NY離れする東京市場の強さ [株式]
14日の株式市場は反落。日経平均株価は260円安の37703円で大引け。
プライム市場の出来高は19億株、売買代金は5.1兆円。
昨晩のNYダウは524ドル安、NASDAQ指数は286ポイント安。
米消費者物価指数が上振れしたことでNY市場は大幅安となった。それまでが
過熱気味だったことで利食い売りが先行した形。
まだ下落基調へ転換というには早く、いいガス抜きの感。
東京市場はそれをわかってか、NY株安の被害は少な目。すでに東京市場は違
うロジックで動き始めており、すぐには転換しない。
先物は3月限へ限月交替したばかりで38000円手前ということは、SQに
は取ってきてもおかしくない。
さて先週9日、日経新聞社は全30社から構成される半導体株指数を3月
25日から算出・公表すると発表。世界的潮流を反映させようということ。
すでにこの構成銘柄は発表されている。3月25日を待たずにこれらには
先回りの買いが入ることが想定される、否、既に始まっていそう。
本日、この30社の株価をチェックすると半数の15社が上昇。そのうち
2%以上上昇が東京応化の10%高、アルバックの9%高を始め8社もある。