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0.25%引き上げ、タカ派姿勢は想定内 [株式]


31日の株式市場は反落。日経平均株価は106円安の27327円で大引け。
プライム市場の出来高は12億株、売買代金は2.9兆円。

昨晩のNYダウは260ドル安、NASDAQ指数は227ポイント安。

NY市場はFOMCを前に様子見姿勢から下落。これまで上昇してきただけに利
喰い売りが出た形。

0.25%の利上げは織り込み済みで、パウエル議長がタカ派姿勢を続ける
ことも市場は想定している。


それでも上値抵抗線をブレイクするまで上昇してきたのは、インフレが落ち
着いてきたため。

今週末3日の雇用統計と14日の消費者物価指数で、さらにそれが裏付けさ
れれば調整は期間も幅も深いものとはならないだろう。

前者の市場予想は18.7万人と前月の22.3万人から鈍化する見通し。
後者はおそらく5%台に入ってくるだろう。


東京市場は本日もヨコヨコ。日経平均は下落したが値上がり数のほうが多く、
月末のポジション調整が含まれている。嵐の前の静けさといったところ。

いよいよ保ち合い放れ急接近だが、その際の目安は既報通り。本日5日線を
下回ってきたため、明日は売り目線が多くなる。

が、月初のファンドの組み入れ要因などで大幅安まではなさそう。ドル円
が130円台回復したこともある。



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保ち合い放れ接近 [株式]


週明け30日の株式市場は続伸。日経平均株価は50円高の27433円で
大引け。プライム市場の出来高は11.3億株、売買代金は2.7兆円。

日経平均は今回の戻りの高値更新(引け値ベース)となり26400円台乗せ。
といって、特に強い感じはない。


1日のFOMCを前に持ち合っているところ。それでもザラ場ではそれなりに
上下動があった。

本日ザラ場中の急落は令和臨調が反アベノミクスを打ち出したため。ただ
長続きせず。

昨日指摘したTOPIXの算出調整により、大引けにかけて戻し歩調となった。
これが27400円台となった背景。

25日騰落レシオは128ポイントまで上昇し、だいぶ水位が上がってきた。


上に抜けそうで抜けず、崩れそうで崩れない動きが続いているが、月末月初
でそろそろ動き出しそう。高保ち合いしているため、もう一段高もある。

ザラ場中でも27500円を明確に超えると踏み上げがあるだろう。だが、
FOMC後まで維持できるか。逆にダレた場合は26938円までの窓埋め。

つまり放れに付けということ。仮に上放れすると楽観論が出るが、FRBの
タカ派スタンス以外にも弱気材料はある。

例えば、ロシアが核に言及してきていることは使用せずともリスク要因。
また今春マッカーシー下院議長が訪台強行すると中国との緊張が高まる。



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日経平均、TOPIXとも窓埋め [株式]


25日の株式市場は小幅安。日経平均株価は32円安の27362円で大引け。
プライム市場の出来高は9.8億株、売買代金は2.4兆円。

昨晩のNYダウは9ドル高、NASDAQ指数は20ポイント安。


NY市場がまちまちだったことを東京市場も反映した形。利食い売りで一方的
な下落とはならず、意外と底堅い動き。

日経平均のザラ場高値は27502円と27488円までの窓埋めを達成。窓埋
めして間もな崩れ出したのは定石通り。

なお、TOPIXもザラ場高値1987をつけ、1986までの窓埋めを達成。
これで当初の目標を達成してきたことになる。


テクニカル面を確認しておくと5日線は27103円まで上昇。明日は27200円を越
えてくるだろう。これを割り込むと少なくとも短期調整色が出てくる。

その際の目安は25日線。本日は26418円だが、こちらは本日より上向きに転じて
きた。

25日騰落レシオは114ポイント。明日と週明けで120台乗せが見込まれ、徐々
に水位が上がってくる。

プライム市場のPERは13.69倍。上限目安の14倍は28000円弱となる。こちら
はもう少し余裕がある。


NY市場が3指数とも底堅いチャートで、跳ねておかしくない顔つき。SP500
は上値抵抗線とせめぎ合っており、跳ねればブレイクが鮮明となる。

そうなると東京市場も連れ高でもう一段高もある。ドル円が129円までで止まっ
ていることも東京市場に追い風。



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窓埋めまでわずかに至らず [株式]


