SSブログ

下限目安が下方修正で大発会は大幅安 [株式]


23年大発会の株式市場は大幅安。日経平均株価は377円安の25716円
で大引け。プライム市場の出来高は12.4億株、売買代金は2.7兆円。

昨晩のNYダウは10ドル安、NASDAQ指数は79ポイント安。SP500は
15ポイント安。


NY市場が軟調だったが東京市場はそれ以上の下落となった。すでに昨年の大
納会後のナイトで26000円を割れており、それを引き継ぐ形。

東京市場の引け段階で、NYダウと日経平均のスプレッドは7400まで拡大し
てきた。

また日経平均とTOPIXのNT倍率は13.77倍まで縮小。値がさ系がより売
られていることを示している。この縮小傾向は当分続くだろう。

13倍前後まで見ておきたい。それだけ日経平均が割負けするということ。戻り
時もTOPIXに比べ頭を押さえられやすくなる。


本日プライム市場のPERは12.84倍と13倍を下回ってきた。EPSは2002円。
日銀会合までは2050円を越えており、約半月で50円も低下したことになる。

これで13倍ラインが27000円から26000円へと約1000円ほど下振れとなった。
さらに、実質利上げによりPER13倍は12.6倍へとスライドする。

当面のEPSを2000円とすると、PER12.6倍は25200円となる。これが
0.25%引き上げた影響ということ。


12月20の日銀会合以降、大口投資家たちが妥当な居所を見極めようと自分らの
ポートフォリオを再構築していることは容易に想像できる。

株価水準を保守的にスライドさせていることで、なかなか反発の機運も出てこな
いということだろう。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ: