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バブル期高値38915円が見えてきた [株式]


週明け24日の株式市場は大幅高。日経平均株価は1066円高の37963円
で大引け。プライム市場の出来高は21.4億株、売買代金は5.9兆円。

本日の東京市場は1000円をこる上昇となり、引け際に38010円を付け
た。いよいバブル期に付けた38915円が視野に入ってきた。

上昇自体に違和感はないが、ただ想定した動きよりスピードがが速い。これで
NYダウとのスプレッドは1000ポイントを下回ってきた。


1月値のSQ値が36025円、先週末の2月SQ値が37018円、今回の3
月SQが三カ月連続の大台変りとなり38000円台となるかと見ていた。

それがはやくもクリアしそうな勢い。1月、2月ともに直前に急伸したため、
3月限りでは売り方の押さえ込む動きも限定的とならざるを得ない。


先週木曜、内田日銀副総裁の「マイナス金利解除をしても緩和的動きは継続さ
れる」旨との奈良での講演が話題となった。

これを契機に株価が急伸したが、これはSQを睨んだ買い方のアリバイで、何
でもよかった。だが話題にならなかったがカギは金曜日。

SQ当日に植田日銀総裁が国会で、前日の内田総裁とほぼ同じ内容の答弁を行っ
た。総裁という立場と国会という場所を考えると内田副総裁とは重みが違う。

おそらく海外勢はこれを聞いて日本株にさらに積極スタンスをとると見た。
利上げが否定されれば円高要素は遠ざかる。


本日、プライム市場のPERは16.32倍。EPSは2320円と、足元の決算
決算発表で初めて2300円台に乗ってきた。

週末まで決算発表が続き、2350円前後まで積み増す可能性は十分ある。
仮に、PER16.5倍として38775円となる。

バブル期の最高値38915円に急接近し、いつこれをとってきてもおかしく
なくなる。



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