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ブラックロックだけでない日本株への投資意欲 [株式]


28日の株式市場は急反落。日経平均株価は594円安の40168円で大
け。プライム市場の出来高は19.8億株、売買代金は4.9兆。

昨晩のNYダウは477ドル高、NASDAQ指数は83ポイント高。

NY市場は高かったが東京市場は大幅に下落した。配当落ち分が250円程度
るためこれを埋めるか注目されたが、埋めるどころか大きく食い込んだ。

昨日の上昇分を成しにして配当落ち分の下落を勘案するとちょうどいい位。
つまり、一昨日終値から配当落ち分を引いた水準という訳。


本日、先週の投資主体別動向が発表された。外人投資家は現物が△960億、
先物▼560億円といつもより金額は少ない。

信託は現物▲720億円と売り越したが先物を1560億円買い越した。そ
して個人現物が▲8700億円と大きく売り越した。

足元では外人の買いは一服となったが、年初以降の外人買いは主にオイルマ
ネーと見られている。

それは欧州からの買いが多いためで、オイルマネーの多くはシティーを経由
して投資される。北米からの買いはあまり見られない。


昨日、ブラックロックが日本株の投資判断を引き上げたことを言及したが、
米CNBCの投資家調査で日本株がダントツの40%という結果となった。

2位が欧州の26%、3位が中国と南米の4%であるから、日本の人気が
かがえる。日本買いの底流はまだ終了していない。

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4月はドル円が焦点 [株式]


27日の株式市場は反発。日経平均株価は364円高の40762円で大引け。
プライム市場の出来高は18.9億株、売買代金は5.2兆円。

昨晩のNYダウは31ドル安、NASDAQ指数は68ポイント安。

本日は権利取り最終日ということも有り反発の動きとなった。今日明日で配当
再投資が1兆円見込めるなどの憶測も上昇を後押しした。

ただこれは実際どれだけ再投資されるかは不明。株式の配分の上限付近である
ことを考えると大したことはないのではないか。


本日、ドル円相場が151円90銭台となったことで、鈴木財務相が介入を示唆
する牽制発言を行った。介入示唆は週明け25日の神田財務官に続くもの。

実際、介入が行われる場合は米国との切り替わりの時間である夕刻~米国の動
きが活発化する前に実施されることがある。出鼻をくじこうというものだ。

既報の通り、このまま152円台に突入すると155円まで一気に円安が進む可能
性がある。


神田財務官としても、日銀がマイナス金利解除で円安の展開は意外だったのだ
う。週明けの記者のぶら下がりで髪は乱れ、顔つきにも余裕がなかった。

そこでは、「これは投機的な動きでこの先日米金利差は縮小する」と言及。
現時点で、日米金利差は特に拡大していない。

その中での円安だけが進んでいる。こうした場合、金利差拡大で円安水準に追
いつくか、金利差総統水準まで円高進むかということになる。


前者の場合は米10年債の利回り上昇となり、NY株にとっては逆風。東京市場
もその影響を受ける。

後者の場合は円買い介入が考えられ、これは東京株式市場を直撃する。どちら
に転んでもいい傾向ではない。

これから4月は為替絡みで動きが出て、株式市場はそれに引きずられそうだ。



世界最大規模の資産運用を誇るブラックロックが日本株の投資判断を上から
3番目から2番目に引き上げた。

半年後から1年後をめどとしたもので、引き上げは昨年9月以来のこと。これ
実際の運用もさることながら欧米にアナウンスメント効果がありそう。



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月末にかけて下落基調? [株式]


