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8週ぶりに外人投資家が売り越し [株式]


29日の株式市場は続落。日経平均株価は41円安の39166円で大引け。
プライム市場の出来高は23.6億株、売買代金は6兆円。

昨晩のNYダウは23ドル安、NASDAQ指数は87ポイント安。ドル円は
150円を挟む動き。


東京市場は月末リバランスで取引高は多め。ザラ場で一時は332円安まで
下落した。その後買い戻しで39000円台を回復していたが、

高田日銀審議委員による「物価目標実現がようやく見通せるようになってき
た」との滋賀県での講演内容が伝わるや円が149円台へ急伸。

それに合わせ株価も下落しはじめ、ザラ場で戻っていた動きを帳消しにした。
ただし、ザラ場安値は割り込まず大引けは39000円台を回復。


先週の投資主題別動向を見ると、外人は現物▲780億、先物△750億と
ほぼ行って来い。

これまで買い越してきた現物が8週間ぶりに売り越した。ただし金額的には
1000億円にも満たず、いったん様子見入った可能性もある。

信託は現物▲2200億円と売り越し、個人も▲910億円と売り越し。国内
逆張り税が売り越した形。

外人と国内勢が売り越す中で、買っていたのは自己の△5000億円で、これ
は裁定買いの現物買いだろう。裏側の先物は▲3100億円と符合する。


本日、ネックライン前後で切り返し大引で39000円を維持したということ
は、これを割らせたくない力が働いたためだろう。

これから来週末のMSQを意識してポジション取りが活発になる。




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バブル期高値38900円水準を維持できるかが鍵 [株式]


28日の株式市場は反落。日経平均株価は31円安の39208円で大引け。
プライム市場のできだかは18.5億株、売買代金は4.7兆円。

昨晩のNYダウは96ドル安、NASDAQ指数は59ポイント安。ドル円は
150円台。

NYダウは下落したもののSP500は8ポイント高、NASDAQ指数は59ポ
イント高と実態は強い。これを受けての東京市場は伸びきれずに反落。

このところ前場のザラ場で大きく売られる動きがみられ、年金などの売却な
どが噂されている。本日はこの下落分を埋めきれなかった。

現状、NY市場が足踏みし出すと東京市場だけ独歩高という訳にはいかない。
4万円越えにはNY市場の上昇が不可欠となる。


その意味で各種経済指標の発表は相場変動要因となりより注目される。重要
指標は雇用統計と消費者物価指数だが、もちろんそれ以外もある。

明晩のPCEデフレーター、明後日晩のISM製造業指数、ミシガン大学消費者
信頼感指数なども時々かく乱要因となってきた。

NY市場が高値水準にあるため、これら発表で利食い売り先行となる可能性も
ある。


東京市場は目先、38900円台を維持できるかが焦点。これはバブル期の
高値水準。これを大きく下回るようだと調整は長引きそう。



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春節明けに基調一変し年初来高値更新の上海株 [株式]


27日の株式市場は小幅続伸。日経平均株価は5円高の39239円で大引け。
プライム市場の出来高は18.3億株、売買代金は4.9兆円。

昨晩のNYダウは62ドル安、NASDAQ指数は20ポイント安。


本日上海総合指数は38ポイント高の3015ポイントと年初来高値を更新。
2月6日から本日まで10営業日中、下落したのは昨日の1日だけ。

これは中国政府が売り規制を実施しているためで、特に経済が急回復したわ
けではない。

おそらく当局としては3000回復を意識していたはずで、それが達成した
ことでここからの上昇は限られよう。


不動産と違い株価の場合は日々の値動きが誰もが確認できる。景気は順調と
いったところで株価が下落し続ければ、誰も信じず政府批判につながる。

その兆候が見えてきたため、中国政府が強引に売り抑制策を実施し持ち直
させたというわけ、

だが、もはや中国人の不満はかつてないほど高まっている。公務員であっ
ても給与の遅配が相次いでいる。


今年はこれまで以上にデモや騒乱へつ繋がることが予想される。そして、
来年が大きなヤマを迎えることになるだろう。

これに台湾有事が絡んでくるため、日本人としても中国の動きは逐一押さ
えておく必要がある。


東京市場はRSIなどは過熱状態を示すが、騰落レシオはほぼニュートラル。
MSQに向けてエネルギーを蓄積している印象。



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現在は1986年段階に相当 [株式]



