日銀ETF購入撤廃へ [株式]
13日の株式市場は続落。日経平均株価は101円安の38695円で大引け。
プライム市場の出来だkは16.4億株、売買代金は4.4兆円。
昨晩のNYダウは235ドル高、NASDAQ指数は246ポイント高。
NY市場の上昇受けて東京市場は39000円台を回復して始まったが高く始まっ
たが、早々にマイナス圏へ突入し引けまでプラスへ浮上できなかった。
順当な賃上げが報告されており、マイナス金利解除思惑の売りを誘ったとい
うことだが、昨日、売り方が買い戻させられたためその反撃に出た形。
昨晩の米雇用統計の結果は総合3.2%、コア3.8%と市場予想より各々0.1%
強めに出た。これでドル高となり147円台へ。
米10年債金利も上昇、株価は3ケタ上昇。前者2つは定石通りだが株価の上
昇は意外。せいぜい±50ドルでしかるべきだかこれを上抜けた。
納得いく理由は聞かれなかったが、一つは昨日指摘したバイデン政権の株価
を下げさせたくないという意志、もう一つは今週のNY市場のSQ思惑だろう。
本日夕刻、日銀ETF完全廃止検討の報道が出た。が、週明けの大幅安で購入
が見送られたことで特に意外性はない。
株価水準的にも4万円目前では買い支えるいわれはない。導入された2010年
当時の1万円割れ水準とは状況が違う。
ここからはいよいよ来週19日の日銀会合思惑相場が強まる。マイナス金利解
除はもう新鮮味がないが、はたして売り方がどれだけ頑張るか。
また、19・20日に行われる米FOMCは今回の利下げは見送りがコンセンサス
で、特に材料視されていない。
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