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弱気見通し多く、売り残が1兆円台乗せ [株式]


28日の株式市場は小幅反発。日経平均株価は21円高の27445円で大引け。
プライム市場の出来高は13.8億株、売買代金は3.3兆。

昨晩のNYダウは72ドル高、NASDAQ指数は72ポイント高。


2月最終日となった本日は反発したものの伸びきれず。ザラ場高値は27585円
と抵抗ゾーンの27600~27800円の手前で失速した形。

これで足型は高寄り陰線となった。TOPIXが窓埋め達成後の失速と定石通
りの動き。利食い売り・戻り売りを待ち構えていた連中が存在。


また、本日は月末でポジションの組み入れが行われる日。その為出来高も膨ら
んだ。後場の下落もこの影響と思われる。

過去の月末日は大幅安となることも少なくなく、売り物をこなした本日は基調
の強さを示唆している。

明日、月初日は上昇することが多いが、仮にNY市場が高くても上記のゾーン
を一気に突き抜けるとも思えない。逆に基調を崩す動きも考えづらい。


先週末の24日現在で信用売り残が1兆円台を越えてきた。20年9月以来のこと
だが、最近の増加ぶりが目立つ。

年初の1月6日は6400億だったから1か月半で4000億円も売り残が積み増され
たことになる。

対して買い残は1月6日が3390億円、2月24日が3280億円だからほぼ横ばい。
つまり、売り残の増加が目立ち弱気の投資家が多いということになる。

来週はMSQのためそれまで投機筋達が踏み上げを狙って持ち上げてきてもお
かしくない。



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しばらくは崩れが続かない相場 [株式]


週明け27日の株式市場は小幅反落。日経平均株価は29円安の27423円
で大引け。プライム市場のできだかは9.8億株、売買代金は2.2兆円。


先週末のNY市場の下落を受けて安くなったが、堅調相場という印象。それも
そのはずTOPIXは4ポイントプラス。

ドル円が136円台と円安が進んだとはいえあまりに底堅い。今後の円安を見
ていただけでは説明できない。

やはり、東証によるPBR1倍以下企業への要望が効いている。つまり、水準
訂正相場が続いているというわけで、これは当面継続される。

その間に下落局面はあるだろうが、昨年ほど大崩れはないのではないか。油断
していると切り返してくるという流れ。

この下落局面というのは、まずNY市場が金利上昇に耐えかねて大幅下落した
局面でこれはいつ起きてもおかしくなっている。3万ドル割れもありうる。

そして、北朝鮮や中国による軍事緊張が高まった場合もリスクオフの下落は
避けられず、これは随時チェックが必要。


当面はこの底堅い動きで昨日指摘の通り、保ち合っていた27600~27800円
まで戻す動き。

その先の28000円台はNY市場や他の要素次第となるが、可能性はまだ残っ
ている。
 

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足場がない位置で引けた日経平均 [株式]


22日の株式市場は大幅続落。日経平均株価は368円安の27104円で大引
け。プライム市場の出来高は12億株、売買代金は2.8兆円。

昨晩のNYダウは697ドル安、NASDAQ指数は294ポイント安。明日の東京
市場は天皇誕生日で休場。ただし先物は祝日取引。


金利上昇に耐えかねてNY市場は大きく崩れた。これまで保ち合いだったもの
が下放れした形。

足元の金利上昇は今に始まったものではなく月初から上昇しており、先週も3.7%
を越えてきていた。それが4%直前まで来たことでNY株は耐えられなくなった。


これを映した東京市場もさすがに大きく崩れた。ただNYの下落幅を考えると、
そこまで酷くはない。寄付きが27200円台と200円安程度だった。

これまでの底固さを意識し控えめな下げ幅の寄付きだった。結局、現物のザラ場
安値は27046円とギリギリ大台を維持。

下落時の目安の27000円前後まで一気にきたことになるが、ここまで下落したな
ら、ザラ場で26938円までの窓埋めをしてほしかった。

本日終値は、その窓開け翌日の安値27150円を下回り宙ぶらりんの状態。つまり
足場がない位置。TOPIXが同位置まで、10ポイント以上あるのが救い。


本日窓開け陰線と下げが加速しておかしくない足型なため、明後日に一気に窓埋
めしてもおかしくない。踏ん張りどころ。

過熱水準にあった騰落レシオは118まで低下。NTY倍率は13.72と0.3ポイン
ト低下。プライム市場のPERは13.89倍と14倍を割り込んできた。



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高原状態の中、騰落レシオは過熱圏 [株式]


