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コケにされたフリーダムコーカスが採決前に動きを見せるか [株式]


昨日指摘した、本日早朝4時に行われたフリーダムコーカスの記者会見はバイ
デンとマッカーシー議長による債務上限合意案を非難。

まったく納得いっていないと表明。これで昨日指摘の彼らの主張の2という
ことになり、これは想定内。

だが、続く5時から行われた下院規則員会ではフリーダムコーカス3名の中の
1名が賛成に回ったこともあり、7:6で通過。

これで議会採決へと進み、日本時間明朝4時半に実施手続きとなる。これに対
し、採決に向け反対派は、何としても採決を阻止する構えをみせている。


もし、このまま採決となればフリーダムコーカスのメンバー45人と、下院共和
党内の50人程度が反対に回ったとして約100名。

共和党の議席は222議席だから過半数に届かない。民主党内でも反対の声が出
ているが、反対派議員が過半数を越えることはない。

よって、採決となれば可決する可能性が高い。あとは、採決に向けて反対派に
よる不測の事態があるかどうか。

マッカーシー議長の解任の動きもくすぶっており、その場合は採決は延期も
ある。


採決の場合は可決だろうから、この場合マーケットはアク抜け上昇。延期は
リスクオフで下落。

ただし、この下落は買い方にとってはいったんは買いのタイミングを探る局
面。6月5日までに可決と見るため。

だが、その後は基本的に6月相場は要注意とみており、戻り目線スタンス。



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債務上限採決は延期? [株式]


昨晩はNY市場が休場ということもあり、東京市場は利食い売り先行となっ
たが後場に切り返した。

焦点は明日31日の債務上限採決。これに関しては、最終的には合意されると
してもだろうが、すんなりいかない可能性がある旨指摘。


採決に向けた動きとして、まず30日(日本時間31日4時)に下院規則員会が
開かれ、そこで共和党7名の賛成票が得られないと、採決に進まない。

共和党員は9名であるからスムーズにいけばクリアする。だが、このうちの
3名が強硬派で知られるフリーダムコーカスのメンバー。

彼らは先にマッカーシー下院議長就任に際して、最後まで反対し続けた連中
だ。その3名が反対すれば、31日の採決まで進まなくなる。


下院規則委員会が開かれる前にフリーダムコーカスメンバーが記者会見を開
く予定となっており、ここで彼らの主張がわかる。

1、本来の自分らの主張からは不満だが混乱させたくないので合意はする
2、自分らの主張とは大きな隔たりがあるため合意できない


これまでの言動から見ると、2となる可能性が否定できない。下院規則員会
の3名のうち1名だけでも懐柔できればいいがすぐにはどうか。

下院規則員会が開かれる日本時間31日4時前に記者会見が行われるため、
この時点で、採決が実施されるかわかる。


採決されない場合は、おそらく修正協議となりで採決は1~2日延期される
(ただし、資金がつく6月5日にはまだ時間の余裕はある)。

記者会見が否定的なものだと、日本時間5時まで開かれているNY市場は引
けにかけて下落。それを受けて明日の東京市場も安く始まる。

必ず採決延期というわけではないが、その可能性に留意したい。このところ
の市場は楽観しすぎている。



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米債務上限、31日採決の前に一悶着も [株式]


週明け29日の株式市場は続伸。日経平均株価は317円高の31233円で
大引け。TOPIXは14。81ポイント高の2160。

プライム市場の出来高は11.9億株、売買代金は3.5兆円。


株式市場は3日続伸となり高値を更新してきた。ザラ場高値は636円高の、
31560円。高寄りした後はダレダレの展開。

TOPIXを見ると先週23日の高値を抜けずの陰線。実態は良くないとい
うこと。

日経平均の強さはソフトバンクGが85円、アドバンテストが46円引き上
げた影響。両者の130塩分を引くと200円も上昇していない。



休み中に報道が出た債務上限問題は31日に採決予定ながら、昨日指摘した
ように、すんなりいくかはわからない。

最後の一悶着あってもおかしくない。合意内容に不満を持つ議員がいておか
しくないため。特に共和党強硬派。

採決前ないし、採決否定となれば株式市場は一度、急反落は避けられない。
ただし、修正を入れながら6月5日を食い込んでも最終的には合意する。

それより、休止コンセンサスだった利上げに関して、継続観測が出始めて
おりこちらが気になる。6月のFOMCは14・15日。



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外人の巨額買いvs個人の巨額売り [株式]


