SSブログ

金小売価格1万円台乗せとBRICS新通貨先送り [株式]


30日の株式市場は3日続伸。日経平均株価は106円高の32333円で大
引け。プライム市場の出来だkは13.5億株、売買代金は3.3兆円。

昨晩のNYダウは292ドル高、NASDAQ指数は238ポイント高。

NY高を映して本日も続伸となったが、後場は戻り売りに押され伸び切れなか
った印象。出来高も13億株台まで回復し売り買い交錯してきた。

10億株台で上昇してきたときは明らかに違っている。この戻り売りを吸収
して33000円に行くには材料不足。


昨日、国内金小売価格が1万円に達したと報道されていた。本日も続伸し2日
連続の1万円台乗せ。

これまで節目節目では貴金属店に売りを持ち込む人が多かったが、今回は買い
を検討する人も多いという。将来不安を見ている人が多いという。

金価格の上昇は何年も前から何度も繰り返し言及してきた。その意味では当然
の動きだが、足元の上昇はドル高円安によるところが大きい。

国際商品相場は基本的にドル建てであるため、円安となれば上昇する。ガソリ
ン価格の上昇も同じ理屈だ。

ドル建ての金価格は1965ドルとまだ2000ドル以下での推移となってい
る。金利上昇局面では金は下落基調が多いが今回は踏みとどまっている。


それだけ買い需要があるためで、中国を筆頭に新興国がその役を担っている。
BRICS新通貨を金にペッグする噂もあるが、今回の南ア会議では見送られた。

おそらく、システム上の準備不足以外に、原資となる金自体の保有量に問題が
あるのではないか。つまり、足りてないということ。

今回6か国が追加加盟されたが、今後も拡大は既定路線。加盟国が増えるほど
新通貨のニーズは高まる。

だが、金とペッグする以上、新通貨の発行量をやみくもに増やすことはできな
い。あくまで原資=種玉の範囲内だ。

つまり、新通貨の発展は当初から制限つきという構図となるため、すぐに上限
に到達では新通貨の役割が果たせなくなる。


明日は8月最終日。月末アノマリーが働きやすい日。3連投を受けて始まるだ
けに、一息入れておかしくない。明後日1日は米雇用統計。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。