21日の株式市場は反落。日経平均株価は58円安の27473円で大引け。
プライム市場の出来高は10億株、売買代金は2.2兆円。

昨晩のNY市場はプレジデントデーで休場。


NY市場は休みということもあり動きは小さい。それでも、日経平均はだれた
がっているのだが、TOPIXが強いためなかなか値幅が出ない。

TOPIXは2ポイント安と、両指数とも下落したが値上り・値下がり数では
前者が多い。

そのため、騰落レシオは132ポイントと昨日に続き130ポイント台を維持した。
また、TOPIXが日経平均より強いことでNT倍率は本日13.75まで低下。

ちなみにこれ以下は今年3回だけ。13.7以下は1月16日の1回だけ。年初来最低
値更新も遠くなさそう。


昨日言及の国連安保理の緊急会合は北朝鮮非難決議に至らず。中国とロシアが
反対したため。予想されたことでまったく時間の無駄。

朝鮮総連の規制など国内でできることをやるしかないが、岸田政権にその覚悟
はない。ただ遺憾砲を繰り返すだけ。


今後の展開として、北朝鮮は核実験を実施するだろうといわれている。これは
昨年も兆候が見られていたが、結局実施されないままここまで来た。

現在、北朝鮮は飢餓状態が酷いようで国連に食糧支援を要請している。それが
通らないようだと、いよいよ核実験という流れということか。

核実験の場合はさすがに東京市場は大幅安は避けられない。過去の核実験の際
も下落に反応している。


目先は24日の植田次期日銀総裁行への質疑が焦点で、これには安全運転で現状
の金融緩和を踏襲する形の答弁だろう。素人相手にいきっても仕方がない。

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TOPIXの強さ際立つ相場 [株式]


週明けの株式市場は小幅反発。日経平均株価は18円高の27531円で大
引け。プライム市場の出来高は10.1億株。売買代金は2.2兆円。

今晩のNY市場はプレジデントデーのためお休み。


土曜日に続き本日も日本海にミサイル2発を発射。但し、短距離ミサイルで
EEZの外だった。

一連の動きに対し、本日、金正恩の妹の金与正労働党副部長が、「太平洋を
射撃場として活用する頻度は米軍の行動の性格にかかっている」と警告。

つまり、太平洋に弾道ミサイルを撃ち込む可能性を示唆した。これに対し、
岸田首相が、岸田首相は国連安全保障理事会に緊急会合の招集を要請。

これに応じる形で国連安保理が、米東部時間20日午後3時(日本時間21日
午前5時)から緊急会合を開くこととなった。

だが、北朝鮮制裁はこれまでも実施されており、セレモニー的会合で終わる
可能性は否定できない。



こうした動きを横目にしながらも株式市場はしっかり。寄付き後に弱含む動き
が見られたもののすぐに切り返し日経平均は反発して引けた。

TOPIXも7.7ポイント高となり、これは日経平均換算で約100円高。俄か
に信じ難い動きで、「もうはまだなり」「懐疑の中を育つ」を地で行く動き。

値上がりと値下がり数は1300:460とダブルスコアで値上り数が多く、単に
指数だけが強いわけでもない。


これで25日騰落レシオは137ポイントとこの戻りの最高を更新してきた。過去
には150ポイント台もあるが、過熱圏に入ってきたことは確か。

おそらく海外年金やオイルマネーの買いが継続して入っているのではないか。
日経平均に対し、TOPIXの動きが異様に強いのもそのためだ。

ここから最後の吹き上げの可能性がどうしても残るが、いきなりの梯子外しも
過去何度もあり難しい相場。



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4月以降、インバウンド爆増の予感 [株式]


