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一足早くGWモードも週末に日銀会合 [株式]


週明け24日の株式市場は小反発。日経平均株価は29円高の28593円で
大引け。プライム市場の出来高は8.2億株、売買代金は2兆円。


出来高は9億株割れとなり、売買代金は辛うじて2兆円を維持した。週末に控
えた日銀会合の結果を見ようと様子見ムード。

中には既にGWモードに入っている投資家も少なくない。売っても買っても
取りづらい状況のため、GW後に仕切り直しというスタンス。

多くの投資家がそう感じるとその前に動き始めることが多い。日本のGWを狙
って投機筋が上下いずれかにいじってくる可能性は高い。


その要因の一つが今週末の日銀会合。現状維持はほぼ確定として、これまでの
金融緩和の「検証」を焦点となる。

それに関し、本日衆院で植田総裁が、「出口戦略の具体策や財務への影響、
差し支えない範囲で公表検討したい」と発言。

もう今回の会合で検証作業を始めるということ。あとは結果をいつ出すかと
いうことだがこれは未定。


5月に日銀会合は予定されていないため、早くて6月15日・16日となる。
ちなみに直前の13日・14日は米FOMC。

次回6月で検証の結果公表とアナウンスメント、これを受けての金融政策変
更は7月27・28日というのがスムーズにいった場合のシナリオ。

それを今回の会合でマーケットはどこまで読み込みに行くか。まだ大丈夫と
見るか、いよいよYCC終了が見えてきたと読むかは、微妙なところ。


チャートからはTOPIXの2063ポイントの窓埋めまで本日終値から
あと26ポイントに迫っている。

仮にここまで伸びると、日経平均換算で400円足らずなため、29000
円を一度見てもおかしくない。



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