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日銀新総裁発表まで売り崩し手控えか [株式]


8日の株式市場は3日続落。日経平均株価は22円安の27584円で大引け。
プライム市場の出来高は10.4億株、売買代金は2.5兆円。

昨晩のNYダウは207ドル安、NASDAQ指数は203ポイント安。


NY市場の下落したが、TOPIXはプラス1ポイントとなるなど東京市場は
ほぼ横ばい。前日のNY市場の上昇時について行かなかった裏返し。

また、明日のSQで先物OP市場で取引高の多い外資が、大きく下振れさせた
くない思惑もある様子。

昨日発表された1月の景気ウオッチャー調査を少しだけ。現状DIは48.5と
前月比0.2ポイント低下。これで10月の50.8をピークに3か月連続の低下。

一方の先行きDIは49.3と、前月比2.5ポイント上昇。こちらは12月に続い
て2カ月連続の上昇。

コロナ収束傾向を見て、先行きの動向を前向きにとらえているためだろう。
先行きが現状を逆転したのは昨年9月以来で、状況に変化が出てきた。



市場の関心は日銀人事に移ってきた。当初は明日新総裁が発表予定だったが
来週へずれ込んだとの報道されたが、予定通り明日発表との見方もある。

打診されたと報道された雨宮副総裁が新総裁となれば、黒田路線継続から
円安との見方が多い。この場合は株高。

対して、中曽副総裁なら円高に反応すると見られている。その場合は株安。
雨宮氏は固辞しているとも伝わるが、所詮は下衆の勘繰り。

正式に発表されるまでは雨宮総裁誕生→円安・株高思惑から売り崩しは手控
えられそう。



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