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4月にドル円は動き出しそうな気配 [株式]


週明け25日の株式市場は大幅下落。日経平均株価は474円安の4414円で
大引け。プライム市場の出来高は16.1億株、売買代金は4.3兆円。

先週末のNY市場が下落したことに加え、朝から神田財務官の円安牽制発言で調
整色が強まった。


先週までは鈴木財務相から「注視している」旨の発言が繰り返されていたが、
本日の神田財務官は「介入の準備はできている」とまで踏み込んだ。

本日はこの発言がすべてといっていい。先週2000円以上急騰した直後だけ
に売り先行が引けまで続いた。

ただ、神田財務官の発言にも円高の動きは長くは続かなかった。まだ足元では
最初の警告であり、海外筋にどれだけ浸透したか不透明なためだろう。


ドル円のチャートを見ると151円台はこれまでの上限水準で、152円台に
入ってくると155円まで一気に突っ走っておかしくない状況だった。

日銀のマイナス金利解除とYCCの撤廃で日米金利差縮小は読めるのだが、ドル
円はこれを無視し、投機筋のポジションはドル高に偏ったまま。

そうした状況に神田財務官は危機感を抱いての発言だったと思われる。ここで
介入したら145円が取りあえずの目安となる。


その場合、株価の下落はやむを得ない。1000~2000円幅は覚悟しない
といけない。

介入がもう少しドル高に進んだ地点の場合は、株価は上値を試すことになる。
いずれにしてもドル円相場の動きと神田財務官から目が離せなくなった。

株価も介入まで言及されては無視できない。いずれにせよ、4月はドル円は
いずれかに大きく動きそうな日柄である。



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