴がある入国者に入国時検査を実施し、
陽性の場合は待機施設で隔離させるもの。

ビザ停止ではないが、とりあえずの措置を取った形。自民党議員からもこの水
際対策を求める声があちこちから上がっており、それに応じた形。



だが、入国時に陰性であっても万全ではない。必ずすり抜ける人は出てくる。
それらの人からいったんばら撒かれると国内での感染拡大は避けられない。

しかも中国では初期のタイプ、いわゆる灰が白くなるデルタ株の症状も多いと
いう。

今回、ビザ停止まで踏み込まないのは1月22日からの春節のインバウンドを見
据えたものだろう。

中国が出国制限を撤廃したことで相当の中国人が訪日することになる。それを
全否定する勇気は岸田首相にはない。

今後の展開は不透明ながら市場にネガティブ要因であることは確か。中国国内
ではアップルやテスラが従業員のコロナ急増で生産停止との情報もある。

他、多くの工場ではこうした動きは続くだろう。サプライチェーン懸念となると、
20年初期によく聞いた言葉と重なる。



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中国人大量入国が新春相場の最大懸念 [株式]


週明け26日の株式市場は反発。日経平均株価は170円高の26405円で
大引け。プライム市場の出来高は8.2億株、売買代金は1.7兆円。

先週末のNY市場が強かったことを素直に映した。ドル円の円高が止まったこ
とも下げ止まり要因。

自律反発の域だとしても、TOPIXはようやく5日線に達したところで、日経
平均はまだ届かず。もう少しあってもいい。

なお、今晩のNY市場は休場なので明日の東京はほぼ横ばい。



中国のコロナ感染線が急増している。香港メディアによると2億人以上が感染
しているとのこと。

現実に北京の死者が急増し火葬場はフル回転でも追いつかない状況。基礎疾患
がある人が亡くなっているようだが、オミクロンだけではそこまで急増しない。

おそらく変異を繰り返す中、強毒化したものも含まれている。何せ広大な中国
は清潔とは対局にある国だ。

一気に緩和したものだから、ウイルスも暴れ放題となっている。習政権は感染
が一巡するのに収まるのに3か月を目安にしているとの報道もある。


こうした中にもかかわらず、中国はこれまで敷いていた出国制限を撤廃し始め
た。狙いは簡単で、コロナを世界的にばら撒く目的だ。

自国だけが悲惨な状況ではないと国民に知らしめるため。中国だけが感染爆発
なら習政権批判が巻き起こるため、これを防ごうという目的。

それを見越してか、すでに米国やドイツ、インド、韓国は中国人に入国制限を
始めた。欧州各国が制限するのも時間の問題だろう。


だが日本は相変わらずスルー。20年1月に世界が入国制限に動く中、最後まで
扉を明けたままだった。安倍政権ですらそうだから岸田政権はアテにできない。

とするなら、中国人が大量に入国し始める正月以降は日本の感染者も加速する
ことになりかねない。

1月の株式相場はそうした状況を想定しておくことが必要。中国経済の麻痺、
物流の滞りから貿易の停滞懸念も浮上するだろう。



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ポジション整理で売り圧強く出来高は大目 [株式]


21日の株式市場は続落。日経平均株価は180円安の26387円で大引け。
プライム市場の出来高は17.7億株、売買代金は3.7兆円。

昨晩のNYダウは92ドル高、NASDAQ指数は1ポイント高。


NY市場は下げ止まったが東京市場は続落となった。海外では一時130円台ま
で円高が進ん身、東京に入って132円台まで切り返した。

東京市場は昨日の流れから円高の動きを警戒する形で上値が重い。昨日の黒田
総裁による金利上限拡大による混乱の余波が続いている。

つまりポジション整理・組み換えの動きだ。それもあって本日も17億株と取引
高は大目。週内には取りあえずの整理は終わるだろう。


NYは何とか目先下げ止まった感があり、あとはドル円。130円前後までの調整
を指摘しておいたが、昨日のNYで予想より早く130円台を付けた。

ここは一度は止まりどころだが、年末年始には投機筋が仕掛けてきておかしくな
い。ここで130円割れの可能性もある。

大発会が大幅高で始まればいいが、逆なら目も当てられない。岸田首相は就任当
初から市場にとって疫病神。



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投機筋の動きに前倒し対応の上限引き上げか [株式]