週明け26日の株式市場は続伸。日経平均株価は135円高の39233円で
大引け。プライム市場の出来高は18.4億株、売買代金は5.1兆円。

日経平均が最高値を更新したことのテレビのインタビューで、「景気がいい
実感がないのに違和感がある」という声が流れていた。

バブル期は景気が過熱し、経済も株も土地もバブルだった。対して現在の景気
はようやくデフレから抜け出した程度というのが大方の見方だ。


ただそれは当然で、89年の最高値もすぐにつけたわけではなく助走段階があっ
た。それを考えると1986年当時が現在ということになる。

当時は前年のプラザ合意による急激な円高が始まり、円高不況という言葉が生
まれた年。だが株価は86年から急上昇をし始めた。

この株価の急上昇に違和感を抱く人は多かった。景気が悪かったためだ。その
時の状況と現在が重なり合う。



足元で気になる動きとして、米長期金利がじわじわ上昇してきていること。
先週末は4.2%台へ低下したが前日は4.3%まで上昇。

利下げが先送りとなったことを映したものだが、その意味で3月8日の米雇用
統計、12日の米消費者物価は要注意だ。

上振れすればNY株は大幅下落もある。すでにF&G指数は過熱が続いている。


また、米商業用不動産の不良債権化が銀行経営を直撃し、
金融機関の引当金
が評価損を上回ったとの報告もある。

これは時限爆弾で、昨年に続き米銀破たんはいつ飛び込んでもおかしくない。
これらには留意するとしても、もう日経平均4万円台乗せは既定路線。



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34年ぶりにバブル期に付けた最高値更新(TOPIXはまだ) [株式]


23日の株式市場は大幅続伸。日経平均株価は836円高の39098円で
大引け。プライム市場の出来高は17.6億株。売買代金は5.5兆円。

昨晩のNYダウは48ドル高、NASDAQ指数は49ポイント安。


NY市場はまちまちだったが、東京市場は1989年12月大納会に付けた
最高値38915円を更新してきた(TOPIXはまだ200ポイント以上ある)。

本日の上昇は何と言ってもNVIDIAの決算。NYが引けた後に発表された決算
は市場予想を上回るものだった。

だが、時間外取引で発表直後の同社株は4%を越える急落となった。これは
出尽くしだろう。そこから急反発して一時9%高まであった。


昨日配信分で前倒しでNVIDIA株が下落していたことで上昇もある旨してき
したが、結果的にそうした動きとなった。

最高値更新はこれまで何度も指摘してきただけに違和感はないが、一日でと
ってくるとは予想外。

また、バブル期に倣えば3月下旬辺りの日柄を描いていた点からもここでの
更新は1カ月ほど早い。


それだけ勢いがあるということだが、以前指摘したように「人・もの・カネ」
が日本に集まってきていることを裏付ける結果といえる。

ここで39000円台に乗せてきたということは、次の目線は4万円の大台
ということになる。

いつ乗せるかについては明言できないが、はやければ3月SQとしたい。仮に
そうなら1月SQと2月SQに続く大台変りで、しかも今回は3段飛びとなる。


東京の終値段階でNYダウと日経平均の値が逆転した。これまで東京市場に比
べNY市場の勢いがいい推移が続いていた。

それで今年始まった新NISAではオルカン(全世界株対象)が一番人気だが、
結果として日本株が一番上昇。

まさに「裏に道あり花の山」である。素人衆が注目したときには別の道を探
るべきことを地で行く状況。



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NVIDIAは下げても限定的か [株式]