25日の株式市場は反発。日経平均株価は118円高の30801円で大引け。
プライム市場の出来高は12.6億株、売買代金は3.4兆円。

昨晩のNYダウは255ドル安、NASDAQは76ポイント安。

NY市場の引け後に発表されたNビディアの決算が良かったことで225採用
のアドバンテスト、東京エレクが買われた琴で日経平均を押し上げた。

両株価だけで210円高の寄与だから、これを差し引くと実態はマイナス90円
となる。


東京市場の終値時点で、日経平均とNYダウのスプレッドが2000ポイント
を下回ってきた。

一時は8000まで拡大していた訳だから両指数の勢いの違いが分かる。
実はこうした急縮小した局面は以前もあった。

2013年5月にかけてのアベノミクス相場初期の局面だ。その際、一気
に逆転とはならなかったが翌2014年に逆転した。

今回も来年にかけて逆転含みの動きとなると見ている。いわば、東京市場
の水準訂正相場。


先週の投資主体別売買動向が発表された。外人投資家は現物が7400億円、
先物5500億円の買い越し。

これに対して、個人が現物9200億円の売り越し、信託が930億円の
売り越し。外人の買いに対し、国内の売りの構図。

売りも買いもかなりの高水準。特に個人の売りは尋常ではない。


本日騰落レシオは113ポイントまで縮小。先週17日が143ポイン
トを考えるとずいぶん低下した。過熱感が和らいできたということ。

米債務問題はまだ合意されていないが、これから合意に向けて前向きな
報道が出ると上値トライの流れ。



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ギリギリまで続く債務削減問題 [株式]


24日の株式市場は続落。日経平均株価は275円安の30682円で大引け。
プライム市場の出来高は12.4億株、売買代金は3.1兆円。

昨晩のNYダウは231ドル安、NASDAQ指数は160ポイント安。


いまだ米国は債務上限で合意できていない。これは当初から予期されたこと。
それがなぜか先週バイデンとマッカーシー議長から合意に楽観的発言が出た。

結果的に合意できなかったことで株価は調整入り。タイムリミットは6月1日
とイエレン議長は警告しているが、これまでにまとまらない可能性もある。

だが、合意できていなくても実質的にあと一歩までこぎつけているなら、もう
市場は合意したものとして動くだろう。



問題は合意できていない間の動きで、どうしても株式市場は様子見とならざる
を得ない。ドル円も米国売り・ドル売りから円高の動きとなりやすい。

これは東京市場にとってマイナス。つきるところ、目先の焦点は債務削減の
進展具合ということになる。

よく引き合いに出される2011年のケースでは、合意した後にNY市場は大
きく下落した。米国債が格下げされたためだ。

今回も合意されて株式市場が好反応を見せたとしても、あまりに楽観ムード
なっていると梯子を外されかねない。計算値を取ってきたら要注意段階。

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解散シナリオが現実化!? [株式]


