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NY市場の底打ちはまだまだ遠い [株式]


24日の株式市場は5日続落。日経平均株価は139円安の28313円で大引
け。プライム市場の出来高は10.2億株。売買代金は2.2兆円。

昨晩のNYダウは154ドル安、NASDAQ指数は61ポイント安。

NY市場は前日の600ドル以上の下落では止まらずに続落。東京市場も朝方買わ
れたが続かずに5日続落。

現状、NY市場が安い中で東京市場が上昇するには荷が重い。外人が主導権を
握る弊害。


本日ザラ場安値は28282円。この水準は3月と6月高値に近い。つまり、ネック
ラインでありいったん止まっておかしくない。

だが、戻ってもまた売られて団子状態の28000円前後までの下落途上が基本的
見方。



NY市場に関し、SNSで興味深いデータが紹介されていた。それはSP500のPER
とCPIの合計が20を下回らずに終了した弱気相場が1935年以来ないというもの。

これは通称ルール20と呼ばれている指標で、現在のPERを20倍弱、CPIは8.5%
だから28となる。PER15倍、CPIが5%まで低下してようやく20。

つまり、業績の大幅増益もしくは株価下落によりPERが大幅に低下し、一方で、
インフレ率も現状からかなり低下する必要がある。

それまでは株価は底打ちしないと。これを見る限り、底打ちまではまだまだ遠い。
裏を返せば、それほど今の状況が異例という訳。

PERの低下と利上げによるCPIの低下が今後続くだろうが、これに沿うように
株価は修正されていくということだろう。



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