21日の株式市場は続落。日経平均株価は101円安の38262円で大引け。
プライム市場の出来高は15.3億株。売買代金は4.2兆円。

昨晩のNYダウは64ドル安、NASDAQ指数は144ポイント安。

NY市場の下落を反映し東京市場も続落。一時、38000円を割れるほど売りの
局面もあったが、勢いは続かずザラ場安値は38095円まで。

売り方に追随する動きが少なく、年金などの実需売り中心であることをうか
がわせる。


本日夕刻政府観光局より1月の訪日客数が発表された。これによるとコロナ
禍前の19年1月とほぼ同じ268万人(19年は269万人)。

19年の年間訪日客が3180万人だったことを考えると、これを抜いてくる可
能性が高い。

中国からの訪日客が41万人と40%以上減少しているのに、この数字だから
基調は相当に強いものがある。


豊洲にオープンした千客万来の飲食店では国内価格の3倍以上の値付けであ
るにもかかわらず大賑わい。

裏を返せばいかに国内物価が安いかということ。国内からの出国者が19年比
42%減につながっている。


さて、21日のNY市場は注目のNVIDIAの決算発表。ただし発表時間は明朝
6時台であるためNY市場が引けた後となり、東京市場が最初に直撃する。

これまでどちらに転んでも出尽くし売りの可能性を指摘してきたが、昨日
利益確定売りで大幅安となったことで微妙となった。

当日まで上げ続けた場合は出尽くし売りとなるが、その前に警戒が広まれば
必ずしもそうならないことも多い。


同社株には多額のオプション建玉が確認されており、思惑が激しくぶつかり
合う。押し込まれて切り返す動きや、上にはねて失速いずれもある。

先週から今週初にかけて同社株価に対し、米証券の目標株価引き上げが相次
いでいる。

これは強気派にとっては歓迎で、おそらく大きく売り込まれたら買いが入り
利下げ余地は限定的ではないか。



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株価の押し上げ圧力は続く [株式]


20日の株式市場は続落。日経平均株価は106円安の38363円で大引け。
プライム市場の出来高は16.1億株、売買代金は4.4兆円。

NY市場が休場だったこともあり東京市場は方向感がない動き。上をトライ、
もしくは深押しさせるには材料不足。

皆、21日のNVIDIAの決算待ちといった形で、これが出ないことには動きづ
らい。どういう内容であれ出たら大きく動くことは間違いない。


仮にNYが下落した場合、東京市場はそれを反映し下げるのが定石だが、一度
大きく売られた後切り返して引けにはプラスとなるという展開もある。

投資家の多数の行動を引きつけてから、ひっくり返すのは投機筋の常套手段
である。


10-12月決算が出揃い、本日のプライム市場のPERは16.30倍、EPSは2350
円となった。

EPSは発表前と比べると100円ほど積み上がった計算で上出来といった印象。
おそらく、4月下旬から発表が始まる本決算では2400円台に乗せてくる。

現時点でも16.5倍までは余裕があるが、先々を考えると17倍を越えてくる可
能性がある。それだけ日本経済・企業の先行きに明るい見通しがあるため。


PERは成長期待を表すため、今後の展望次第で上にも下にもスライドする。

しかも、東証よりPBR1倍割れ企業への改善要求がかけられており、底上げも
進むことになる。

つまりダブルで下からの押上げが起きているということで、当面この動きは
続く。一気に行くか一息入れるかの違いだけで、最高値更新は既定路線。



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個人投資家のスタンスに変化 [株式]