16日の株式市場は反発。日経平均株価は194円高の27696円で大引け。
プライム市場の出来高は11.4億株、売買代金は2.6兆円。

昨晩のNYダウは38ドル高、NADAQ指数は110ポイント高。


米国の物価は上昇スピードは落ちたものの高止まりしている状態。あと1回の
利上げで打ち止めから、2回を見込む向きが多くなってきた。

年内の利下げも消える勢い。利上げ効果が遅いのはウクライナ戦争によるもの
と見ている。

一つは資源、農産物、飼料価格の上昇を通じて。もうひとつは軍事産業の特需
を通じて。特に後者は日本でいえば公共事業に当たる。

軍需業界が途方もない好景気となっていることで、全体の落ち込みをカバーし
ているという見方。引いては、逆業績相場を遅らせる要因にもつながる。


物価上昇は庶民生活に影響を与えている。日本で卵の値段が1パック300円
台まで上昇していると報道されているが、NYでは10ドル、約1300円。

あちらは12個入りを勘案しても日本の3倍に相当する。また、ラーメンなど
も2000円以上は当たり前。これはNYだけでなく欧州でもそう。

つまり、海外の目からは日本の物価は先進国とは思えないほど安いということ。
アジア諸国も所得上昇で、日本の物価もそう高いと感じられなくなった様子。

彼らは毎年所得が上がり続けているため、コロナ前と比べると日本は安くなっ
たという声も少なくない。


よって、これから訪日客が爆増する予感。1月の149万人はコロナ前の19年1月
比で55%だが、これにはほとんど中国人が含まれていない。

日本の対応に怒って中国政府が渡航制限をかけたため。だが、3月にも両国の
規制が解除される。彼らの50万人を加えると19年と同じ水準となる。

上記、日本の物価の安さをめがけてこれから世界中から訪日客が急増する可能
性がある。4月以降の動きを睨み、インバウンド関連には要注目。



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銀行株が支える東京市場 [株式]


15日の株式市場は反落。日経平均株価は100円安の27501円で大引け。
プライム市場の出来高は11.8億株、売買代金は2.7兆円。

昨晩のNYダウは156ドル安、NASDAQ指数は68ポイント高。


米消費者物価指数は6.4%という結果で、予想の6.2%をやや上振れと
なった(コアは予想と同じ0.4%)。

やはり言及しておいた通り強めに出た。これを受けたNY市場は乱高下の展開。
寄りから売り込まれたがプラス圏へと浮上も続かず、400ドル以上の下落。

米10年債金利は3.7%台、ドル円は133円台と市場予想を上回ったこと
で強基調。NY株が踏ん張り過ぎている印象。


東京市場は引き続きもどかしい動き。上を目指すにもNYが下落では阻止する
売りが出て、下に崩すにも円安がクッションとなっている。

保ち合い状況が長い場合、突発的要因が相場を動かす契機となることが多い。
日経平均の日足を見ると、最近は陰線が多く調整したがっている。

TOPIXが強いのは日銀の政策転換期待から銀行株が買われているためで、
みずほFG、三井住友FGは本日高値更新。

このところの上昇で前者は19年以来の高値更新、後者はなんと08年10月
以来の高値更新中。三菱UFGは1月高値は08年7月以来の水準。

植田新体制となればYCC撤廃は既定路線で、これは金融機関の収益改善に結
びつく。銀行株の上昇傾向はもうしばらく続きそうだ。



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YCC撤廃は既定路線 [株式]