25日の株式市場は続伸。日経平均株価は95円高の27395円で大引け。
プライム市場の出来高は9.9億株、売買代金は2.5兆円。

昨晩のNYダウは104ドル高、NASDAQ指数は30ポイント安。

NYダウは続伸となったが他の2指数が弱く、東京市場も安く始まった。しか
し、徐々に切り返し27500円に接近する場面もあった。

ザラ場高値は27473円で、窓埋めの27488円にわずかに届かず。TO
PIXも一段上の窓埋めに2ポイント足りなかった。

出来高が10億に達せず新規の買いには皆慎重。売り直すにもそれなりの材料
が必要だが、日銀会合で売り方は総ヤラレした後だけに日柄整理が必要。


目先注目は来週2月1日のFOMC。ここでは0.25%の利上げが見込まれ
ているが、パウエル議長が利上げに打ち止め感を示唆するかが注目される。

おそらくその点は濁して、これまで通りのタカ派姿勢を見せるのではないか。

市場は利上げ打ち止め想定から、年後半の利下げ思惑で長期金利低下、株価
上昇となっているが、これは先走り過ぎだろう。

結果発表まで期待先行でNY市場が強基調となるほど、反動が来るだろう。
そうなると東京市場も連動するだけに注意しておきたい。



岸田政権の支持率が低下つづけていることは既報の通りだが、年明け後の外遊
に同行した秘書官の息子が物見遊山的行動をしていたと報じられている。

観光旅行と勘違いしているという訳。これでは岸田政権の支持率は低下しても
浮上することはない。



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目標値まで一気に接近してきた! [株式]


24日の東京市場は大幅続伸。日経平均株価は393円高の27299円で
大引け。プライム市場の出来高は11.1億株、売買代金は2.8兆円。

昨晩のNYダウは254ドル高、NASDAQ指数は223ポイント高。


NY市場を映し大きく上昇した。SP500指数はNYダウに続き上値抵抗線を
抜け出しつつある。

週末まで見て判断したいが、相場観としては今度は抜けてくるのではないか。
このまま抜けるようだと、市場センチメントはより戻り指向に替わってくる。


東京市場は400円弱の上昇。ドル円は130円台と株・外為とも買い戻しが続い
いる。それだけ日銀会合目指し打っていた投機筋が多かったこと。

日銀が現状維持を決めたことで大損を被った投機筋らが、日銀の政策に対し非
難の合唱となっている。負け犬の遠吠えで運用がうまいとは思えない。


本日、日経平均のザラ場高値27381円。目標としておいた27488円までの窓
めまであと100円まで迫った。

本来は明日一気に埋めてくれた方が調整しやすくなるが、昨日言及した通りここ
で一息入れておかしくない。それでもまだ1月下旬~2月上旬には時間がある。

25日騰落レシオは、104ポイントとこの戻り過程で初めて100台を回復。ようや
く100を回復したばかりで過熱感はない。戻りの日数的にも少し足りない。



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岸田政権は通常国会を乗り切れるのか [株式]


週明け23日の株式市場は大幅続伸。日経平均株価は352円高の26906円
で大引け。プライム市場の出来高は9.7億株、売買代金は2.3兆円。

先週末のNY株高を受けた展開。すでにナイトで26910円で引けていたた
め高いことは想定内。高く寄り付いた後は特に売られることもなかった。

それも、ドル円相場がじり高となっていたことが大きい。買い戻し基調が続い
ている。明日も高い場合は一休みしやすくなる。



本日より通常国会。岸田首相は防衛費増額のうち1兆円を増税で賄うことは譲
らない構え。

また、少子化対策の予算倍増を示唆したが、財源など具体的には6月に策定と
のことだが、社会保障費増額で賄うとの声がある。これでは実質的増税だ。

その岸田政権に対し、ANN(テレ朝系)の世論調査で28.1%となった
と報じられた。これで時事通信に続いて今年2か所目。

この支持率の低下が通常国会でも影を落としそう。特に増税に対し防戦一方
だと間違いなく4月の統一地方選に影響する。

米国ではバイデン大統領が公文書保有問題で追及され始め、用済みモードに
入っている。岸田政権もこれに歩調を合わせることになるかもしれない。



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日銀会合発表前まで行って来い [株式]


19日の株式市場は大幅反落。日経平均株価は385円安の26405円で
大引け。プライム市場の出来高は10.5億株、売買代金は2.5兆円。

昨晩のNYダウは613ドル安。NASDAQ指数は138ポイント安。

昨晩発表された米小売売上高、生産者物価指数のいずれも予想以下となった
ことでNY市場は大幅安。米10年債利回りは3.4%を割り込んだ。

金利低下が株高でなく株安に反応したということは、景気後退を懸念してい
るということ。これが続くと逆業績相場ということになる。

せっかく日銀会合で131円台まで戻ったものが127円台と元の木阿弥。


東京市場は大幅安で日銀会合発表前の水準までほぼ行って来い。円高が重し
でドル円が一足早く行って来いとなったため、これに追随する動き。

ドル円が落ち着かないとどうしようもない。底流として、PERの面からの
下押し圧力が感じられる。



本日、時事通信が岸田政権の支持率が26.5%へ低下したと発表。もともと
時事や共同は低めに出る傾向があるが、イエローランプが灯る水準。

あと他の新聞社が30%以下となれば、いよいよ岸田おろしが本格化する。
今春には統一選が控え、サミットが花道などといっていられなくなる。

それを見越したように、菅元首相が防衛費増税に対して噛みつき始めた。歳出
改革せずに増税というのは国民の理解を得られないとの視点。

その通りなのだが菅首相は岸田の後に河野太郎を推すつもりで、それを考える
と特に応援する気になれない。2月中旬以降3月は政局ひと波乱もありうる。



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現状維持でしばらく戻り日柄へ [株式]


18日の株式市場は大幅高。日経平均株価は652円高の26791円で大引
け。プライム市場の出来高は14億株、売買代金は3.2兆円。

昨晩のNYダウは391ドル安。NASDAQ指数は15ポイント高。ドル円
は128円台から131円まで急伸した後、夕刻に130円割れ。



本日の日銀会合の結果は現状維持。黒田総裁の記者会見の内容は11月までとほ
とんど同じ。こうなると12月だけが異例の動きだったということになる。

記者会見で、今回の日銀会合に向け、いつも以上に投機的な動きが見られたが
それは日銀が市場との対話を行っていないではないかとの質問。

それに対して黒田総裁は、これまで通りのスタンスという返答。つまり市場と
の対話は必要ないという考え。

といっても、彼はもう任期が切れる。後任の新総裁となっていきなり大きく変
わるとも考えづらい。

つまり、いきなりの変更が今後もありうるということ。となると、今後も日銀
会合前に思惑売買が横行することになる。


ともあれ、現状維持となったことで株高・円安の動きとなったが、インフレ圧
力は当面続くことから、金利上昇圧力が弱まるというわけではない。

抜本的には物価上昇にブレーキがかかり低下することが必要となるが、それは
少し時間がかかる。

そうした見方もあってか、ドル円は夕刻に130円を割れてきた。といって、こ
のまま120円まで円高が進むとも思えない。125~127円台がいいところ。


昨日、日銀会合の結果が現状維持なら400~500円高もあるとしたが、それを
上回る上昇。

まだ買戻しの域で、25日騰落レシオは97と100以下のまま。1月下旬~2月
上旬までは戻りのイメージ。



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日銀会合結果待ち [株式]


17日の株式市場は大幅反発。日経平均株価は316円高の26138円で大引
け。プライム市場の出来高は10.6億株、売買代金は2.4兆円。

外為市場でドルが買い戻され128円となったことで、株式市場は反発。寄付き
後に26000円台へ放り上げてからは、明日の日銀会合の結果待ちで様子見。

つまり朝方の上昇が128円台への修正分の買いということ。



明日の日銀会合は過去の経験則から、結果が報じられる時間が早いほど現状維
持。遅いほど政策変更有りとの憶測。

前者なら11時半から12時ごろ、後者は12時半以降の場合だ。変更有る場合は
それだけメンバーの擦り合わせが必要となるため。

先物市場は前場終了の11時半以降も稼働しているため、結果発表の時間を気に
しながら揺れ動く。

遅いほど政策変更がある可能性があるため、じりじり売られる展開となりそう。


チャート的には本日の上昇でいい形となってきた。特にTOPIXが良型。跳
ねる場合は400~500円高となってもおかしくない。

逆に下に行く場合は本日の戻りが仇となるが、昨日も触れたとおり一方向に
下落し続けるとは限らない。日銀も合わせ技を考えていると見るため。



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日銀政策決定会合目前 [株式]