26日の株式市場は反発。日経平均株価は16円安の40398円で大引け。
プライム市場の出来高は15.7億株、売買代金は4.3兆円。

昨晩のNYダウは162ドル安、NASDAQ指数は44ポイント安。

東京市場は前日の大幅下落の反動もあって反発の動きとなったが続かず。意図
的か実需によるものかは定かではないが、戻りを阻止するような動きの印象。


明日27日が権利取り最終日、明後日28日が約250円の配当落ち日。例年
は最終日に上昇するほど落ち日は反動で下落が大きくなりがち。

そして、29日が年度内最終取引日。ここはここで低く抑えたい連中と高く維
持したい連中の思惑がぶつかり合う。

また、恒例の月末安も意識しておく必要があるが、今回は4月1日から日経平
均採用入れ替えがありこれに伴うイレギュラーな動きも考えられる。


日経平均連動型ファンドがこの入れ替えに備えて数千億円規模の売り物を出し
てくると見られている。

引け値で組み入れのため、その買付資金にそれ以外の株を売却するため、日経
平均は下落圧力となる。一時的なもので終われば通常モードに切り替わる。

よって、来週初4月1日はこの反動と月初高のアノマリーから、29日が下落
するほど反発力が期待できることになる。



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4月にドル円は動き出しそうな気配 [株式]


週明け25日の株式市場は大幅下落。日経平均株価は474円安の4414円で
大引け。プライム市場の出来高は16.1億株、売買代金は4.3兆円。

先週末のNY市場が下落したことに加え、朝から神田財務官の円安牽制発言で調
整色が強まった。


先週までは鈴木財務相から「注視している」旨の発言が繰り返されていたが、
本日の神田財務官は「介入の準備はできている」とまで踏み込んだ。

本日はこの発言がすべてといっていい。先週2000円以上急騰した直後だけ
に売り先行が引けまで続いた。

ただ、神田財務官の発言にも円高の動きは長くは続かなかった。まだ足元では
最初の警告であり、海外筋にどれだけ浸透したか不透明なためだろう。


ドル円のチャートを見ると151円台はこれまでの上限水準で、152円台に
入ってくると155円まで一気に突っ走っておかしくない状況だった。

日銀のマイナス金利解除とYCCの撤廃で日米金利差縮小は読めるのだが、ドル
円はこれを無視し、投機筋のポジションはドル高に偏ったまま。

そうした状況に神田財務官は危機感を抱いての発言だったと思われる。ここで
介入したら145円が取りあえずの目安となる。


その場合、株価の下落はやむを得ない。1000~2000円幅は覚悟しない
といけない。

介入がもう少しドル高に進んだ地点の場合は、株価は上値を試すことになる。
いずれにしてもドル円相場の動きと神田財務官から目が離せなくなった。

株価も介入まで言及されては無視できない。いずれにせよ、4月はドル円は
いずれかに大きく動きそうな日柄である。



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残すはTOPIXの最高値更新 [株式]


21日の株式市場は大幅続伸。日経平均株価は812円高の40815円で大
引け。プライム市場の出来高は22.1億株、売買代金は5.9兆円。

昨晩のNYダウは401ドル高、NASDAQ指数は202ポイント高。


FOMCは大方の予想通り5.25~5.5%の現状維持。パウエル議長の会見
は慎重な姿勢を見せつつもやや緩和的内容。

これを受けNY市場は大幅高となり主要三指数とも最高値を更新した。東京市場
は508円高で始まるなど大窓を開けて寄付き、高値引けとなった。

昨日、3月7日の高値トライと指摘しておいたが一気に抜き去ってしまった。
それだけ強いということ。


NY市場は三指数とも史上最高値更新で、日経平均も最高値更新。世界の主要指
数の中で昨年以降最高値を更新していないのは中国とイタリアくらいとなった。

東京市場の日経平均は更新したが、TOPIXはまだ。89年12月の2884が
最高値で、本日終値が2796とあと88ポイント。

NT倍率を14.5倍で計算すると1276円。つまり、日経平均が42000
円となればTOPIXは最高値となる。

こちらはもう少し時間が必要と見ていたが、足元の動きで急に可能性が出てき
た。年度末の乱高下を乗り切れば見えてくる。


週明け25日より半導体指数の発表が開始される。これは以前もお伝えした。
そして4月1日には日経平均採用企業が入れ替え。

除外は宝HG、大セメ、大平金、新規はZOZO、ディスコ、ソシオネクスト。
半導体関連が2社も入る。今後、日経平均は半導体株により左右される。

これまでNASDAQ指数との相関性が強いといわれてきた日経平均だが、今後
はSOX指数(半導体株指数、30社)との連動性がより強くなるかもしれない。



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事前報道通りマイナス金利解除 [株式]


