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YCC撤廃は既定路線 [株式]


14日の株式市場は反発。日経平均株価は175円高の27602円で大引け。
プライム市場の出来高は10.1億株、売買代金は2.4兆円。

昨晩のNYダウは376ドル高、NASAQ指数は173ポイント高。


マーケットは今晩の米消費者物価指数待ちながら、NY市場は大幅続伸。市場
関係者は楽観的に見ているわけではなく、むしろ慎重目線が多いという。

事実、長期金利も3.7%前後で高止まり。にもかかわらず株高なのは売り方の
買い戻しが入っているとの見方。

市場予想は総合6.2%、コア0.4%。22:30分発表。



さて、本日政府は新日銀人事を国会に提示。日銀総裁に植田氏、副総裁に氷見
野・内田氏と予想の顔ぶれ。

これを受け今月24日以降、衆参両院で3人の所信の聴取や質疑が行われる予定。
その後、衆参両院の本会議での可決、承認を得た上で正式に任命する流れ。

新植田体制はどうなるか少し言及しておきたい。一見、本人が「金融緩和の継
続が必要」と発言していることから大きな変更はなさそう。

だが、内容はこれまでと違ってくるだろう。YCCの鉄扉も遅くとも年内にな
されるだろう。

いったん撤廃されれば、数日は株式市場も大荒れだろうが長続きしないだろう。
長期金利がどこまでも上昇するわけではない。

物価上昇の動きがが落ち着いたところで打ち出せば、それだけ金利の頭も低く
なる。



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