来週のSQまで思惑売買に振り回される [株式]
5日の株式市場は反発。日経平均株価は103円高の25820円で大引け。
プライム市場の出来高は11.2億株、売買代金は2.5兆円。
昨晩のNYダウは133ドル高、NASDAQ指数は71ポイント高。
NY市場が上昇したこともあり、東京市場も反発。ただし、力は弱く戻り売
りに押された印象。出来高も11億株とまだ正月気分を脱していない。
ドル円が132円台へと円安となったことで、本来なら300円以上上昇しても
おかしくないが、100円高とは様子見姿勢が強いかということ。
景気の先行きが不透明過ぎることもあるだろうが、昨日示したように実質利
上げが株式評価をダウンサイドにスライドさせていることもあるのだろう。
これまでの下限を13倍から12.6倍とするなら、上値メドも14倍を13.6倍へ
修正しておく必要がある。
本日、空売り比率が51%と総弱気ともいえる水準。目先、26000円程度の
反発局面はあっておかしくない。
RSIも10%台と低水準となっており、テクニカル的には底値圏。あとは投
機筋がダメ押しで掘ってくるかどうかだけ。
来週にはSQを控えているため、それまでは意味のない思惑売買に振り回さ
れそう。