14日の株式市場は反発。日経平均株価は175円高の27602円で大引け。
プライム市場の出来高は10.1億株、売買代金は2.4兆円。

昨晩のNYダウは376ドル高、NASAQ指数は173ポイント高。


マーケットは今晩の米消費者物価指数待ちながら、NY市場は大幅続伸。市場
関係者は楽観的に見ているわけではなく、むしろ慎重目線が多いという。

事実、長期金利も3.7%前後で高止まり。にもかかわらず株高なのは売り方の
買い戻しが入っているとの見方。

市場予想は総合6.2%、コア0.4%。22:30分発表。



さて、本日政府は新日銀人事を国会に提示。日銀総裁に植田氏、副総裁に氷見
野・内田氏と予想の顔ぶれ。

これを受け今月24日以降、衆参両院で3人の所信の聴取や質疑が行われる予定。
その後、衆参両院の本会議での可決、承認を得た上で正式に任命する流れ。

新植田体制はどうなるか少し言及しておきたい。一見、本人が「金融緩和の継
続が必要」と発言していることから大きな変更はなさそう。

だが、内容はこれまでと違ってくるだろう。YCCの鉄扉も遅くとも年内にな
されるだろう。

いったん撤廃されれば、数日は株式市場も大荒れだろうが長続きしないだろう。
長期金利がどこまでも上昇するわけではない。

物価上昇の動きがが落ち着いたところで打ち出せば、それだけ金利の頭も低く
なる。



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気がかりなEPSの低下 [株式]


週明け13日の株式市場は反落。日経平均株価は243円安の27427円で大
引け。プライム市場の出来高は11.5億株、売買代金は2.6兆円。

久々に崩れたという印象。といっても240円安だから大したことはない。ザラ
場では404円安の27266円安まであったが、後場は一貫して買い戻しの動き。

つまり、売り仕掛けたはいいが腰が入っていないということ。ドル円もやや
円安基調となったことも売り方の援軍にはならなかった。


日経平均の日足は先週末から窓開け陰線となり、これは目先調整の暗示なが
ら下髭を引いたことでまだ勢いは弱い。

5日線の27594円は割り込んだが、75日線の27292円は引けで維持。ザラ場
の27266円はこの75日線を試しにいった動きともいえる。

騰落レシオは先週末が130、本日124と引き続き荷もたれ気味状態。上に行く
には一気に大幅高する必要がある。でないと、荷もたれ分が圧迫してくる。


気がかりは東京市場のEPSが低下していること。本日発表分でプライム市場
のPERは13.86倍。

EPSは1978円となり2000円を割り込んできた。先週までは2000円を維持
していた。この2000円割れが続くようだと株価下押し要因。

目先は明日晩の米消費者物価指数。いずれかに振ってきておかしくない。下方
は用心しておきたい。



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日銀新総裁発表まで売り崩し手控えか [株式]


8日の株式市場は3日続落。日経平均株価は22円安の27584円で大引け。
プライム市場の出来高は10.4億株、売買代金は2.5兆円。

昨晩のNYダウは207ドル安、NASDAQ指数は203ポイント安。


NY市場の下落したが、TOPIXはプラス1ポイントとなるなど東京市場は
ほぼ横ばい。前日のNY市場の上昇時について行かなかった裏返し。

また、明日のSQで先物OP市場で取引高の多い外資が、大きく下振れさせた
くない思惑もある様子。

昨日発表された1月の景気ウオッチャー調査を少しだけ。現状DIは48.5と
前月比0.2ポイント低下。これで10月の50.8をピークに3か月連続の低下。

一方の先行きDIは49.3と、前月比2.5ポイント上昇。こちらは12月に続い
て2カ月連続の上昇。

コロナ収束傾向を見て、先行きの動向を前向きにとらえているためだろう。
先行きが現状を逆転したのは昨年9月以来で、状況に変化が出てきた。



市場の関心は日銀人事に移ってきた。当初は明日新総裁が発表予定だったが
来週へずれ込んだとの報道されたが、予定通り明日発表との見方もある。

打診されたと報道された雨宮副総裁が新総裁となれば、黒田路線継続から
円安との見方が多い。この場合は株高。

対して、中曽副総裁なら円高に反応すると見られている。その場合は株安。
雨宮氏は固辞しているとも伝わるが、所詮は下衆の勘繰り。

正式に発表されるまでは雨宮総裁誕生→円安・株高思惑から売り崩しは手控
えられそう。



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パウエル議長のタカ派発言でも強いNY市場 [株式]


