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日経平均は38000円乗せも実態相場と乖離 [株式]


24日の株式市場は大幅反発。日経平均株価は454円高の38157円で
大引け。プライム市場の出来高は20.1億株、売買代金は5.4兆円。

昨晩のNYダウは151ドル高、NASDAQ指数は203ポイント高。

NY市場が反発したことで、東京市場も切り返し終値で38000円台に乗せ
てきた。これで日経平均とNYダウとのスプレッドは300ポイント足らず。

つい先週は2000ポイントを越えていたことを考えると、この間、いかに
東京市場が上昇したかということ。


38000円台を終値で乗せてきたことでバブル期の高値38915円が目
の前に迫ってきた。

ただ、足元の動きはあまりに早すぎ、89年当時のペースなら3月末に達成
するはずが今回は1カ月ほど早い動き。それを映してか実態は指数と乖離。

本日、日経平均は454円の上昇ながらTOPIXは7ポイント高。TOPIXか
見た日経平均は100円高程度に過ぎない。


しかも、値上がり数と値下がり数は505:1106と値下がり数が倍以上
となっている。つまり、集中物色が進んでいるという訳。

このところの指数の上昇は目立っているが、集中物色の影響で25日騰落レ
シオは93ポイントと100を下回っている。

おそらく、物色から逸れた株を保有している投資家はあまり恩恵を感じてい
ないだろう。



ともあれこれで38000円台に到達したことから、バブル期との比較した
報道が相次ぐだろう。

ありがちなのが、当時との比較で89年のPERは80倍だったのに対し、
今回は16倍台とバブルとは無縁と言われるだろう。

新NISAもやっていない個人は、むずむずしてきそうでいずれ素人の彼らも
参入してくるだろう。そうなったらもう手を引き始める時。

足元はピッチが速く高値越えには一息入れSQにかけてトライの展開か。



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