2023-08-21 [株式]
週明け21日の株式市場は反発。日経平均株価は114円高の31565円で
大引け。プライム市場の出来高は11億株。売買代金は2.5兆。
先週末のNY市場が一部切り返したことで、週明けの東京も寄付きしばらくで
31700円台まで戻った。この動きの中には買い戻しも入っていた。
それも中国が0.1%の利下げを発表した途端、急落一気に31400円強まで
約300円の急落。利下げ自体は予想されたが不十分との判断。
だが、実体としては売り方の仕掛けと見たほうがいい。急落後には徐々に戻り
始め急落前の高値を抜いてきたためだ。
そこからは、買い材料にも乏しく後場はダレダレの動き。これで目先の底が入
ったかはまだ何とも言えない。
まだの場合は、リバウンドは3日以内で終了し、下を目指す動きとなる。出来高
を見てわかるとおり、皆、様子見で出来高薄め。
まだ足元の中国マターに対する方針を決めかねている。薄商いでスルスル戻る
ことがあり、32000円前後まではあってもおかしくない。
なお、中国経済の落ち込みはしばらく続くとして、影響を受けるのは中国へ
の依存が高い企業。以下参考までに中国の売上比率が25%を越えた企業。
カッコ内は対中売上比率%。
TDK(55)、
村田製作(54)、
日本ペイント(39)、
ピジョン(36)、
日東電工(35)、
資生堂(33)、
ファナック(31)、
ニコン(28)、
東京エレク(28)、
日本電産(26)、
SMC(25)、
ユニクロ(21)、
日本精工(21)、
東レ(20)