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明日の日銀会合結果に思惑も現状維持変わらず [株式]


週明け19日の株式市場は続落。日経平均株価は289円安の27237円で大
引け。プライム市場の売買高概算は9.7億株。売買代金は2.3兆円。

先週末のNY市場の下落をそのまま引き継いだ形。明日の日銀会合で今後の政
策変更のアナウンスがあるのではといった憶測もあり一時360円安まであった。

さすがに松野官房長官が打ち消したことで反発。ザラ場安値は27165円まで。
おそらく明日の日銀会合はこれまで通りの現状維持。

黒田総裁の間はいじらない。また、変更する必要もない。この日本の状況下で
金利上昇へ動いても意味がない

物価高は燃料費や原材料費高によるもので利上げは無意味で、それどころか景
気悪化一直線だ。



NY市場はこのところ軟調だが、おそらく戻り高値を取った。FOMC直後は
小幅安だったがその後に急落。

利上げ継続見通しが強まったと解説されるが、それは当日のパウエル議長の記
者会見でわかっていたこと。主因はEUの利上げ・QTの影響だろう。

そして本日ブルームバーグが世界の巨大ファンドが年内に1000億ドル相当の株
式売却を実施するとJPモルガンの試算を報じた。

先週末のNY株の大幅下落はその影響というが、こうしたことが報じられた時
はすでに峠を越えていることが多い。年内と言うが実質あと1週間しかない。


東京市場はNTバリ率が14.07まで低下。今月5日が14.28だったためこの2週
間で0.2ポイント低下したことになる。

その分、TOPIXに対し日経平均のだダメージが大きいということだが、
日経平均換算で400円弱となる。

つまり、NT倍率がそのまま維持できていれば、本日の日経平均は27600円台
という訳。主因は値嵩株の下落。



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