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今晩のFOMCで楽観ムードの咎め [株式]


13日の株式市場は続伸。日経平均株価は201円高の28156円で大引け。
プライム市場の出来高は9.8億株。売買代金は2.4兆円。

昨晩のNYダウは103ドル高。NASDAQ指数は113ポイント高。


NYダウは寄り付き直後に700ドル高となったが、その後は売りに押され一時
マイナスとなる場面も。引けは100ドル高まで何とか持ち直した。

東京市場が寄付き直前の冴えない日銀短観をみても強かったのは、SP500
がNYダウ換算で250ドル高となっていたため。



さて、昨晩の米消費者物価指数は7.1%という結果。予想の7.3%を下回ったこ
とになる。NYは前日に大幅高していた分だけ上昇の勢いが削がれた。

前日の大幅高は内容が漏れていたとの声がもっぱら。ともあれ、朝方の配信分
で連続500ドル高は厳しいと指摘しておいたが、その通りの結果。

今晩はFOMCで0.5%の引き下げは織り込み済み。足元で市場予想のターミ
ナルレート(最終利上げ地点)観測が低下している。

これがNY株の上昇をもたらしているが、今晩のパウエル議長の発言では楽観
の咎めが出るのではないか。

その場合、NY株安・ドル高の動きでこれは何度が指摘した流れ。そうなった
としてもドル高の分、明日の東京市場はNYほどのダメージはなさそう。



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