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中国人大量入国が新春相場の最大懸念 [株式]


週明け26日の株式市場は反発。日経平均株価は170円高の26405円で
大引け。プライム市場の出来高は8.2億株、売買代金は1.7兆円。

先週末のNY市場が強かったことを素直に映した。ドル円の円高が止まったこ
とも下げ止まり要因。

自律反発の域だとしても、TOPIXはようやく5日線に達したところで、日経
平均はまだ届かず。もう少しあってもいい。

なお、今晩のNY市場は休場なので明日の東京はほぼ横ばい。



中国のコロナ感染線が急増している。香港メディアによると2億人以上が感染
しているとのこと。

現実に北京の死者が急増し火葬場はフル回転でも追いつかない状況。基礎疾患
がある人が亡くなっているようだが、オミクロンだけではそこまで急増しない。

おそらく変異を繰り返す中、強毒化したものも含まれている。何せ広大な中国
は清潔とは対局にある国だ。

一気に緩和したものだから、ウイルスも暴れ放題となっている。習政権は感染
が一巡するのに収まるのに3か月を目安にしているとの報道もある。


こうした中にもかかわらず、中国はこれまで敷いていた出国制限を撤廃し始め
た。狙いは簡単で、コロナを世界的にばら撒く目的だ。

自国だけが悲惨な状況ではないと国民に知らしめるため。中国だけが感染爆発
なら習政権批判が巻き起こるため、これを防ごうという目的。

それを見越してか、すでに米国やドイツ、インド、韓国は中国人に入国制限を
始めた。欧州各国が制限するのも時間の問題だろう。


だが日本は相変わらずスルー。20年1月に世界が入国制限に動く中、最後まで
扉を明けたままだった。安倍政権ですらそうだから岸田政権はアテにできない。

とするなら、中国人が大量に入国し始める正月以降は日本の感染者も加速する
ことになりかねない。

1月の株式相場はそうした状況を想定しておくことが必要。中国経済の麻痺、
物流の滞りから貿易の停滞懸念も浮上するだろう。



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