昨晩のNYダウは265ドル高ながらザラ場は乱高下。一時250ドル以上下落の
場面も。パウエル議長のインタビュー発言が要因。主な内容は以下の通り。

・1月雇用が これほど強いと予想したメンバーはいない
・雇用市場の強さは、インフレ制御に時間を要することを意味する
・デフレに時間がかかる
・データが予想より強いものが続けば、もっと利上げをするだろう 
・目標2%は変わらない
・まだ十分な金利設定を達成していない


特に、これまでと変わったところはなくタカ派姿勢も変化はなく、それを受け
て市場化急落。

だが、改めてデフレに言及するなどディスインフレを意識している点が評価さ
れて大きく切り返すという動き。

後者は後づけの気がするが、それだけ上方向に持っていきたい連中がいるとい
ることだろう。


東京市場は前引け段階で79円安ながらTOPIXは0.57ポイント高と
日経平均が売られている。

ソフトバンクGが65円、ユニクロが36円引き下げに寄与しており日経平均
の下落は実質的にこの2社によるもの。

業績云々はあるが、明後日のSQを睨み勢力争いの一環。



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週末のSQ睨み [株式]


7日の株式市場は小幅安。日経平均株価は8円安の27685円で大引け。
プライム市場の出来高は11.2億株、売買代金は2.6兆円。

昨晩のNYダウは34ドル安、NASDAQ指数は119ポイント安。


東京市場は週末のSQ睨みの動き。寄付きよりしばらくは高くてもすぐに
ダレ始める展開で、昨日に続き陰線引け。しかも並び陰線。

戻り高値で示現しているだけに要注意。TOPIXは上昇したがザラ場
高値は抜けず(引値は1ポイント更新)


今晩、パウエル議長の講演での発言が注目されているが、おそらくタカ派
姿勢は変わらない。

NY市場はSP500のPERが19倍へ上昇するなど、戻り過ぎの感が
ある。来週14日は米消費者物価指数の発表。

当局はインフレを警戒しているため、そこまで低い数字は出さないかもしれ
ない。

今月発表の1月調査分から集計方法の変更がなされるため、数字はいじりや
すい。後から確定値発表段階でいくらでも修正できる。


目先はSQ待ちで、明日明後日で戻り一巡も意識しておく必要がある。この
りで次々にメドを取ってきたが、それでも28000円に達していない。

それだけ重たいということ。窓埋めの27900円台まであと一吹きあるか
どうかという局面。本日ようやくゴールドマンのTOPIX売りが止まった。



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またもゴールドマンがTOPIXの頭を抑える [株式]