20日の株式市場は大幅続落。日経平均株価は669円安の26568円で大引
け。プライム市場の出来高は18.4億株。売買代金は4兆円。

昨晩のNYダウは162ドル安、NASDAQ指数は159ポイント安。


NY市場は下落していたが東京市場はやや円安になっていたこともあり、プラ
スで推移していた。それが日銀会合の結果を受けて急落。

前日に松野官房長官が変更はない旨の発言していたこともあり、大方の見方は
現状維持だった。

黒田総裁は引き上げどころか必要なら緩和も辞さずとことあるごとに繰り返し
ていたことで、ここでの変更はないと見ていた。


夕刻の記者会見で黒田総裁は、長期金利目標上限を0.5%と変更に至った理屈
を言っていたが、終始苦しそうな表情と口ぶり。

どうも、意に沿わぬ形で何かの要請で変更した可能性がある。あるいは、直前
の動きで何かしらの動きを掴んだのか。

日経は現状維持の見通しを出していたが、米国のWSJは変更の見通しを出し
ていた。米国の要請だった可能性も否定できない。

中間選挙も終わり、インフレが峠を越えたため、これ以上のドル高は必要ない
ということか。

黒田総裁としても、このままだと正月休みに一気にドル高円安を投機筋に仕掛
けられる可能性があると踏んだ可能性もある。

145円を越えてから追い込まれて上限を引き上げては、日銀に対する信頼性が
落ちるため先手を打った。

とにかく、予期せぬ形の変更であり、黒田総裁の表情の苦しさは過去の自分の
発言に反したことへの苦悶ということだろう。



ドル円は132円台に入っており、チャートからは130円前後まで進みそう。本日
の株急落ではたして130円まで織り込んだかは疑問。

日経平均がTOPIXに比べ下落が大きいためNT倍率はさらに低下し、14倍
を下回り13.94倍となった。14倍割れは3月17日以来。

この時は15日から3日間だけ14倍割れで、その後相場の上昇で14倍台を回復し
ていった。

今回は値嵩株の習性という構造的なものが背景にあるため、いったん14倍とな
っても程なく13倍となりこれが定着する可能性がある。



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明日の日銀会合結果に思惑も現状維持変わらず [株式]


週明け19日の株式市場は続落。日経平均株価は289円安の27237円で大
引け。プライム市場の売買高概算は9.7億株。売買代金は2.3兆円。

先週末のNY市場の下落をそのまま引き継いだ形。明日の日銀会合で今後の政
策変更のアナウンスがあるのではといった憶測もあり一時360円安まであった。

さすがに松野官房長官が打ち消したことで反発。ザラ場安値は27165円まで。
おそらく明日の日銀会合はこれまで通りの現状維持。

黒田総裁の間はいじらない。また、変更する必要もない。この日本の状況下で
金利上昇へ動いても意味がない

物価高は燃料費や原材料費高によるもので利上げは無意味で、それどころか景
気悪化一直線だ。



NY市場はこのところ軟調だが、おそらく戻り高値を取った。FOMC直後は
小幅安だったがその後に急落。

利上げ継続見通しが強まったと解説されるが、それは当日のパウエル議長の記
者会見でわかっていたこと。主因はEUの利上げ・QTの影響だろう。

そして本日ブルームバーグが世界の巨大ファンドが年内に1000億ドル相当の株
式売却を実施するとJPモルガンの試算を報じた。

先週末のNY株の大幅下落はその影響というが、こうしたことが報じられた時
はすでに峠を越えていることが多い。年内と言うが実質あと1週間しかない。


東京市場はNTバリ率が14.07まで低下。今月5日が14.28だったためこの2週
間で0.2ポイント低下したことになる。

その分、TOPIXに対し日経平均のだダメージが大きいということだが、
日経平均換算で400円弱となる。

つまり、NT倍率がそのまま維持できていれば、本日の日経平均は27600円台
という訳。主因は値嵩株の下落。



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パウエル議長のタカ派スタンスに変化なし [株式]


