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米銀行不安は継続と言及するバフェット [株式]


13日の株式市場は5日続伸。日経平均株価は74円高の28156円で大
引け。プライム市場の出来高は9.7億株、売買代金は2.4兆円。

昨晩のNYダウは38ドル安、NASDAQ指数は102ポイント安。


昨晩発表された米消費者物価指数は、総合が市場予測の5.2%に対し5.0%と
やや下振れたものの、コアは予想と同じ5.6%。

これを受けてNY市場は出だしこそ好感したものの、引けにかけて売られた。

コア指数の高止まりはサービス部門が強いため。これで次回5月のFOMCは
0.25%の引き上げがコンセンサスとなってきた。

これで当面は打ち止めとなり、市場関係者は年後半の利下げシナリオ。打ち
止めはともかく、年内の利下げは流動的で期待先行の印象。



バフェットは12日の米CNBCのインタビューで「銀行破綻は終わってい
ないが、預金は保護されるためパニックに陥るべきではない」とコメント。

また、銀行経営はこれから商業用不動産がネックとも言及。米金融不安は
継続されると見ているため日本株に注目しているのだろう。



SBGが保有するアリババ株の大半を売却すると報道。これで残りは約100
ドル=1.3兆円となる見通し。

数十兆円の含み益があったアリババ株だが、株価下落と損失のための売却で、
ほとんどなくなってしまった。

ここからは投資ファンドの逆境が続くほど経営不安が台頭するようになる。


明日はSQ。引け後にユニクロが好決算を発表したことを受けナイトで先物
が上昇中。地合いを考えると週明けまで強基調が続く可能性がある。

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