不安定な相場は月内継続 [株式]
17日の株式市場は大幅続落。日経平均株価は509円安の37961円で大引
け。プライム市場の出来高は17.7億株、売買代金は4.5兆円。
昨晩のNYダウは63ドル高、NASDAQ指数は19ポイント安。
NY市場は大きく下落したわけではないが、東京市場は500円大幅続落。この
3日間で1500円以上の下げとなった。
14時に報道されたAMSLの1-3月期決算が予想に届かなかったことを契機に売
り込まれたが、どうもこれは口実に過ぎない印象。
それ以前から相場はふらついており、そこを投機筋に狙われたもので材料は何
でもよかった。
本日はTOPIXの動きも悪く全般に売られている。つまり、外人の換金売りが出
ているものと思われる。
イスラエルの反撃と、ドル売り介入がなされる前に38000円割れでは先が思い
やられる。
前者は政権内でも意見が分かれているようだが、アラブ諸国に日時場所を連絡
しているとの情報もある。
後者は昨晩一時ドルが急落する場面があり、その際ナイトの日経先物も急落。
つまり、いざ介入となると株安は覚悟しておく必要がある。
実際のところは、どの程度反応するかは不明。途中から反応しなくなる可能
性もある。
株価は37800円台にチャートポイントがある。これは先物の引けの価格帯で
いったんリバンドしておかしくない。ただ、月内は不安定な足場が続く。