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4月以降、インバウンド爆増の予感 [株式]


16日の株式市場は反発。日経平均株価は194円高の27696円で大引け。
プライム市場の出来高は11.4億株、売買代金は2.6兆円。

昨晩のNYダウは38ドル高、NADAQ指数は110ポイント高。


米国の物価は上昇スピードは落ちたものの高止まりしている状態。あと1回の
利上げで打ち止めから、2回を見込む向きが多くなってきた。

年内の利下げも消える勢い。利上げ効果が遅いのはウクライナ戦争によるもの
と見ている。

一つは資源、農産物、飼料価格の上昇を通じて。もうひとつは軍事産業の特需
を通じて。特に後者は日本でいえば公共事業に当たる。

軍需業界が途方もない好景気となっていることで、全体の落ち込みをカバーし
ているという見方。引いては、逆業績相場を遅らせる要因にもつながる。


物価上昇は庶民生活に影響を与えている。日本で卵の値段が1パック300円
台まで上昇していると報道されているが、NYでは10ドル、約1300円。

あちらは12個入りを勘案しても日本の3倍に相当する。また、ラーメンなど
も2000円以上は当たり前。これはNYだけでなく欧州でもそう。

つまり、海外の目からは日本の物価は先進国とは思えないほど安いということ。
アジア諸国も所得上昇で、日本の物価もそう高いと感じられなくなった様子。

彼らは毎年所得が上がり続けているため、コロナ前と比べると日本は安くなっ
たという声も少なくない。


よって、これから訪日客が爆増する予感。1月の149万人はコロナ前の19年1月
比で55%だが、これにはほとんど中国人が含まれていない。

日本の対応に怒って中国政府が渡航制限をかけたため。だが、3月にも両国の
規制が解除される。彼らの50万人を加えると19年と同じ水準となる。

上記、日本の物価の安さをめがけてこれから世界中から訪日客が急増する可能
性がある。4月以降の動きを睨み、インバウンド関連には要注目。



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