先週末の日経平均は、バブル期の最高値38915円まであと50円まで急接近
した。2月SQが37018円で、1週間で2000円近く上昇している計算だ。

それも、今週21日には米国でNVIDIAの決算発表が予定されており、これ
が市場予想に達してもsell the factとなる可能性がある。

そうなると東京市場もネガティブに反応することになる。ただ、ちょうど
いい押し目で頃合いを見て、バブル期最高値越えの展開となるだろう。



2月5~9日の投資主体別動向は外人現物△3600億円、先物△4500
円といずれも大きく買い越しとなった。

これに対し信託現物▲5400億円、先物▲2000億円と外人の買いに売
り向かう形。今後もこの配分調整の売りは出続ける。

そして、個人が現物△100億円、信用△2100億円といずれも買い越し。
これまで信用は買い越しても現物は売り越すケースが多かった。


前回の現物を買い越したのは12月1週のこと。それ以前は10月だが、基
本的に逆張りが基本なため調整局面で現物は買い越しとなる。

それが今回は上昇局面で買い越してきた。逆張りの個人も上昇つづける相場
を前にしびれを切らして参入し始めたものと思われる。

もちろん、新NISAの影響もあるだろう。久々に見た個人投資家の順張りの
買い越しである。

とにかく、個人の売りが止まれば、それだけ買い方に有利となる。



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日経平均は38000円乗せも実態相場と乖離 [株式]


24日の株式市場は大幅反発。日経平均株価は454円高の38157円で
大引け。プライム市場の出来高は20.1億株、売買代金は5.4兆円。

昨晩のNYダウは151ドル高、NASDAQ指数は203ポイント高。

NY市場が反発したことで、東京市場も切り返し終値で38000円台に乗せ
てきた。これで日経平均とNYダウとのスプレッドは300ポイント足らず。

つい先週は2000ポイントを越えていたことを考えると、この間、いかに
東京市場が上昇したかということ。


38000円台を終値で乗せてきたことでバブル期の高値38915円が目
の前に迫ってきた。

ただ、足元の動きはあまりに早すぎ、89年当時のペースなら3月末に達成
するはずが今回は1カ月ほど早い動き。それを映してか実態は指数と乖離。

本日、日経平均は454円の上昇ながらTOPIXは7ポイント高。TOPIXか
見た日経平均は100円高程度に過ぎない。


しかも、値上がり数と値下がり数は505:1106と値下がり数が倍以上
となっている。つまり、集中物色が進んでいるという訳。

このところの指数の上昇は目立っているが、集中物色の影響で25日騰落レ
シオは93ポイントと100を下回っている。

おそらく、物色から逸れた株を保有している投資家はあまり恩恵を感じてい
ないだろう。



ともあれこれで38000円台に到達したことから、バブル期との比較した
報道が相次ぐだろう。

ありがちなのが、当時との比較で89年のPERは80倍だったのに対し、
今回は16倍台とバブルとは無縁と言われるだろう。

新NISAもやっていない個人は、むずむずしてきそうでいずれ素人の彼らも
参入してくるだろう。そうなったらもう手を引き始める時。

足元はピッチが速く高値越えには一息入れSQにかけてトライの展開か。



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NY離れする東京市場の強さ [株式]


14日の株式市場は反落。日経平均株価は260円安の37703円で大引け。
プライム市場の出来高は19億株、売買代金は5.1兆円。

昨晩のNYダウは524ドル安、NASDAQ指数は286ポイント安。

米消費者物価指数が上振れしたことでNY市場は大幅安となった。それまでが
過熱気味だったことで利食い売りが先行した形。

まだ下落基調へ転換というには早く、いいガス抜きの感。


東京市場はそれをわかってか、NY株安の被害は少な目。すでに東京市場は違
うロジックで動き始めており、すぐには転換しない。

先物は3月限へ限月交替したばかりで38000円手前ということは、SQに
は取ってきてもおかしくない。



さて先週9日、日経新聞社は全30社から構成される半導体株指数を3月
25日から算出・公表すると発表。世界的潮流を反映させようということ。

すでにこの構成銘柄は発表されている。3月25日を待たずにこれらには
先回りの買いが入ることが想定される、否、既に始まっていそう。

本日、この30社の株価をチェックすると半数の15社が上昇。そのうち
2%以上上昇が東京応化の10%高、アルバックの9%高を始め8社もある。



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バブル期高値38915円が見えてきた [株式]


