窓埋めまでわずかに至らず [株式]
25日の株式市場は続伸。日経平均株価は95円高の27395円で大引け。
プライム市場の出来高は9.9億株、売買代金は2.5兆円。
昨晩のNYダウは104ドル高、NASDAQ指数は30ポイント安。
NYダウは続伸となったが他の2指数が弱く、東京市場も安く始まった。しか
し、徐々に切り返し27500円に接近する場面もあった。
ザラ場高値は27473円で、窓埋めの27488円にわずかに届かず。TO
PIXも一段上の窓埋めに2ポイント足りなかった。
出来高が10億に達せず新規の買いには皆慎重。売り直すにもそれなりの材料
が必要だが、日銀会合で売り方は総ヤラレした後だけに日柄整理が必要。
目先注目は来週2月1日のFOMC。ここでは0.25%の利上げが見込まれ
ているが、パウエル議長が利上げに打ち止め感を示唆するかが注目される。
おそらくその点は濁して、これまで通りのタカ派姿勢を見せるのではないか。
市場は利上げ打ち止め想定から、年後半の利下げ思惑で長期金利低下、株価
上昇となっているが、これは先走り過ぎだろう。
結果発表まで期待先行でNY市場が強基調となるほど、反動が来るだろう。
そうなると東京市場も連動するだけに注意しておきたい。
岸田政権の支持率が低下つづけていることは既報の通りだが、年明け後の外遊
に同行した秘書官の息子が物見遊山的行動をしていたと報じられている。
観光旅行と勘違いしているという訳。これでは岸田政権の支持率は低下しても
浮上することはない。
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