19日の株式市場は続伸。日経平均株価は263円高の40003円で大
引け。プライム市場の出来高は19.3億株、売買代金は5.2兆円。

昨晩のNYダウは75ドル高、NASDAQ指数は130ポイント高。

注目の日銀会合はマイナス金利解除、YCCの撤廃、ETF購入終了が主な柱で、
どれも事前に報道されていたもの。


結果発表前の前場の東京市場は売り優勢で軟調だった。それが結果を受けて、
買い安心感と売り圧力が交錯。結局、引けにかけて40000円台を回復。

マイナス金利は解除されたが緩和姿勢を続け利上げは直ぐに行わないことも
示された。これも事前に伝えられていた通り。

今回は事前のリークが多くマーケットは十分織り込んだことで乱高下はなか
った。それだけ日銀も不要な混乱を招くことを懸念していたということか。


本日終値で40000円を回復したが、今月に終値で4万円以上となったのは、
4日=40109円、5日=40097円、6日=40090円の3日のみ。

つまり、本日の終値から高値までは100円少ししかない。ザラ場では7日の
40472円が高値。

また、プライム市場のPERは16.96倍で今月6日の16.87倍を上回ってきた。
株価は上回わずPERが上回ったということはEPSが低下したことを意味する。

ちなみに、NY市場のSP500企業平均では23倍前後。現在の金利水準から
東京市場は低評価されすぎているともいえる。


明日は東京市場は休場。明晩というか明後日深夜にFOMCの結果が出る。
パウエル議長の発言に注目が集まる。タカ派姿勢は緩むと見るが、要注目。



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日銀会合織り込み、FOMCはタカ派姿勢緩和?! [株式]


週明け18日の株式市場は大幅高。日経平均株価は1032円高の39740円
で大引け。プライム市場の出来高は18.4億株、売買代金は4.6兆円。

日銀会合の結果を明日に控え、株式市場は急反発。マイナス金利解除が度々報
じられたことで、これ以上悪材料にならないとばかりに買い戻しが強まった形。


予想以上に売り圧力が強くなかったのは決算対策売りが峠を越えたためだろう。
それも、当面月末までは一筋縄ではいかない展開ではないか。

期末特有の歪んだ需給に加え、投機筋がアルゴを使って仕掛けてくる可能性は
高い。権利落ちに配当再投資と思惑は尽きない。

いずれにせよ、今回の日銀会合は注目が集まったことと関係者からのリーク情
報が多くほぼ市場は織り込み、下落してもが短期間ではないか。



米国では19・20日にFOMCが開かれる。今回利下げはなく現状維持。市場の
関心は利下げの時期で、現在は6月と見る向きが多い。

終了後のパウエル議長の会見でその確信を強めたいところで、それが得られれ
ばマーケットは安心感が出るが、タカ派姿勢を崩さなかったら大幅下落もある。

その点、今回はタカ派姿勢を緩めるのではないか。というのもバイデン大統領
がPE州の集会演説で利下げを発言したため。

秋の大統領選を睨み、現政権としてインフレ退治の実績を作り経済テコ入れに
向かわせたい流れ。パウエル議長もこれに表だって逆らうことはできない。



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期末売りに投機筋が提灯 [株式]


