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現在は1986年段階に相当 [株式]



週明け26日の株式市場は続伸。日経平均株価は135円高の39233円で
大引け。プライム市場の出来高は18.4億株、売買代金は5.1兆円。

日経平均が最高値を更新したことのテレビのインタビューで、「景気がいい
実感がないのに違和感がある」という声が流れていた。

バブル期は景気が過熱し、経済も株も土地もバブルだった。対して現在の景気
はようやくデフレから抜け出した程度というのが大方の見方だ。


ただそれは当然で、89年の最高値もすぐにつけたわけではなく助走段階があっ
た。それを考えると1986年当時が現在ということになる。

当時は前年のプラザ合意による急激な円高が始まり、円高不況という言葉が生
まれた年。だが株価は86年から急上昇をし始めた。

この株価の急上昇に違和感を抱く人は多かった。景気が悪かったためだ。その
時の状況と現在が重なり合う。



足元で気になる動きとして、米長期金利がじわじわ上昇してきていること。
先週末は4.2%台へ低下したが前日は4.3%まで上昇。

利下げが先送りとなったことを映したものだが、その意味で3月8日の米雇用
統計、12日の米消費者物価は要注意だ。

上振れすればNY株は大幅下落もある。すでにF&G指数は過熱が続いている。


また、米商業用不動産の不良債権化が銀行経営を直撃し、
金融機関の引当金
が評価損を上回ったとの報告もある。

これは時限爆弾で、昨年に続き米銀破たんはいつ飛び込んでもおかしくない。
これらには留意するとしても、もう日経平均4万円台乗せは既定路線。



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