週明け16日の株式市場は続落。日経平均株価は297円安の25822円で
大引け。プライム市場の出来高は11.4億株、売買代金は2.5兆円。

先週末のNY市場は高かったが、週明けの東京市場は300円近い下落で26000
円を割り込んできた。


18日の日銀会合では、総じて市場関係者は政策変更を見る向きが多く、少し離
れたエコノミストらは現状維持とのスタンスが多い模様。

政策変更といっても、上限を0.5%から0.75%というものだけではない。この
場合は投機筋は嵩にかかって1%をめがけて売ってくるだろう。

日銀もそれがわかっているからこれ単体の変更は考えづらい。考えられるのは、
3月で任期が切れる黒田総裁退陣後のスケジュールだろう。

現在のイールドカーブコントロールをいつまで続けるかなど、何かしら言及あ
っておかしくない。

現状のまま交代では、異次元緩和を引き継いだ新総裁が全ての責任を負うこと
になる。


また、ブルームバーグによると上限は現状維持でスワップ操作の準備するので
はないかと報じた。

ともあれ、ゼロ回答はなく何かしらの動きはあるのだろう。だが、それが市場
にどう影響するかは微妙。

本来、現在の株価より500~1000円上方でしかるべきなのに、政策変更(主
に上限引き上げ)を先取りして売り込まれているためだ。

12月時は唐突の変更で600円安となったが、今回はその程度は下落している。
ザラ場で押し込まれても戻る可能性もないわけではない。

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市場予想以下もある今晩の米CPI発表 [株式]


12日の株式市場は小幅続伸。日経平均株価は3円高の26449円で大引け。
プライム市場の出来高は12.3億株、売買代金は2.8兆円。

昨晩のNYダウは268ドル高、NASDAQ指数は189ポイント高。


NY市場は高かったものの、131円台へ円高が進行したことでほぼ寄り天の動
き。今朝、日銀が緩和策の副作用点検と報じられたことで円高が進行。

さらに、明日のSQを控え上に持っていきたくない筋の押さえ込む動きがあっ
た。上げ賛成派は、これ以上無理する必要もないというスタンス。

NYに対しあまりに反応が悪いのは、このSQ思惑が重なったためと見るのが
自然。


さて、今晩はいよいよ米消費者物価指数の発表。市場予想平均は6.5%で、
JPモルガンは結果を受けた反応を以下のように想定している。

・6.4-6.6%の確率65%(NY株価1.5-2%上昇)
・6.6%以上は確率15%(NY株価2.5-3%下落)
・6.4%以下は確率20%(NY株価3-3.5%上昇)

一番確率が高い市場予想の6.5%前後では1.5~2%の上昇で、まだすべて織り
込んでいないという見方。

6.4%以下だとさらに3%以上の上昇としているが、NYダウ換算で約1000ドル
高となり、さすがにここまではどうか。

可能性は一番低いが、市場予想ほど低下しなかった場合は700ドル以上の下落
のイメージ。


また、日本時間24時にバイデン大統領がインフレに関する声明を出すと伝わっ
ており、この内容も注目される。

インフレにメドがついたという勝利宣言に近いものではないか。でなければ、
ここで敢えて声明を出す必要もない。

とすると、市場予想以下となる可能性は捨てられない。



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SQ前後で目先の戻り一巡か [株式]


11日の株式市場は続伸。日経平均株価は270円高の26446円で大引け。
プライム市場の出来高は10.5億株、売買代金は2.5兆円。

昨晩のNYダウは186ドル高、NASDAQ指数は106ポイント高。


東京市場はこれで4日続伸。ただし、明晩の米消費者物価指数発表前に様子見
姿勢も強い。買い戻しで戻っている状況で、新規の買い意欲は見られない。

足元の上昇に対し、「岸田首相が日本にいないため」とネット民の声が上が
っていた。「もう戻ってこなくていい」とも。


本日の騰落レシオは94.5。仮に、明日明後日が横ばいでもニュートラル
の100に到達することになり、目先の目標達成感が出る。

戻り・押しの目安として使われる25日移動平均線は26900円台へ切り
下がってきた。

明日明後日が横ばいないし小幅高として26800円台となる。とりあえず
の戻りメドはこの27000円手前辺り。そこから短期二番底の動き。


明晩の米消費者物価指数に関し、市場は6.5%と、前月の7.1%から一段
と低下すると見ている。

普通に考えれば低下は株価上昇だが、織り込んでいる分があるため、出尽くし
の可能性も否定できない。

ただ、6.1~6.3%辺りまでの低下も否定はできず、ここまで急停止化し
た場合はNYダウは一段高となる。

そして、翌日13日のSQ値は高値決着となり、27000円台での幻のSQ
となる可能性がある。

なお、来月発表の消費者物価指数から項目別のウエイト調整が行われるため、
全体的に押し下げ方向に働くとなる模様。



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12日発表の米消費者物価指数は6%台 [株式]