14日の株式市場は反発。日経平均株価は前日比111円高の38807円で
大引け。プライム市場の出来高は16.6億株、売買代金は4.3兆円。

昨晩のNYダウは37ドル高、NASDAQ指数は87ポイント安。


東京市場は寄付きしばらくは下落基調で、一時295円安まで売られた。そこ
から徐々に持ち直し、後場にプラス圏へ。

このところ寄付き後の売り圧力が目につくが、これはおそらく投機筋より実
需筋の売りだろう。あるいはそれを見越し投機筋が乗せてきている印象。

実需の売りは期末要因と思われる、表向きは来週の日銀会合でのマイナス金
利解除懸念。だが、これはもう何度も話題に上っており新鮮味はない。

実際、解除されても現実の影響はない。植田総裁も内田副総裁もその先の利
上げに関しては慎重な発言をしている。


現実には来週19日にマイナス金利解除が確定したわけではない。早川元理事
などは今回はフォワードガイダンスで実施は4月だろうと発言している。

もし、今回現状維持の速報が流れたら株価は急伸しよう。また、実施された
場合は一時的に売り込まれたとしても、短期間ではないか。

それは、その後の利上げは慎重に構えていることが引け後の植田総裁の記者
会見で見込めそうなため。投機筋らの陽動に惑わされないようにしたい。



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日銀ETF購入撤廃へ [株式]


13日の株式市場は続落。日経平均株価は101円安の38695円で大引け。
プライム市場の出来だkは16.4億株、売買代金は4.4兆円。

昨晩のNYダウは235ドル高、NASDAQ指数は246ポイント高。

NY市場の上昇受けて東京市場は39000円台を回復して始まったが高く始まっ
たが、早々にマイナス圏へ突入し引けまでプラスへ浮上できなかった。

順当な賃上げが報告されており、マイナス金利解除思惑の売りを誘ったとい
うことだが、昨日、売り方が買い戻させられたためその反撃に出た形。


昨晩の米雇用統計の結果は総合3.2%、コア3.8%と市場予想より各々0.1%
強めに出た。これでドル高となり147円台へ。

米10年債金利も上昇、株価は3ケタ上昇。前者2つは定石通りだが株価の上
昇は意外。せいぜい±50ドルでしかるべきだかこれを上抜けた。

納得いく理由は聞かれなかったが、一つは昨日指摘したバイデン政権の株価
を下げさせたくないという意志、もう一つは今週のNY市場のSQ思惑だろう。


本日夕刻、日銀ETF完全廃止検討の報道が出た。が、週明けの大幅安で購入
が見送られたことで特に意外性はない。

株価水準的にも4万円目前では買い支えるいわれはない。導入された2010年
当時の1万円割れ水準とは状況が違う。

ここからはいよいよ来週19日の日銀会合思惑相場が強まる。マイナス金利解
除はもう新鮮味がないが、はたして売り方がどれだけ頑張るか。

また、19・20日に行われる米FOMCは今回の利下げは見送りがコンセンサス
で、特に材料視されていない。



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マイナス金利解除思惑 [株式]


12日の株式市場は小幅続落。日経平均株価は22円安の38797円で大
引け。プライム市場の出来高は18.2億株、売買代金は4.7兆円。

昨晩のNYダウは46ドル高、NASDAQ指数は65ポイント安。


NY市場はそれほど下落してなかったが東京市場は大きく売られて始まった。
その後も売り圧力が強く一時は500円以上安い38271円まで下落。

この時点でザラ場比では高値から2000円以上の下落。本日も昨日に続き大
幅安かと思われたが11時頃から急速に戻し始め小幅安となった。


大きく戻したのは植田日銀総裁の国会での発言。マイナス金利解除に関して、
今週の追加的経済データを見て総合的に判断したいとするもの。

この追加的経済データとは、13日の大企業による集中回答や15日の連合に
よる回答結果の1次集計などと思われる。つまり賃上げの状況ということ。

これが十分と判断されればマイナス金利を解除する見込み。ちなみに現在、
今月にマイナス金利解除を見込むアナリストは思ったほど多くない。

4月のほうが多い。これは少し意外だが、投資目線としてはいずれも想定
しておく必要がある。


本日は植田総裁が意思表示を濁したため大きく買い戻されたわけだが、裏を
返すと売り方はマイナス金利解除を見込んで売っていたということになる。

昨晩、NY市場がそれほど下げてないにもかかわらずナイト先物はずっと弱
かった。これもマイナス金利解除を前提と考えると腑に落ちる。

日銀会合は19日であと1週間後。それまでまだ変動が多い相場付きとなるだ
ろう。


今晩は米消費者物価指数が発表予定。市場予想は総合が3.1%(前月3.1%)
コアが3.7%(前月3.9%)。

大筋で低下基調だが、一部に高止りを見る向きもある。バイデン政権として
はここで相場を壊すわけにはいかないと見るが。



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日銀のETF購入はなし [株式]