週明け6日の株式市場は続伸。日経平均株価は184円高の27693円で
大引け。プライム市場の出来高は13.1億株、売買代金は3兆円。

東京市場は続伸となり年初来高値を更新。ただし、TOPIXはザラ場、
引け値とも更新できず。日経平均はザラ場高値27821円。


3月で任期が切れる黒田総裁の後任に雨宮副総裁へ打診がなされているとの
報道で、ドル円が一段と円安となり132円に入ってきた。

雨宮氏であれば、黒田総裁の緩和路線を引き継ぎ、当面現状路線継続との思
惑からだ。ただし、本当に雨宮総裁誕生となるかは別。


株式市場は上値メド一つの27800円を取っての陰線。保ち合い放れと
なったがはいいが、高値更新の陰線は悪形。

しかも、TOPIXは高値を上回れなかった。先週に続き本日もTOPIX
先物はゴールドマンが4000枚以上の売り越し。

これでゴールドマンのTOPIX建玉は6000枚以上の売り長。同社の
日経先物は買い長ながら、6月限りはマイナスのためイーブンの状態。

日経平均はテクニカル的に過熱状態でいつ調整入りしておかしくない。週末の
のSQまで強引に支えるようだと梯子外しにあう可能性があり要注意。



米国で撃墜された中国の気球が辿った航路を見ると、アラスカ方面からフロリ
ダ方面に南西に横切ってきたことがわかる。

途中に8か所の米軍事基地上空を飛んでいる。どう見ても偵察気球であること
は間違いない。気象観測用であれば、中国があれだけ激怒するはずもない。

日本を含めた他国でも見つかっており、中国は世界的にスパイ気球を飛ばして
いることがわかってきた。



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GSの先物大量売りが頭を押さえる


2月2日の株式市場は続伸。日経平均株価は55円高の27402円で大引け。
プライム市場の出来高は11.9億株、売買代金は2.8兆円。

昨晩のNYダウは6ドル安、NASDAQ指数は231ポイント高。

昨晩のFOMCは予想された通り0.25%の引き上げとなった。これで政策
金利は4.5~4.75%となる。

ターミナルレートの5%強まで0.25%をあと2回程度ということになる。
パウエル議長の発言も、引き続きの利上げ継続を示唆した。

ただ、いずれも想定内だったことと必要以上のタカ派発言にはならず、経済デ
ータ次第と含みを持たせたこともあり市場は買戻し優先の動き。

NYダウはほぼ変わらずながら、SP500が42ポイント高とNYダウ換算
で300ドル以上上昇となり実態は大幅高。


東京市場もこれを映して高く始まったが、伸びきれずにヨコヨコの展開。ただ、
TOPIXは7ポイント安となり連続陰線。これで2日連続の順下がり陰線。

日経平均がプラスだったのはユニクロが1社で67円引き上げたためで、実態
はTOPIXの通り。

そのTOPIX先物はゴールドマンが4200枚もの大量売り越し。これまで
の買い越し分の手仕舞い。結果的にこれが上値を抑えた。



ドル円が128円となっても大きく反応しなかったのは、これまでとは違った
動き。背景には外人買いがある。

先週外人は現物を3000億円、先物を1兆円、計1兆3千億円買い越した。
現物は1月2週以来3週連続の買い越し。

先物は12月の売り越した分の買戻しで、まだ全部買い戻せていないとの見方
がある。

それでも先週1兆円越えの買い越しと昨日今日のゴールドマンの動きを見ると
いいところまで来た印象。

明晩は米雇用統計で、これが市場予想通りであれば一段と円高進行がある。そ
の場合、東京市場は踏ん張れるかに注目。



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TOPIX日足は調整を示唆 [株式]


2月最初の取引の株式市場は小幅反発。日経平均株価は19円高の27346
円で大引け。プライム市場の出来高は11億株、売買代金は2.8兆円。

昨晩のNYダウは368ドル高、NASDAQ指数は190ポイント高。


NY市場は前日の下落を打ち消す上昇。FOMCを前に神経質な動きとなってい
る。東京市場はNY市場を無視するかのような展開。

高寄りしてダレるという昨日と同じ展開。27500円以上は抑え込まれている
感が強い。


本日はゴールドマンが先物で3500枚売り越しておりこれが突き抜けきれなか
った要因。

この戻り過程でゴールドマンは積極的に買ってきており、それが本日大きく売
りを出してきたのは注目される。

騰落レシオは2ポイント高の127ポイントとなり、これで4日連続の120ポイ
ント台。次第に荷もたれ感が出てきた。


日経平均は小幅反発となったのに対し、TOPIXは続落。これでTOPIXの足型は
昨日ザラ場高値を付けての連続陰線。俗にいう順下がり陰線で目先調整を示唆。

通常ならこれでしばらく調整の可能性が高いのだが、今晩FOMCがあるため足
型だけで決定的なことは言えない。

チャートはそれをも織り込んでいるという見方もあるが、そうともいえないこ
とは少なくない。もし、サプライズがあればいとも簡単にダマしとなる。

昨晩のNY市場が大幅高でなければFOMCで急伸も意識したが、先取りして上昇
したこともあり決め打ちしづらい。



ネットでは電気料金の高騰に悲鳴の声が連日上がっている。補正予算で数千円
が支援されるがとてもそれでは収まらない。年金生活の年配者は死活問題。

ほぼ寝たきりでガス代で5万円請求が来た年金生活者も。原発を動かす話はどこ
にいったのか。国会議員が声を上げないのがクソ。



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