SSブログ

外人の巨額買いvs個人の巨額売り [株式]


25日の株式市場は反発。日経平均株価は118円高の30801円で大引け。
プライム市場の出来高は12.6億株、売買代金は3.4兆円。

昨晩のNYダウは255ドル安、NASDAQは76ポイント安。

NY市場の引け後に発表されたNビディアの決算が良かったことで225採用
のアドバンテスト、東京エレクが買われた琴で日経平均を押し上げた。

両株価だけで210円高の寄与だから、これを差し引くと実態はマイナス90円
となる。


東京市場の終値時点で、日経平均とNYダウのスプレッドが2000ポイント
を下回ってきた。

一時は8000まで拡大していた訳だから両指数の勢いの違いが分かる。
実はこうした急縮小した局面は以前もあった。

2013年5月にかけてのアベノミクス相場初期の局面だ。その際、一気
に逆転とはならなかったが翌2014年に逆転した。

今回も来年にかけて逆転含みの動きとなると見ている。いわば、東京市場
の水準訂正相場。


先週の投資主体別売買動向が発表された。外人投資家は現物が7400億円、
先物5500億円の買い越し。

これに対して、個人が現物9200億円の売り越し、信託が930億円の
売り越し。外人の買いに対し、国内の売りの構図。

売りも買いもかなりの高水準。特に個人の売りは尋常ではない。


本日騰落レシオは113ポイントまで縮小。先週17日が143ポイン
トを考えるとずいぶん低下した。過熱感が和らいできたということ。

米債務問題はまだ合意されていないが、これから合意に向けて前向きな
報道が出ると上値トライの流れ。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ: