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銀行株が支える東京市場 [株式]


15日の株式市場は反落。日経平均株価は100円安の27501円で大引け。
プライム市場の出来高は11.8億株、売買代金は2.7兆円。

昨晩のNYダウは156ドル安、NASDAQ指数は68ポイント高。


米消費者物価指数は6.4%という結果で、予想の6.2%をやや上振れと
なった(コアは予想と同じ0.4%)。

やはり言及しておいた通り強めに出た。これを受けたNY市場は乱高下の展開。
寄りから売り込まれたがプラス圏へと浮上も続かず、400ドル以上の下落。

米10年債金利は3.7%台、ドル円は133円台と市場予想を上回ったこと
で強基調。NY株が踏ん張り過ぎている印象。


東京市場は引き続きもどかしい動き。上を目指すにもNYが下落では阻止する
売りが出て、下に崩すにも円安がクッションとなっている。

保ち合い状況が長い場合、突発的要因が相場を動かす契機となることが多い。
日経平均の日足を見ると、最近は陰線が多く調整したがっている。

TOPIXが強いのは日銀の政策転換期待から銀行株が買われているためで、
みずほFG、三井住友FGは本日高値更新。

このところの上昇で前者は19年以来の高値更新、後者はなんと08年10月
以来の高値更新中。三菱UFGは1月高値は08年7月以来の水準。

植田新体制となればYCC撤廃は既定路線で、これは金融機関の収益改善に結
びつく。銀行株の上昇傾向はもうしばらく続きそうだ。



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