SQを意識し下値決着回避の動き [株式]
週明け7日の株式市場は小幅続伸。日経平均株価は61円高の32254円で
大引け。プライム市場の出来高は14.5億株、売買代金は3.4兆円。
32000円割れで寄り付いた勢いで31830円まで下落した後切り返しに転じ、プ
ラス引けとなった。ザラ場高値は32306円と100円以上高い場面もあった。
この動きはちょっと想定外。といっても、今週はSQ週であるため理不尽な動き
があることは既報の通り。32000円を維持したい力が勝ったということ。
6月中旬以降、大筋ではイメージしたものに近い。だが当初のイメージと違って
いる部分もある。
8月には夏枯れ相場からの下落・調整を想定していたが、このところの取引高を
見る限り枯れていない。それが値崩れを防いでいる。
それも、今週のSQを終えてもこれが維持できるかどうか。今週は下値決着を防
ぐたに支えても、来週以降、堅調相場となるだろうか。
現在4-6月期決算が発表されているが、それを受けてもEPSが上昇しないどこ
ろか低下気味。こうした中、株価だけ上昇するとは考えづらい。
EPS低下中では荷もたれ感が出て持続力が弱く、短期的騙しとなることが多い。
明日は日経平均に影響大きいSBGの決算発表。
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