TOPIXは転機を示唆?! [株式]
20日の株式市場は反発。日経平均株価は50円高の28657円で大引け。
プライム市場の出来高は9.2億株、売買代金は2.2兆円。
昨晩のNYダウは79ドル安、NASDAQ指数は3ポイント高。
先週4月2週の外人投資家は大幅買い越し。現物が約1兆500億円、先物
が約5400億円の買い越し。SQ週ということもあるが、それでも巨額だ。
先物の買いは米金融不安で1兆円以上売られた分の買い戻しが相当含まれて
いるだろう。これに対し、個人と年金が売り向かう形。
先週はバフェットの日本株強気発言が出た週でもあるが、これに外人投資家
は呼応したが国内勢は戻り売りで対応したことになる。
東証の株価底上げ要請も外人頼みでは心もとない。
今週も明日を残すのみとなった。本日日経平均は上昇したが、TOPIXは
▲0.65と実態的には横ばい。
これでTOPIXは一昨日から2040、2040、2039と横並びで引
けている。出来高を見ても10億株に満たず、調整も止む無し。
昨日、3月の訪日客が発表されたが、181万にという結果。1月と2月が140万
人台であるため、30万人以上も増加した計算。
このままいけば今年は2000~2200万人万人が予想される。ただし、現状で
はまだ中国人の訪日が75000人とピーク時の10分の1である。
彼らの訪日が本格化すれば、あっという間に月250万人規模に達する。現在で
も人手不足だがさらに酷くなる。
さらに観光公害も目に見えるようだ。観光地の自治体はその対応の準備がなさ
れているだろうか。問題噴出となれば自治体の怠慢ということ。