23日の株式市場は反落。日経平均株価は129円安の30957円で大引け。
プライム市場の出来高は14.1億株、売買代金は3.7兆円。

昨晩のNYダウは140ドル安、NASDAQ指数は62ポイント高。


東京市場はようやく一服。前場は高かったが後場に入り崩れた。年金の売りに
よるものとの声が上がっていた。

後場に崩れたことを見て2013年の急落を思い起こした方も少なくない。5月
23日に15900円をつけて急落。そこから6月SQまで3000円以上の下落。


現在、米国で話し合われている米債務上限問題が決裂すれば、似たような可能
性もありうる。ただその場合も27000~28000円まで。

本日高値を取っての陰線となったことで、目先の高値を付けた。ここからしば
し調整やむなしとしても、もう一度上値トライの流れ。



G7が終了したが、なにやら岸田首相の株が上がっているという。そこで気にな
るのが解散総選挙。

G7後の解散は年初から言われていたことで、とりあえず無難に乗り切ったこと
で動き出しそう。

通常国会の会期は6月21日までのため投票日は7月。解散の場合は、6月10日頃
までにはっきりしてくる。6月入ったら代議士は地元に張り付くようになる。

株式市場にとっては、解散の流れは悪いことではない。何としても下がることを
避けたい思惑が働く。米国もいいなりの岸田でいきたいため東京市場は壊さない。



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バブルとの見方は違和感 [株式]


週明け22日の株式市場は続伸。日経平均株価は278円高の31086円
で大引け。プライム市場の出来高は11.5億株、売買代金は3兆円。

東京市場は前場もたついていたが、後場に強い動きとなり本日も上昇。これ
で8日続伸。先週の流れを引き継ぎ強基調を維持した。


33年ぶりの高値ということでバブルの声が増えてきたが、これには違和感。
本日のPERは上昇したもののまだ15.43倍。

コロナ後だけでも16倍の局面もあったことを考えると、それすら達していな
い。ちなみに89年のバブルは80倍。また、SP500のPERは20倍を越え。

短期的には既報の32000円手前の計算値が目標。さすがにここらでは調整が
入るだろう。


日足は誰が見ても過熱ながら、週足は先週の大陽線で始まったばかり。押し
ても買われるのがしばらくの特徴。

小幅調整を挟みながら、6月SQ(9日)までもたせる可能性もある。値幅の
ある調整はその後か。


目先、米国の債務上限問題が焦点だが、合意にもたつき懸念が広がりNY市場
が下落しても東京市場は影響が小さいのではないか。

そこでの調整は短期的にいい押し目買い局面となる可能性がある。つまり、
上昇途上の踊り場。「もうはまだなり」「懐疑の中で育つ」を地で行く相場。



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コロナ後高値トライへ [株式]


18日の株式市場は大幅高。日経平均株価は480円高の30573円で大引
け。プライム市場の出来高は14.2億株、売買代金は3.8兆円。

昨晩のNYダウは408ドル高、NASDAQ指数は157ポイント高。

今朝も配信したが、債務上限問題に関しバイデン大統領が楽観見通しを述べた
ことでNY市場が大幅高。東京市場もそのまま反映した。

昨日までの上昇では、この債務上限懸念後退は織り込んでいなかったこともあ
り、3つの習性値幅ポイントを一気に突き抜けた。


あとはコロナ禍後の高値30795円の高値を残すのみとなった。これを上抜けれ
ば大きな節は見えない。

よって、早くもバブル時高値38915円に言及する声も出てきた。さすがに気が
早すぎるが、上記を取って一服するか、あるいは反落となるか。

おそらく明日にもザラ場では取ってくるだろう。それが引けまで維持できれば
来週もう少しありそう。

というのも、今週大陽線となるため、少なくとも来週のザラ場で今週の高値を
上回る局面を見るため。逆に、利食い売りで崩されれば一服感が出る。



一応計算値を紹介しておくと、今年3月の高値~安値までの倍返し(V計算値)
が30836円。明日はここが目安。

その上は、1月安値~3月高値の2層倍(E計算値)が31807円。21年9月高値
30795円~22年3月安値24681円の背反値が31775円。

つまり、30800円どころで止まらずに上昇を続けた場合、32000円手前に関門
がありここでは一度は止まりそう。

本日プライム市場のPERは15.15倍。EPSは2018円と昨日から大台を回復して
きている。



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TOPIXは一足早くコロナ後の高値更新 [株式]


16日の株式市場は続伸。日経平均株価は216円高の29842円で大引け。
プライム市場の出来高は16億株、売買代金は3.5兆円。

昨晩のNYダウは47ドル高、NASDAQ指数は80ポイント高。


東京市場は引き続き強い動き。TOPIXはコロナ後の高値2120ポイントを抜き、
33年ぶりの高値。日経平均は3万円手前まで来た。

こうなると、一度、30000円を見ないことには収まらないだろう。30000円
に設定された仕組み債をノックアウトして目標達成となる可能性はある。

先物は昨日まで売り向かっていた個人が本日は大量の買戻し。本日の上昇は
これが原動力となった感じ。外人もそれを狙っていた。


テクニカル的には過熱感。騰落レシオは先週の142を上回る148。過去には
150台があるため、突出した水準ではないが相当いいところまできた。

日経平均の日足は十字足。昨日に続き窓開けとなっており、もし明日窓開け
れば三空踏み上げ。


この強い動きを見ると2013年を思い起こす。5月に16000円近くまで上昇し
た後、6月SQにかけ3000円幅下落した。



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米経済はハードランディングへ?! [株式]


週明け15日の株式市場は続伸。日経平均株価は238円高の29626円で
大引け。プライム市場の出来高は14.4億株、売買代金は3.1兆円。

夕刻になってジョージソロス死去の報道がSNSを中心に拡散。出所はアイルラ
ンドのメディアで病死と。

一方で、いざという時の原稿が誤報されたものとの見方もある。真相は不明な
がら同氏の死亡報道は度々なされてきた。同氏は92歳を越えている。


ヘッジファンドの帝王との異名を持つ同氏だが、近年では政治活動に注力して
きた。ユダヤ左派の代表人物。現在進行形の世界共産革命を資金面で支える。

米国では反トランプの代表で、また中南米から米国を目指すキャラバンを組む
大量の移民団の仕掛け人でもある。

そして何より、ウクライナ問題の最大の黒幕で、10年前から対ロシアを睨み
布石を打ってきた。

ロシアも簡単には崩れず思うように事が運んでいないが、その中での死去とな
れば、それなりに影響が出るのは避けられない。


このソロスの下で長年ファンドマネージャーを務めていたドラッケンミラー氏
が最近、米国はハードランディングは避けられないとの見通しを述べている。

バフェット氏も米景気後退に言及しており、先行き米経済に弱気である。米地
銀2000行が債務超過に陥っているとゼロヘッジも報じた。

スタンフォード大学経営大学院セル教授も「アメリカの 4,800 の銀行のほぼ
50%がデフォルトの状態」と警告。

やはり、このまま年内をやり過ごせるとは思えない。



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明日のSQで転機の流れか [株式]


11日の株式市場は小反発。日経平均株価は4円高の29126円で大引け。
プライム市場の出来高は13億株、売買代金は2.9兆円。

昨晩のNYダウは30ドル安、NASDAQ指数は126ポイント高。

結局、米消費者物価指数は4.9%と市場予想の5%とほぼ変わらず(コア
は予想と同じ5.5%)。

NY市場は消費者物価指数より債務上限懸念が取りざたされていた。それでも
大引まで売りきれないのが今の地合い。6月までもう少し時間があるためか。


昨日15倍台に乗せてきたプライム市場のPERが本日は14.91倍と低下。
これに伴いEPSは1953円へ上昇。昨日の低下を修正する動きとなった。

明日も戻れば昨日分がイレギュラーだったということになる。それでももう
現在の株価が割高ゾーンに入ってきていることに変わりはない。


本日発表された4月の景気ウオッチャー調査は前月に続き上昇。現状が前月
の53.3から54.6、先行きが54.1から55.7となった。

現状では家計部門の飲食部門が強気を維持する中、サービス、小売りも上昇。
先行きも同じ。さらに企業部門では製造業は一息ながら非製造業が好調。


明日はSQ。実態は下落株のほうが多い中で指数が切り返したのは明日のSQ
を意識してだろう。つまり、あまり下げさせたくない思惑。

問題は来週の展開で、ここまでの過熱展開を考慮すると調整局面へ移行して
おかしくない。SQ終了で反動が出る頃合い。



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EPS急低下し、株価は正念場 [株式]