15日の株式市場は反落。日経平均株価は104円安の28051円で大引け。
プライム市場の出来高は9.1億株、売買代金は2.2兆円。

昨晩のNYダウは142ドル安、NASDAQ指数は85ポイント安。


まず、昨晩のFOMCでは0.5%の利上げを決定。これは予想通りで違和感な
い。その分、来年の動向を探るうえでパウエル議長の会見に注目が集まった。

この点には、これまでの引き締めスタンスを変更しないだろうと指摘してお
いた。結果もその通りで、一部で期待されていた来年の利下げの言及はなし。

利上げを停止しても当分はそれを維持するというスタンス。ターミナルレート
(最終地点)は5%を超え、4%台後半の市場予想を裏切る結果。

こういう動きを見ると、NY株式市場は400~500ドル下落してもおかしくな
かったが、結果は140ドル安。

市場は思いのほか強い。これは前日の消費者物価指数の低下が投資家の安心感
を誘っているためだろう。



東京市場はNY株式が下落してもストレートに影響は受けないだろうとしてお
いた。ドル高に反応すると見ていたためだ。結果もほぼその通り。

NY時間では135円台後半とややドル高となったことで、東京では売り込む動
きとはならなかった。

このまま135円台を維持できれば、投資家も目途が立てやすくなる。全体とし
て企業収益も135円は追い風のレベル。


あとは、足元で突如降ってわいた岸田首相の防衛費増税強行発言。これでは企
業の賃上げに水を差すこと間違いない。

経営者サイドにとっては、格好の言い訳ができたとほくそ笑むこと間違いない。
一見、直接関係ないように見える国民も間接的に影響を受けるということ。

投資に際しても利益圧迫要因であるため買い方は不利となるが、救いは5年先
ということ。



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今晩のFOMCで楽観ムードの咎め [株式]


13日の株式市場は続伸。日経平均株価は201円高の28156円で大引け。
プライム市場の出来高は9.8億株。売買代金は2.4兆円。

昨晩のNYダウは103ドル高。NASDAQ指数は113ポイント高。


NYダウは寄り付き直後に700ドル高となったが、その後は売りに押され一時
マイナスとなる場面も。引けは100ドル高まで何とか持ち直した。

東京市場が寄付き直前の冴えない日銀短観をみても強かったのは、SP500
がNYダウ換算で250ドル高となっていたため。



さて、昨晩の米消費者物価指数は7.1%という結果。予想の7.3%を下回ったこ
とになる。NYは前日に大幅高していた分だけ上昇の勢いが削がれた。

前日の大幅高は内容が漏れていたとの声がもっぱら。ともあれ、朝方の配信分
で連続500ドル高は厳しいと指摘しておいたが、その通りの結果。

今晩はFOMCで0.5%の引き下げは織り込み済み。足元で市場予想のターミ
ナルレート(最終利上げ地点)観測が低下している。

これがNY株の上昇をもたらしているが、今晩のパウエル議長の発言では楽観
の咎めが出るのではないか。

その場合、NY株安・ドル高の動きでこれは何度が指摘した流れ。そうなった
としてもドル高の分、明日の東京市場はNYほどのダメージはなさそう。



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米CPIは予想以下で決着!? [株式]

3日の株式市場は反発。日経平均株価は112円高の27954円で大引け。
プライム市場の出来高は9.6億株、売買代金は2.4兆円。

昨晩のNYダウは528ドル高、NASDAQ指数は139ポイント高。


今晩の米消費者物価指数発表を控えNY市場は買戻しの動きが強まり大幅高
となった。

市場予想は先月より低下を見込んでいるため、売りポジションを持ちたくな
いとのスタンス。12月ということでいつもよりリスク回避が強いこともある。

東京市場は高く始まったがあとはダレダレの動き。出来高も昨日に続き9億株
台と低調。

NY市場の大幅高を反映しなかったのは、昨日の下げがNYに対して軽微だっ
たことが大きい。2日分で見るとほぼ帳尻があった。



さて、今晩22時30分に発表される米消費者物価指数は市場予想が7.3%。
これは先月の7.7%より0.4%も低い。つまり、低下を見込んでいる。

はたしてどういう結果となるか。おそらく、市場予想以下となるのではない
か。7%割れの可能性もなくはない。根拠は何か。

それは元データからの類推だ。先月発表の10月分は298で、今晩発表の
数字はおそらく298以下となるのではないか。

今年6月から10月まで4カ月連続で296台となっており、すでに峠を越えた
感が有る。

仮に、先月と同じ298とすると、昨年11月の277.9からはプラス7.2%とな
り市場予想を0.1%下回る。297まで低下した場合は6.9%と7%を割り込む。

逆に、300台に達すれば7.95%となりインフレ再燃懸念から株価急落止む
無しだが、ここまではなさそう。



では、想定通り市場予想以下の場合、NY市場はどうなるか。本来なら上昇
だが、前倒しで昨晩に大幅高したことで難しくなった。

市場予想より0.1%程度の低下では、昨晩で織り込んだ可能性もある。7%
を下回ってくると、昨晩に続き大幅高の可能性が出てくる。

この場合はドル安円高とセットだが、明日の東京市場はまだ株高に分があり
そう。そして、明後日はFOMC。


こちらは0.5%の引き上げを市場は織り込み済み。パウエル議長の発言はイン
フレ抑制に甘言はないだろう。よってNY市場は下方向ではないか。

明日、強いほど明後日は要警戒。

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ドル円のアヤに揺さぶられる [株式]


