今秋、クローズアップされそうな中国経済 [株式]
週明け14日の株式市場は大幅安。日経平均株価は413円安の32059円で
大引け。プライム市場の出来高は15.5億株、売買代金は3.6兆円。
昨日配信分で、お盆の時期で仕掛けが嵌りやすい時期としておいたが、早くも
それが現実化。ただ、取引高はそれなりにあるのが救い。
これが少し前の11億株程度だと、月内の3万円割れを懸念せざるを得ないと
ころだった。
ドル円は145円台に入り、ドル売り円買い介入の警戒感はあるが本日はナシ。
円債利回りは0.615%と特に大きな動きはナシ。
よって、米債利回り上昇の分だけ円安となった形。夏休みで債券市場で積極的
に動く連中はいない模様。結果的にそれが円安となって示現した。
昨日、中国に関し触れたが、経済面ではデフレ入りは以前も指摘しておいた。
そして、先週カントリーガーデン(碧桂園)が利払いを停止。
同社は大手不動産デベロッパーで、昨年末段階での負債総額は28兆円規模に
も達する。来月8日までに利払いが実行されないとデフォルトとなる。
ただでさえ景気悪化が言われる中国で、同社が破たんとなれば波及効果は大
きい。恒大の時のように政府が介入して時間をかけてやり過ごすのか。
そうなっても、他にも破綻候補はいくつもあることからきりがない。その間、
中国経済は悪化し続ける。中国経済は今秋の大きなテーマとなりそうだ。
2023-08-14 22:18
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