10日の株式市場は反落。日経平均株価は120円安の29122円で大引け。
プライム市場の出来高は13.1億株、売買代金は3.1兆円。

昨晩のNYダウは56ドル安、NASDAQ指数は77ポイント安。ドル円は135
円台。

NY市場は軟調だったこともあり、東京市場は利食い売り先行となった。さす
がに昨日が上げ過ぎた。取引高は本日も多め。

このまま3万円に到達すればいいが、ここから調整に入ると現水準は相当なし
こりを残すことになる。


既報の通り、昨日の騰落レシオは143%に達し過熱感が出ていた。一般的には
125以上で過熱感と表記されているが、それはバブル期まで。

現在は130%でもまだ伸びシロがある。過去、150%台まで達したこともあり、
140%ではまだ天井と断じることはできない。

結論として、140%越えは9合目以上に位置していると意識しておかれたい。
本日は下落したことで昨日から大きく低下し132ポイント。

今週が高値対応とすれば、騰落レシオはピークを付けた可能性がある。


そして、気になるのがPER。プライム市場のPERが本日は15.02倍まで上昇。
株価が上昇した場合にPERが上昇するのはわかるが、本日の株価は下落。

つまり、EPSが急低下したという訳。昨日のEPSが1988円、本日は1939円
と一気に50円近く低下している。気にしておきたい。


今晩は注目の米消費者物価指数の発表(日本時間21:30)。市場予想は総合
で前月と同じ5%。コアが5.5%(前月は5.6%)。

これらを上回ると、利上げ継続観測が台頭しNY市場は下落。明日の東京市場
も連れ安となる。下回れば一昨日からの下落分は埋めてきそう。



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コロナ後高値が視野に入ってきたTOPIX [株式]


9日の株式市場は反発。日経平均株価は292円高の29242円で大引け。
プライム市場の出来高は13.4億株、売買代金は3.2兆円。

昨晩のNYダウは55ドル安、NASDAQ指数は21ポイント高。

NY市場はまちまちだったが、東京市場は昨日の下げを上まわる上昇。日経
平均は引値で年初来高値更新だが、ザラ場では昨日の高値を抜けず。

一方、TOPIXはいずれも更新。21年7月のコロナ後高値2120ポイントに
急接近してきた。取引高を見てわかる通りTOPIXが先導。


本日発表された4月第4週の投資主体別動向を見ると、外人投資家は先物で
130億円の売り越しとなったものの現物は1400億円の買い越し。

つまり、引き続き日本株買いが継続している。これに対して個人と年金が
約1000億円ずつの売り越しと引き続き逆張りスタンス。

外人買いの背景は、東証の企業価値向上要請とバフェット効果もさること
ながら日本の景気を堅調に見ていることもあるだろう。


本日PERは14.71倍まで上昇してきたが、これを元にするとEPSは1987円
と徐々に切りあがっている。

インバウンド効果もあり、明後日発表の景気ウオッチャー調査も上昇とな
るのではないか。

ただし、本日騰落レシオは143ポイント再び140台に乗せておりさすがに
過熱感が出ている。

このまま週末のSQにかけて上昇基調となればいいところだろう。SQ当日
でなくても前日高値となるケースも少なくなく要注意。

米債務上限問題は民主・共和党間の合意までには時間がかかりそう。



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高金利借金消費経済は早晩限界に直面 [株式]