週明け24日の株式市場は大幅高。日経平均株価は1066円高の37963円
で大引け。プライム市場の出来高は21.4億株、売買代金は5.9兆円。

本日の東京市場は1000円をこる上昇となり、引け際に38010円を付け
た。いよいバブル期に付けた38915円が視野に入ってきた。

上昇自体に違和感はないが、ただ想定した動きよりスピードがが速い。これで
NYダウとのスプレッドは1000ポイントを下回ってきた。


1月値のSQ値が36025円、先週末の2月SQ値が37018円、今回の3
月SQが三カ月連続の大台変りとなり38000円台となるかと見ていた。

それがはやくもクリアしそうな勢い。1月、2月ともに直前に急伸したため、
3月限りでは売り方の押さえ込む動きも限定的とならざるを得ない。


先週木曜、内田日銀副総裁の「マイナス金利解除をしても緩和的動きは継続さ
れる」旨との奈良での講演が話題となった。

これを契機に株価が急伸したが、これはSQを睨んだ買い方のアリバイで、何
でもよかった。だが話題にならなかったがカギは金曜日。

SQ当日に植田日銀総裁が国会で、前日の内田総裁とほぼ同じ内容の答弁を行っ
た。総裁という立場と国会という場所を考えると内田副総裁とは重みが違う。

おそらく海外勢はこれを聞いて日本株にさらに積極スタンスをとると見た。
利上げが否定されれば円高要素は遠ざかる。


本日、プライム市場のPERは16.32倍。EPSは2320円と、足元の決算
決算発表で初めて2300円台に乗ってきた。

週末まで決算発表が続き、2350円前後まで積み増す可能性は十分ある。
仮に、PER16.5倍として38775円となる。

バブル期の最高値38915円に急接近し、いつこれをとってきてもおかしく
なくなる。



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明日のSQで終了とはならない [株式]


8日の株式市場は急反発。日経平均株価は743円高の36863円で大引け。
プライム市場の出来高は20.9億株、売買代金は5.5兆円。

昨晩のNYダウは156ドル高、NASDAQ指数は147ポイント高。

NY市場が強かったことで反発して動いていたのが10時台に急伸し、大引まで
ダレだれることなく戻り歩調を続けた。

ザラ場高値は36956円と1月23日に付けた36984円まであとひと
息に迫った。終値は高値。TOPIXは引け、ザラ場とも高値。


急伸のきっかけは内田日銀副総裁の発言。マイナス金利解除してもすぐに利上
げするというわけではないとの旨。

外人勢はこれまでマイナス金利解除、即ち利上げへ移行と取っていただけに、
不意打ちを突かれた形。

だが、これも買い方に利用された感がある。明日のSQを前に買い方としては
ネタはどうでもよかった。


それがちょうどいい具合に内田発言が飛び込んできただけに利用したというこ
とだろう。

SBGやユニクロなど、225採用の4社だけで指数を500円引き上げた。
TOPIXは僅か12ポイント高で、日経平均換算で180円弱に過ぎない。

つまり、明日のSQ高値狙いは見え見え。とはいえ、それで終わるかというと
まだ続くだろう。既報の通り、この強気相場は少なくとも最高値までは続く。



本日発表された先週の投資主体別動向は外人現物が△1700億円、先物が
▲4400億円、個人現物が570億円。

信託が現物▲1400億円、先物▲510億円という結果。外人は現物を引
き続き買い越し。信託の現物先物とも売り越しは配分見直しによるもの。

外人は先週に続き先物を売り越しているが、これは短期筋の動きに加え、
年金の廻し玉が含まれているとの見方もある。

個人は現物を買い越し始めてきた。これは想定通りの動き。主な売り方は
年金だけとなる。



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売買活況ながら上値重い動き [株式]


