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ギリギリまで続く債務削減問題 [株式]


24日の株式市場は続落。日経平均株価は275円安の30682円で大引け。
プライム市場の出来高は12.4億株、売買代金は3.1兆円。

昨晩のNYダウは231ドル安、NASDAQ指数は160ポイント安。


いまだ米国は債務上限で合意できていない。これは当初から予期されたこと。
それがなぜか先週バイデンとマッカーシー議長から合意に楽観的発言が出た。

結果的に合意できなかったことで株価は調整入り。タイムリミットは6月1日
とイエレン議長は警告しているが、これまでにまとまらない可能性もある。

だが、合意できていなくても実質的にあと一歩までこぎつけているなら、もう
市場は合意したものとして動くだろう。



問題は合意できていない間の動きで、どうしても株式市場は様子見とならざる
を得ない。ドル円も米国売り・ドル売りから円高の動きとなりやすい。

これは東京市場にとってマイナス。つきるところ、目先の焦点は債務削減の
進展具合ということになる。

よく引き合いに出される2011年のケースでは、合意した後にNY市場は大
きく下落した。米国債が格下げされたためだ。

今回も合意されて株式市場が好反応を見せたとしても、あまりに楽観ムード
なっていると梯子を外されかねない。計算値を取ってきたら要注意段階。

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