8日の株式市場は続落。日経平均株価は111円安の27574円で大引け。
プライム市場の出来高は10.9億株、売買代金は2.6兆円。
昨晩のNYダウは1ドル高、NASDAQ指数は56ポイント安。


東京市場は一時27500円を割り込んだ。NY市場を見ると下げ過ぎとも思え
るが、これは137円台から136円台へ円高となった動きにスライドしたもの。

引き続き、ドル円の動きに敏感に反応している。明日のMSQを睨み下に
振ってきた可能性もあるが、このところドル円の比重が大きい。


本日、ザラ場安値27417円まであったが、これで11月10日~11日の27485
円までの窓埋めとなった。日柄的にも27000円台前半の想定ゾーンも合致。

明日のSQ値算出に絡み揺れ動いても切り返すのではないか。あるいは、安く
引けても来週、一度はリバウンドがありそう。



本日ソフトバンクGが128円高と上昇したが、運用成績が悲惨な状況の中、上
昇トレンドに移行するとは思えない。

孫社長がMBOを仕掛けて非上場にするとの噂が絶えない。実際、そうなる
可能性は大きい。

さらにモバイル事業に参入した楽天も悲惨で、11月30日に発行したドル建て
社債はディスカウント分を考慮すると12%となる。

2年債で5億ドル(約700億円)の調達。この条件でないと発行できないとい
うこと。プロの市場関係者は投資不適格企業と見ている。

もはや、生き残りにはモバイル事業を売却するしかない。



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円安の影響が市場を下支え [株式]


7日の株式市場は反落。日経平均株価は199円安の27686円で大引け。
プライム市場の出来高は10.4億株、売買代金は2.6兆円。

昨晩のNYダウは350ドル安、NASDAQ指数は225ポイント安。


NY市場は2日連続大幅安。ダウはザラ場で500ドルを越える下落の場面
もあった。これでNYダウ、SP500とも下値支持線を割り込んできた。

もともとここまでのNY市場の戻りこそ大きすぎた。おそらく、FRBは来
たる下げを見越し容認していたのだろう。

アルゴ全盛相場なため、いったん流れができると追随や踏み上げで意味なく
大幅高となりそれが続いていただけ。

金融引き締め期には市場から資金流出は間違いないが、アルゴを利用するヘ
ッジファンドの資金はなくならないため、今回の戻りのようなことが起きる。

NYダウは30社の単純平均であるため、アルゴの影響が大きく出やすい。
8月高値を少し上回るところまで戻したがSP500は遥か下。



東京市場は本日TOPIXは引けにかけてだれて1ポイント安と、マイナス
だったがザラ場ではプラスの時間帯が多かった。

それでも下げが小さいのは指摘した通り短期的に売られすぎの状態にあっ
たため。

日経平均の199円安の内、東京エレクが60円、ユニクロが55円と2社
が引き下げた。この2日ほど大幅上昇していたユニクロは急反落。

全体として値上がり数が値下がり数より多くNY市場の下げの影響が小さめ
なのは、円安のためだろう。

このところ、NY市場よりドル円の上下幅の影響が大きくなっていることは
気に留めておきたい。



中国ではコロナ制限が緩和の動きとなってきた。政権サイドがオミクロンは
毒性が弱いと路線変更してきたことで全土で緩和は広がりそう。

本格的、共産党打倒デモは皆がもっと食えなくなってから。



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MSQに向けいびつなユニクロ買い [株式]