連休明け8日の株式市場は反落。日経平均株価は208円安の28949円
で大引け。プライム市場の出来高は11.8億株、売買代金は2.9兆円。

先週末のナイトを映す形で28000円台で寄り付いたものの、次第にダレ
て結局28000円割れで大引け。

ただし、一段安となる動きまでは見られず。TOPIXは4ポイント安と日経平
均換算で60円安程度と軽い調整の域。ここで一息といった形。


今週末12日(金)のSQが意識されていることは周知の通りだが、明後日
10日(水)には米消費者物価指数が発表となる。

市場予想は前月と同じ5.0%。コア指数は0.1%低下の5.5%。つま
り、高止まりの状況。雇用も順当なことで経済情勢は予想以上に強い。

ただ、金融業界や不動産業界の低迷というか凋落は深刻で、金融不安は収ま
る気配はない。少なくとも利下げへ転じるまではこれは変わらない。

それまでどれだけ金融業界から血が流されるか。現在は実体経済への影響が
まだ半ばという段階。だが着実に忍び寄っていることは間違いない。


先週、ブルームバーグは米国の消費者のクレジット残が、3月に過去1年で
最大の伸びを示したと報じた。

米国の成人の36% は、貯蓄よりも多くのクレジット カードの負債を抱え、
クレジット カードの負債の平均金利は 25% に達している。

つまり、現下の米経済は高金利で借金しまくり維持されている。ただ、クレ
ジット残高の急増は贅沢というよりインフレの影響によるものだろう。

はたしてこれがいつまで持つか。金利25%は絶望的な水準。今後、破産
増加、消費低減という流れがこの先に控えている。最後の悪あがき段階か。



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前倒しとなった米債務上限でNY市場懸念 [株式]


2日の株式市場は小幅高。日経平均株価は34円高の29157円で大引け。
プライム市場の出来高は10.3億株、売買代金は2.6兆円。

昨晩のNYダウは46ドル安、NASDAQ指数は13ポイント安。


NY市場は小幅安だったが、ナイトで先物が上昇していたことを受け155円
高の29278円で高く寄り付いた。

だが、これが本日の高値で、いわゆる寄天となった。TOPIXは2ポイント安、
値上がり値下がり600:1100と圧倒的に値下がりが多く実態は安い。

ドル円が137円台へ円安となったが、過熱感があったことや明日から3連
休で手仕舞い売りが先行した。

明日から東京市場は週末まで休場だが、米国でFOMCと雇用統計というビッ
グイベントが控えている。



連休前の本日、イエレン財務長官が米議会は6月1日までに債務上限を引き
上げなければならないと議会指導部宛に書簡を送付したとの報。

早ければ6月1日には政府の全債務を履行し続けることができなくなると。
当初は6月15日といわれていたが半月前倒しとなったようだ。

これはNY市場にも影を落としそう。来週5月9日にバイデン大統領が債務
上限を巡り、複数の議会指導者と会談予定だがこれで決まれば世話はない。

少なくとも直前まで揉める可能性がある。とすると、NY市場は同問題に
振り回されそう。調整~下落を意識。東京市場もほぼスライド。



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昨年8月以来の29000円台回復 [株式]


月初めの1日の株式市場は続伸。日経平均株価は266円高の29123円
大引け。プライム市場の出来高は12.2億株、売買代金では3.1兆。


昨年8月以来の29000円台回復。大方は先週末のNY株高と円安基調を映
たもので、ファーストリパブリックの破綻はほとんど影響せず。

円安が株高を後押ししていることは間違いなく、どこまで行くかが焦点。
150円までの勢いはないが、140円近くまではあってもおかしくない。

そこで注目されるのが今週末の雇用統計。米経済は不動産市場など変調をき
している部分はあるが労働市場の堅調さが確認されるかどうか。


市場予想(非農業部門雇用者数)では前月の23.6万増から17.9万増にスロ
ダウンとなっているが、それでも18万人弱という数字自体大したもの。

はたしてこれを維持できるほど堅調か。上回ればドル高継続ながら、下回る
と下落となり来週の東京市場も調整。

決め打ちは難しいが、個人的には先月発表時通り慎重。ただし、実態は崩れ
ているが政府部門がそれを隠すために雇用を増やしている可能性もある。

これは先月がそうだった。大幅減だと来年の大統領選に響き、出馬表明した
ばかりのバイデン大統領への批判も集まることになる。


よって、市場予想から大きくかい離したものとはならず、ドル堅調の流れか。
とすると来週はSQということもあり思惑売買が台頭する。

一方で、テクニカル面でが過熱状態にある。日柄面でも来週まで強ければ
高値対応となりやすい。



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