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台湾助太刀どころではないユルユル国 [株式]


8日の株式市場は続伸。日経平均株価は122円高の32377円で大引け。
プライム市場の出来高は14.4億株。売買代金は3.6兆円。

昨晩のNYダウは407ドル高、NASDAQ指数は85ポイント高。

本日東京市場のザラ場はめまぐるしい動き。32500円を抜けて上放れし
たと思った直後、叩きおとされた。

明後日のSQを睨み、この先の上昇を歓迎していない連中がいるというこ
とだろう。今週金曜は祝日のため10日木曜寄付きでSQ値は算出。



さて、米紙ワシントンポストが7日、中国人民解放軍のハッカーが日本の
防衛省の最も機密性の高い情報を扱うシステムに侵入していたと報じた。

2020年のことで、以後、米国が再三日本にセキュリティ強化を求めたが、
その後も対策は全く不十分だったという。

松野官房長官はこの報道に対し、重要機密の漏洩は認められないとした。
もしこれを認めたら、岸田政権は吹っ飛ぶ。

これまでも再三、防衛セキュリティの甘さは指摘されながらこのざまでは
当事者能力はない。



続いて麻生太郎副総裁が本日、台湾で講演。台湾海峡の平和と安定には強
い抑止力が必要。日米や台湾には「戦う覚悟」が求められていると主張。

上記のようなユルユルの政権下でいったい何ができるのか。

中国が台湾に軍事行動を起こし、日本が台湾を助太刀に動こうとした途端、
中国は日本の排他的経済水域にミサイルを撃ち込んでくる。

余計なことはするなとの威嚇だ。それ以上動くなら今度は核を打ち込むと
表明するだろう。口先での脅しは彼らの得意とするところだ。

結局、台湾への助太刀など机上の論理だろう。そこまで腰が据わった議員
がいるとは思えない。


だが中国も無傷ではいられない。例え国内で喝采いを浴びても、国際的な
経済制裁が実施される。そうなると中国経済はさらにがたがたとなる。

つまり、台湾有事は中国共産党崩壊と表裏の関係。そこまで見えて台湾有
事を起こす際は、中国がいよいよ行き詰った時。



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