6日の株式市場は続伸。日経平均株価は65円高の27885円で大引け。
プライム市場の出来高は10.1億株、売買代金は2.5兆円。

昨晩のNYダウは482ドル安、NASDAQ指数は221ポイント安。


ISM非製造業指数が市場予想を上回る強さとなったことで、米金利上昇・
ドル高、株安となった。この際、ドル円は136円台へ切り返してきた。

NY株式市場は500ドル近く下落したことを受けて、東京市場は100円
以上安い27704円で始まったが、あとは戻り歩調となり引けはプラス。

NY市場は大幅に下落したものの、ドル円が円安となったことが主因で、
NY株上昇でも円高で下落していた動きと逆の展開という訳。

それに加え、どうしても週末のMSQを安くしたくない連中がいるようだ。
1710円高したユニクロだけで日経平均を70円近く引き上げた。

このユニクロ買いはいびつで、このまま買い上げるとSQ値算出後に一転
し売られる可能性があり日経平均は要注意。

ただ、全体相場の実態的はMSQまでの調整は想定内で、ここから戻りに
転じやすくなる。


昨日、米国とGDP比2%の防衛費を約束していた岸田首相が、今後5年間
で43兆円への防衛費増を防衛相と財務相に指示。

年間8.6兆円で現在の1.5倍。GDP比2%はNATO諸国の基準だが
守っている国はない。それもあってロシア侵攻に多くの国が慌てている。

日本は中国・北朝鮮と圧力は尽きない。ガードを固める姿を見せておけば、
悪党達も簡単には手が出せない。防衛関連は息が長いテーマとなりそう。



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MSQ睨みユニクロ上げで日経平均を維持 [株式]


週明け5日の株式市場は反発。日経平均株価は42円高の27820円で大
引け。プライム市場の出来高は10.6億株、売買代金は2.6兆円。

日経平均は反発したがこれはユニクロ効果だ。1社だけで86円引き上げた。
この分がないとマイナス。

TOPIXは▲6ポイントとやはり実態はマイナスである。TOPIXのザラ
場安値は▲12ポイントまであり、これは日経平均換算で約170円安。

これを見る限り、昨日指摘した金融機関の処分売りの可能性は捨てきれない。
ただし、出来高を見ると大方のポジション整理は完了したのでは。


本日、ユニクロが2530円高と大幅高し日経平均を引き上げたのは、もちろん、
週末のMSQを睨んだもの。つまり、これ以上下げさせたくない連中が支えた。

TOPIXは操作できなくとも、日経平均を短期的にいじるのはいとも簡単。
ただ明日も同じように支えるかは何とも言えない。

本日でポジション修正した可能性もあるためだ。とにかく週末までは各社のポ
ジション争いで意味のない変動がおきやすい。

すでに実体は超目先で売られすぎに入っているため、TOPIXもいつ反発が
起きておかしくない。



岸田首相がJNNの世論調査で支持率最低を更新との報道。本人は不本意だろ
うが、特に違和感はない。

すぐに支持率アップも期待できないとなると、いつ岸田降ろしが始まっておか
しくない。来年4月には統一地方選があるためだ。

今後、岸田首相では戦えないとの声が増加してくるのは必至。だが、4月までに
首相交代の時間があるのか。

通常国会で予算審議が始まり成立は3月。それを終えてから総裁選実施では、
4月の統一選に間に合わない。

内閣改造で支持率回復するとも思えない。また、国民民主との連立も噂されるが
これもどれだけ支持率アップに貢献するかは微妙だ。



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不可思議なパウエル発言での大幅高 [株式]


12月1日の株式市場は急反発。日経平均株価は257円高の28226円で
大引け。プライム市場の出来高は12.4億株、売買代金は3.1兆円。

昨晩のNYダウは737ドル高、NASDAQ指数は484ポイント高。ドル
円は136円台。


師走相場最初の日の取引は上昇となり好スタートとなった。NY株式市場の大
幅高となったため。

それをもたらした要因はパウエル議長の講演。およそ以下のような内容。

・穏やかな金利引き上げは、早ければ12月に始まる可能性がある。
・最終金利は、9月に予測したものより高くなる可能性がある。
・金利引き締め姿勢を、しばらく続ける必要がある。
・引き締めすぎて利下げする事態を避ける為に、減速しながら利上げを行う


これを見る限り、特段これまでと変わったことはない。上昇要因といわれる
12月の利上げ幅縮小がほぼ確定的となったことも、市場は想定内だった。

だがNY市場はこれを好感し大幅上昇となったという。これ自体が、不可思
議。


東京市場は寄付きは大幅高ながらすぐにダレダレモードとなり日経平均の日足
は窓開け上髭とあまりよくない足型。

TOPIXは高寄り陰線と、こちらもよくない。総じて戻り売りにあった形。
来週のMSQを睨んで大幅に上昇させたくない思惑がありそうだ。

ドル円の136円への円高進行が、それを補佐する形で格好の戻り売りとなった。
夕刻に135円台に入ったが、ここはネックラインでいったん止まりやすい水準。



中国デモの件は、広州で実施されていたロックダウンが解除された(感染者の
建物は引き続き実施)。この動きは当初指摘したこと。

学生に対しては冬休みを前倒しで始め、試験はオンラインで実施するとの報道
もある。とにかく集結させない措置。



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