7日の株式市場は反落。日経平均株価は193円安の36160円で大引け。
プライム市場の出来高は19.1億株、売買代金は5兆円。

昨晩のNYダウは274ドル安、NASDAQ指数は31ポイント安。

NY市場が安かったことをそのまま反映した形。それでもこのところ寄り付き
直後から執拗な売りが続いている。

これは単に売り仕掛けというより実需を背景にした売りだろう。週末のSQを
意識した売りだけとは思えず、年金の売りだけとも思えない。


おそらく企業業績に対しやや失望した利食いの売りが出ているのではないか。
足元で発表の決算は上昇修正の一方、下方修正もそれなりに出ている。

本日はトヨタの上方修正が話題となったが、それでもプライム市場のEPSは
2225円と低迷したままでなかなか立ち上がってこない。

プライム市場のPERは16.25と16倍を越えており、EPSの積み上げが
ないと荷もたれ感が出てくる水準。


足元の決算発表でEPSが拡大していけば、先取りしながら一時的に17倍近
くまでの動きも考えられるが、現状では調整止む無しといったところ。

この様子だと週末のSQまでは上値が重く37000円どころか36500
円もどうかという状況。

逆に下方については36000円割れもあるが、35500円は維持しそう。



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足元の決算発表でやや低下気味のEPS [株式]


週明け5日の株式市場は続伸。日経平均株価は196円高の36354円で
大引け。プライム市場の出来高は18.6億株、売買代金は4.8兆円。

NY高を映しナイトで高くなるものの、東京時間に入ってからは寄り付いた後
に軟調の動きが続いている。

それだけ年金などの売りが待ち構えているのだろう。といって、下値には買
いも入っているようで売り崩すふうでもない。


今週末はSQということもあり、本日などは押さえつけるような動きがあっ
た。あまり上に行ってもらっては困る連中がいるということだろう。

高値歓迎派も強引に買い上げてこないところを見ると、今回は1月のような
動きとは違う。

本日のプライム市場のPERは16.35倍。ここからEPSは2223円。積み上
がるどころかやや減少気味となっている。これでは買い方に力が出ない。

それもあって、日経平均株価とNYダウとのスプレッドも2300ポイント
まで拡大してきた。


中東情勢は相変わらず混迷しているが、米国がイランが支援している施設
数十か所を空爆。ただイラン国内への攻撃は計画していないと米国は否定。

またイエメンのフーシ派への英米軍の攻撃も続いているが、これに対しフ
ーシ派はバブエルマンデブ海峡にある海底ケーブルを切断すると警告。

同ケーブルが切断されると、国際金融取引や各国の軍事通信や政府通信な
ど広範囲に支障をきたす可能性があるという。要監視事項。



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外人の現物買いが継続、先物大量売りが先週の下落要因 [株式]


2月最初の取引となった1日の株式市場は反落。日経平均株価は275円安
の36011円で大引け。

プライム市場の出来高は17.7億株、売買代金は4.5兆円。昨晩のNY
ダウは317ドル安、NASDAQ指数は345ポイント安。


昨晩の米FOMCは市場予想通り現状維持。注目の終了後のパウエル議長の
発言はタカ派スタンスを崩さず利下げを急がない考えを示した。

これで利下げ思惑が先行していたNY市場は大きく崩れた。これは昨日指摘
の通り、ハト派スタンスだったとしても出尽くし下落した可能性が高い。

NY市場の大幅安を受けて東京市場も大幅安で始まったが、一段と売り込ま
れるところまでは至らず。


パウエル議長の発言から次回3月のFOMCでは利下げはなくなった。つまり
次々回の5月1日のFOMCまで持越しということ。

逆に、日銀のマイナス金利解除は4月ではなく3月に実施の観測が急台頭。
4月26日に解除し、5月1日に米利下げでは不用な混乱を起こすため。

いずれもがドル安円高要因であり、急激なドル安円高を引き起こしかねな
い。


先週、外人が現物△4100億円、先物▲9800億円、個人が現物△2900億円、
先物△1000億円、信託が現物▲3600億円、先物△1300億円という結果。

外人は引き続き現物買いを継続だが、先物を大量売りしたことが先週の相場
下落の要因だった。

個人は現物先物とも逆張りの買いが入り大幅買い越し。信託(年金)はこの
水準では多少下落しても現物の売り越し基調は変わらない。

個人の買いの中にはNISA資金も入っている。なお同資金は1月にオルカンな
ど外向けに5000億円以上の流入があった模様。



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