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個人投資家のスタンスに変化 [株式]


先週末の日経平均は、バブル期の最高値38915円まであと50円まで急接近
した。2月SQが37018円で、1週間で2000円近く上昇している計算だ。

それも、今週21日には米国でNVIDIAの決算発表が予定されており、これ
が市場予想に達してもsell the factとなる可能性がある。

そうなると東京市場もネガティブに反応することになる。ただ、ちょうど
いい押し目で頃合いを見て、バブル期最高値越えの展開となるだろう。



2月5~9日の投資主体別動向は外人現物△3600億円、先物△4500
円といずれも大きく買い越しとなった。

これに対し信託現物▲5400億円、先物▲2000億円と外人の買いに売
り向かう形。今後もこの配分調整の売りは出続ける。

そして、個人が現物△100億円、信用△2100億円といずれも買い越し。
これまで信用は買い越しても現物は売り越すケースが多かった。


前回の現物を買い越したのは12月1週のこと。それ以前は10月だが、基
本的に逆張りが基本なため調整局面で現物は買い越しとなる。

それが今回は上昇局面で買い越してきた。逆張りの個人も上昇つづける相場
を前にしびれを切らして参入し始めたものと思われる。

もちろん、新NISAの影響もあるだろう。久々に見た個人投資家の順張りの
買い越しである。

とにかく、個人の売りが止まれば、それだけ買い方に有利となる。



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