荒れる4月相場は始まったばかり [株式]
3日の株式市場は反落。日経平均株価は387円安の39451円で大引け。
プライム市場の出来高は17.9億株、売買代金は4.7兆円。
昨晩のNYダウは396ドル安、NASDAQ指数は156ポイント安。
NYダウは一時500ドル以上下落するなど大荒れ。折からの金利上昇下で、
イスラエルのイラン施設の空爆に対し、イラン政府が報復を宣言。
これで強基調にあった原油価格が85ドル台へ上昇、米10年債利回りも
4.4%台となりNY式は一斉に売られた。
下落が和らいだのは10年債利回りがやや低下したため。
この展開は昨日配信した際に懸念していた流れだ。4月相場は3月とは頭
を切り替える必要がある。
まだ4月相場は始まったばかりだが、いろいろ月末まで市場が大きく揺さ
ぶられることが予想される。
ただ、下落一辺倒というわけではなく当然戻り局面もある。しかも、一日
の値幅が大きい。
それだけに調整完了と勘違いすると梯子外しにあいかねない。足場が固ま
るまでは時間を要する。
東京市場は高値からザラ場比で1800円の下落。先の下落時が2000
円を越えていたため、まだこれでは油断できない。
目安としては39000円前後~先の安値38200円台が欲しいところ。
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