米債務上限、31日採決の前に一悶着も [株式]
週明け29日の株式市場は続伸。日経平均株価は317円高の31233円で
大引け。TOPIXは14。81ポイント高の2160。
プライム市場の出来高は11.9億株、売買代金は3.5兆円。
株式市場は3日続伸となり高値を更新してきた。ザラ場高値は636円高の、
31560円。高寄りした後はダレダレの展開。
TOPIXを見ると先週23日の高値を抜けずの陰線。実態は良くないとい
うこと。
日経平均の強さはソフトバンクGが85円、アドバンテストが46円引き上
げた影響。両者の130塩分を引くと200円も上昇していない。
休み中に報道が出た債務上限問題は31日に採決予定ながら、昨日指摘した
ように、すんなりいくかはわからない。
最後の一悶着あってもおかしくない。合意内容に不満を持つ議員がいておか
しくないため。特に共和党強硬派。
採決前ないし、採決否定となれば株式市場は一度、急反落は避けられない。
ただし、修正を入れながら6月5日を食い込んでも最終的には合意する。
それより、休止コンセンサスだった利上げに関して、継続観測が出始めて
おりこちらが気になる。6月のFOMCは14・15日。