週明け10日の株式市場は続伸。日経平均株価は201円高の26175円で
大引け。プライム市場の出来高は11.1億株、売買代金は2.7兆円。

昨晩のNYダウは112ドル安、NASDAQ指数は66ポイント高。

NYダウは安かったがNASDQ指数は上昇、SP500は2ポイント安とほ
ぼ横ばいとなったこともあり、連休明けの東京市場は4日続伸。



本日、中国人観光客に対し各国が水際対策を講じることに対し報復措置をほの
めかしていた中国政府が、ビザ発給を停止。

だが、この時期に日本から中国へ観光旅行しようという人間がいるのか。いた
としたらよほど浮世離れした人間。

現地ではコロナ感染者に見られる「白肺」現象が一般用語化している。そこに
飛び込むわけだから、飛んで火にいる夏の虫という訳。

もっとも、日本からはわずかだろうからビザを停止されても痛くも痒くもない。
それより、日本に白肺の感染菌を持ち込まれるのが困る。



マーケットは明後日12日夜発表の米雇用統計に関心が移ってきた。雇用統計
は景気スローダウンを示したがインフレ指数はそれを追認するかということ。

12月の発表時に、すでにピークアウトしたとの見方から7%割れとなっても
おかしくないとした。

結果は7.1%だったが、その際に、1月の発表では6.5%まで低下する可
能性があるとも一足早く指摘しておいた。

今回の市場予想はこれと同じ6.5%となっている。もう峠を越えたことは明
らかだが、あとはマーケットがどう捉えるか。

消費者物価が6%台まで低下するとなると先は見えたということで、少なくと
も大きく売られることはないのでは。

一方で、NY株価水準自体特に安いわけではないので、あとはそれとの綱引き
となる。


東京市場は本日で3日続伸ながら、騰落レシオはまだ83ポイントとニュート
ラルの100までは開きがある。当面はこれを埋めに来る流れだろう。



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来週のSQまで思惑売買に振り回される [株式]


5日の株式市場は反発。日経平均株価は103円高の25820円で大引け。
プライム市場の出来高は11.2億株、売買代金は2.5兆円。

昨晩のNYダウは133ドル高、NASDAQ指数は71ポイント高。


NY市場が上昇したこともあり、東京市場も反発。ただし、力は弱く戻り売
りに押された印象。出来高も11億株とまだ正月気分を脱していない。

ドル円が132円台へと円安となったことで、本来なら300円以上上昇しても
おかしくないが、100円高とは様子見姿勢が強いかということ。


景気の先行きが不透明過ぎることもあるだろうが、昨日示したように実質利
上げが株式評価をダウンサイドにスライドさせていることもあるのだろう。

これまでの下限を13倍から12.6倍とするなら、上値メドも14倍を13.6倍へ
修正しておく必要がある。


本日、空売り比率が51%と総弱気ともいえる水準。目先、26000円程度の
反発局面はあっておかしくない。

RSIも10%台と低水準となっており、テクニカル的には底値圏。あとは投
機筋がダメ押しで掘ってくるかどうかだけ。

来週にはSQを控えているため、それまでは意味のない思惑売買に振り回さ
れそう。



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下限目安が下方修正で大発会は大幅安 [株式]


23年大発会の株式市場は大幅安。日経平均株価は377円安の25716円
で大引け。プライム市場の出来高は12.4億株、売買代金は2.7兆円。

昨晩のNYダウは10ドル安、NASDAQ指数は79ポイント安。SP500は
15ポイント安。


NY市場が軟調だったが東京市場はそれ以上の下落となった。すでに昨年の大
納会後のナイトで26000円を割れており、それを引き継ぐ形。

東京市場の引け段階で、NYダウと日経平均のスプレッドは7400まで拡大し
てきた。

また日経平均とTOPIXのNT倍率は13.77倍まで縮小。値がさ系がより売
られていることを示している。この縮小傾向は当分続くだろう。

13倍前後まで見ておきたい。それだけ日経平均が割負けするということ。戻り
時もTOPIXに比べ頭を押さえられやすくなる。


本日プライム市場のPERは12.84倍と13倍を下回ってきた。EPSは2002円。
日銀会合までは2050円を越えており、約半月で50円も低下したことになる。

これで13倍ラインが27000円から26000円へと約1000円ほど下振れとなった。
さらに、実質利上げによりPER13倍は12.6倍へとスライドする。

当面のEPSを2000円とすると、PER12.6倍は25200円となる。これが
0.25%引き上げた影響ということ。


12月20の日銀会合以降、大口投資家たちが妥当な居所を見極めようと自分らの
ポートフォリオを再構築していることは容易に想像できる。

株価水準を保守的にスライドさせていることで、なかなか反発の機運も出てこな
いということだろう。



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