週明け11日の株式市場は大幅下落。日経平均株価は868円安の38820
で大引け。プライム市場の出来高は20.2億株、売買代金は5.2兆円。

昨日指摘の通り、大幅安は避けられないとしてバブル期の高値28915円
後でどれだけ抵抗するかに注目していた。

結果は下に突き抜けた。それだけ売りの勢いが強かったということ。これで
日経とNYダウのスプレッドがなくなった。上積み分が一気に解消された形。


本日注目されたのは日銀のETF買い。前場段階でTOPIXが▲2%に達してい
たため後場から買い入れがあるか関心が集まっていた。結論的にはなかった。

これは2010年12月に買い入れが始まって以来初めて。現段階では買い
入れ停止の発表はなく、来週19日の日銀会合で検討することになっていた。

この件に関しては、安定的に物価上昇率2%が見通るようなら停止を検討す
るとの報道がこれまでにでていた。

その判断の直前に起きた急落で買い入れを見送ったということは、もう停止
の線で動いているのだろう。水準的にもここからの買いは根拠に乏しい。


とすると、投機筋は日銀の出方を気にせずに安心して売り仕掛けることがで
きるということ。

株価水準も高く特に何も材料がなくても500円幅の下落は頻発しそうだ。
投機筋を牽制する意味でも、枠組みだけは残しておけばいいのにと思う。

しばらく当面調整は続くだろうが、下げ渋る株が出てくる。指数の上値追
は厳しくとも個別は動きがありそう。



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MSQ前日に強烈な抑え込み [株式]


7日の株式市場は大幅安。日経平均株価は492円安の39598円で大引け。
プライム市場の出来高は21.2億株、売買代金は5.9兆円。

昨晩のNYダウは75ドル高、NASDAQ指数は91ポイント高。

NY市場の反発を映して東京市場は高く始まったが、売り方の押さえ込みで伸び
悩んでいた。


そうした中、10時台に「政府関係者がマイナス金利解除を容認姿勢」との報
道で、148円台へ円高が進み株価も下げ足を速めた。

本来はここまで下落することもないのだが、明日のMSQで4万円以下に押させ
たい連中が売り姿勢をとり続けたことで値幅が大きくなった。

これで明日のSQ値は4万円以下で決まりそう。問題はその後の展開。本日の流
れを受けて明日も大幅安なら1月からの相場は当面の天井を確認。


安く決まったとしても、もし切り返した場合は来週にもう一度チャンスは残って
いる。それも今晩、ドル安円高が進むとその可能性は小さい。

マイナス金利解除思惑は今回が初めてではなく、またこれだけではほとんど影
響ないが、その先の利上げを投機筋は見ている。

この点、植田総裁は慎重姿勢だが、19日の日銀会合結果と夕刻の植田総裁の
会見までは思惑に揺さぶられそう。



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MSQで終了となるのか? [株式]


