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米CPIは予想以下で決着!? [株式]

3日の株式市場は反発。日経平均株価は112円高の27954円で大引け。
プライム市場の出来高は9.6億株、売買代金は2.4兆円。

昨晩のNYダウは528ドル高、NASDAQ指数は139ポイント高。


今晩の米消費者物価指数発表を控えNY市場は買戻しの動きが強まり大幅高
となった。

市場予想は先月より低下を見込んでいるため、売りポジションを持ちたくな
いとのスタンス。12月ということでいつもよりリスク回避が強いこともある。

東京市場は高く始まったがあとはダレダレの動き。出来高も昨日に続き9億株
台と低調。

NY市場の大幅高を反映しなかったのは、昨日の下げがNYに対して軽微だっ
たことが大きい。2日分で見るとほぼ帳尻があった。



さて、今晩22時30分に発表される米消費者物価指数は市場予想が7.3%。
これは先月の7.7%より0.4%も低い。つまり、低下を見込んでいる。

はたしてどういう結果となるか。おそらく、市場予想以下となるのではない
か。7%割れの可能性もなくはない。根拠は何か。

それは元データからの類推だ。先月発表の10月分は298で、今晩発表の
数字はおそらく298以下となるのではないか。

今年6月から10月まで4カ月連続で296台となっており、すでに峠を越えた
感が有る。

仮に、先月と同じ298とすると、昨年11月の277.9からはプラス7.2%とな
り市場予想を0.1%下回る。297まで低下した場合は6.9%と7%を割り込む。

逆に、300台に達すれば7.95%となりインフレ再燃懸念から株価急落止む
無しだが、ここまではなさそう。



では、想定通り市場予想以下の場合、NY市場はどうなるか。本来なら上昇
だが、前倒しで昨晩に大幅高したことで難しくなった。

市場予想より0.1%程度の低下では、昨晩で織り込んだ可能性もある。7%
を下回ってくると、昨晩に続き大幅高の可能性が出てくる。

この場合はドル安円高とセットだが、明日の東京市場はまだ株高に分があり
そう。そして、明後日はFOMC。


こちらは0.5%の引き上げを市場は織り込み済み。パウエル議長の発言はイン
フレ抑制に甘言はないだろう。よってNY市場は下方向ではないか。

明日、強いほど明後日は要警戒。

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