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コロナ後高値が視野に入ってきたTOPIX [株式]


9日の株式市場は反発。日経平均株価は292円高の29242円で大引け。
プライム市場の出来高は13.4億株、売買代金は3.2兆円。

昨晩のNYダウは55ドル安、NASDAQ指数は21ポイント高。

NY市場はまちまちだったが、東京市場は昨日の下げを上まわる上昇。日経
平均は引値で年初来高値更新だが、ザラ場では昨日の高値を抜けず。

一方、TOPIXはいずれも更新。21年7月のコロナ後高値2120ポイントに
急接近してきた。取引高を見てわかる通りTOPIXが先導。


本日発表された4月第4週の投資主体別動向を見ると、外人投資家は先物で
130億円の売り越しとなったものの現物は1400億円の買い越し。

つまり、引き続き日本株買いが継続している。これに対して個人と年金が
約1000億円ずつの売り越しと引き続き逆張りスタンス。

外人買いの背景は、東証の企業価値向上要請とバフェット効果もさること
ながら日本の景気を堅調に見ていることもあるだろう。


本日PERは14.71倍まで上昇してきたが、これを元にするとEPSは1987円
と徐々に切りあがっている。

インバウンド効果もあり、明後日発表の景気ウオッチャー調査も上昇とな
るのではないか。

ただし、本日騰落レシオは143ポイント再び140台に乗せておりさすがに
過熱感が出ている。

このまま週末のSQにかけて上昇基調となればいいところだろう。SQ当日
でなくても前日高値となるケースも少なくなく要注意。

米債務上限問題は民主・共和党間の合意までには時間がかかりそう。



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