初の4万円台乗せも物色の偏りが著しい [株式]
4日の株式市場は続伸。日経平均株価は198円高の40109円で大引け。
TOPIXは3ポイント安。
プライム市場の出来高は18.5億株、売買代金は5.3兆円。
週明け4日の日経平均価格は最高値を更新し、初めて4万円台に乗せてきた。
だが、は全く高揚感がない。
一般国民のみならずSNSから漏れている言葉を見る限り特に盛り上がってい
ない。というのも、まだデフレ脱却云々にあり実質賃金が下落しているため。
バブル期と違い景気実感は悪い。また、それを映してか物色の傾向に偏りが
大きい。盛り上がっているのは半導体AI株業界で、他はノーマルペース。
本日、日経平均は108円高したがこのうち90円分は東京エレクが寄与し
た分だ。値上がり値下がり数は425:1195と、値下がりが倍以上多い。
25日騰落レシオも98ポイントと100を割り込み、指数と実態相場の
乖離が著しい。これでは盛り上がりに欠くのも当然。
今週末のMSQが終わればいつ目先ピークアウトしてもおかしくない。
それまで上昇するほど反動も大きくなる。