6日の株式市場は小幅続落。日経平均株価は6円安の40090円で大引け。
プライム市場の出来高は18.3億株、売買代金は5.1兆円。

昨晩のNYダウは404ドル安、NASDAQ指数は267ポイント安。

NY市場の大幅安を受けて東京市場は安く寄り付いたが、徐々に切り返し、
一時プラスになる局面もあった。


TOPIXは10ポイント高と続伸となり相場の基調は引き続き強い。これで
日経平均とNY市場のスプレッドは1500ポイント。

昨年NYダウの5000ポイント下で推移したのがウソのようだ。だが、15
年には3100ポイントも日経平均が上回っていた時期があった(週末値比)。

単純にその点からは、NYダウが冴えなくても日経平均は上昇余力がある
ともいえる。


NYの大幅安にもかかわらず東京市場が強いのは明日のMSQに向けて、下げ
させたくない思惑が働いたとの見方がある。

何としてでも40000円以上でSQ値を決着させたいというものだ。昨年
までだったらこの見方は素直に受け入れただろう。

だが、今回も当てはまるとは限らない。4万円そこそこでは価格面で物足り
ないと映るためだ。想定レンジの41000~43000円に足りない。


もし、金曜日に寄付き後に大して下げない場合は基調の強さを見た投機筋ら
も買い直しはじめるのではないか。この場合、来週に想定ゾーンに入りそう。

それにはまだ今晩のパウエル議長の議会証言を乗り切る必要があるが、これ
は昨晩前倒しで利益確定に動いた部分があるため半分は織り込んでいそう。



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MSQは6日のパウエル議長の議会証言が鍵 [株式]


5日の株式市場は小幅安。日経平均株価は11円安の40097円で大引け。
プライム市場の出来高は17.44億株、売買代金は5.1兆円。

昨晩のNYダウは97ドル安、NASDAQ指数は67ポイント安。


最近のマーケットは日米とも半導体やAI関連など一部の株が牽引しているとい
われる。これまでGAFAが注目を浴びてきたが、最近ではマグ二フィセント7だ。

といっても、GAFAに3社を加えただけ。つまり、グーグル、アップル、フェイ
スブック、アマゾンに、マイクロソフト、エヌビディア、テスラを加えた7社。

これらがNY市場を牽引しているということになっている。だが、それぞれの
チャートを見ると必ずしもそうとも言えない。


GAFAのうち、アマゾンは上昇基調だが、グーグルとアップルは息切れから調整
色をとなっている。

また、後者で好調なのはエヌビディアだけで、マイクロソフトは保合い、テスラ
は勢いを失い昨年から調整に入っている。

つまり、マグ二フィセント7の内、好調なのは半分以下の3社というわけだ。こ
れらがピークアウトしたらNY市場も息切れしそうだ。



今週は8日に雇用統計が発表予定で注目されるが、その前の6日と7日に上下両院
でパウエル議長の半年に一度の国会証言が控えている。

やや先送りされたとはいえ、NY市場は利下げ期待が強いが、その点パウエル議
長は慎重姿勢を崩さないだろう。

それを映し、6日の発言に合わせて下落の可能性を見えおく必要がある。ただ、
大きく下落してもこれまで上昇を考えると下降トレンドに移行と見るのは早い。


仮に、6日にNYが崩れたら7日の東京市場も連れ安となり、8日のMSQでの高値
対応の可能性は低くなる。

他方、パウエル議長の議会証言を大過なく乗り切れば、7日の東京市場は翌日の
MSQを睨んで買い仕掛けが入る可能性も残っている。



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初の4万円台乗せも物色の偏りが著しい [株式]


4日の株式市場は続伸。日経平均株価は198円高の40109円で大引け。
TOPIXは3ポイント安。

プライム市場の出来高は18.5億株、売買代金は5.3兆円。


週明け4日の日経平均価格は最高値を更新し、初めて4万円台に乗せてきた。
だが、は全く高揚感がない。

一般国民のみならずSNSから漏れている言葉を見る限り特に盛り上がってい
ない。というのも、まだデフレ脱却云々にあり実質賃金が下落しているため。

バブル期と違い景気実感は悪い。また、それを映してか物色の傾向に偏りが
大きい。盛り上がっているのは半導体AI株業界で、他はノーマルペース。


本日、日経平均は108円高したがこのうち90円分は東京エレクが寄与し
た分だ。値上がり値下がり数は425:1195と、値下がりが倍以上多い。

25日騰落レシオも98ポイントと100を割り込み、指数と実態相場の
乖離が著しい。これでは盛り上がりに欠くのも当然。

今週末のMSQが終わればいつ目先ピークアウトしてもおかしくない。
それまで上昇するほど反動も大きくなる。

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