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来週のMSQまで変動要因多し


週明けの株式市場は急反発。日経平均株価は545円高の32169円で大
引け。プライム市場の出来高は10.9億株、売買代金は2.8兆円。


先週末の下落を打ち消すような反発。週末のNY高とナイト先物が高かったた
め32000円手前までは予想されたが、これをクリアしてきた。

ただ、先週末の大幅下落時も本日の急反発でも出来高は10億株台と冴えな
い。つまり真空地帯の動き。

今回のMSQは9月に入ってすぐに到来する。その9月8日のMSQまでにい
ろいろ変動要因がつまっている。


まず、月末は恒例のポジション調整で今回も大幅下落となるかに注目。その
場合、反動やファンド設定などで月初高となる可能性がある。

それも、9月1日(金)はNY時間で雇用統計が発表されるため、手控えムー
ドとなる恐れもある。

一応、市場予想は16.5万人となっており、これがもし、20万人の大台
に乗せると長期金利急上昇から株価大幅下落の可能性を秘める。


そして、MSQ前日の9月7日はカントリーガーデン発行のドル建て外債の利
払い日から30日となる。ここで支払われなければデフォルト確定。

逃れるためにお茶を濁されても、中国不動産・中国経済への不信感が強まり、
リスクオフ要因。織り込み済みという声もあるが、問題が大きすぎる。

ではポジティブ要因がないかといえば、そういうわけではない。これは明日言
及したい。


それにしても処理水の対する中国の反応はキチガイ。おかげで中国海鮮市場は
閑古鳥が鳴いている様子が撮影されている。自分で首を絞めている構図。



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