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焦点は来週の日銀会合へ [株式]


14日の株式市場は反落。日経平均株価は240円安の32686円で大引け。
プライム市場の出来高は18.9億株、売買代金は4.4兆円。

昨晩のNYダウは512ドル高、NASDAQ指数は200ポイント高。


FOMCの結果は現状維持。これは市場予想通りだったが、FOMCメンバーに
る来年の見通しが年3回の利下げを示唆したことを好感しNY株式大幅高。

NYダウは37090ドルと37000ドル台の大台に乗せ最高値を更新した
(SP500とNASDAQ指数はまだ)。

一方の東京市場は本日も高く寄り付いた後、ダラダラ下げて大引はマイナス。
ドル円相場が141円台まで円高が進行したことが響いた。


また、このところの政界の混乱の影響もありそう。本日発表された岸田政権
の支持率が17%ととうとう20%を割り込んだ。

これはすでに末期症状といえる数字だが、が情けないことに自民党内も野党
も追い込む連中がいない。

地検特捜部が最終的にどこまで狙っているのはもう一つ分からない。収支報
告書未掲載だけだと逮捕しても大した罪にならない。


目先は来週の日銀会合が焦点。現状維持なら株価は好感し、マイナス金利解
除なら株価は下落が定石。

この疑心暗鬼の間隙をついて、引き続き投機筋がアルゴで揺さぶってきそう。
朝高の後の軟調相場も、いつ逆手に取ってこないとも限らない。



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