換金売りの影響はどの程度か [株式]
5日の株式市場は続落。日経平均株価は83円安の33338円で大引け。
プライム市場の出来高は13.9億株、売買代金は3.3兆。
NY市場は休場だったが、東京市場は大きく下落して始まった。ザラ場安値
は380円安の33041円と33000円大台割れ寸前まで下落。
とにかく売りアルゴが酷い。戻りそうになると叩かれていた。その後、買い
戻しから83円安まで戻した。
TOPIXは前日比変わらずで、日経平均の弱さが目立った。
昨日にも見られた執拗な売りは、ETFの換金売りの先回りが含まれている
だろう。
それと、来週のSQに絡み何としても34000円を阻止したいという動き
と受け取れる。
今週末と来週所の捻出売りの影響はどう見ておけばいいか。ここ数年の動き
をチェックすると以下のようになっている。
19年=▲212円、▲31円、(8日・10日))
20年=▲176円、▲238円、(8日・10日)
21年=▲248円、▲177円、(8日・9日)
22年=△26円▲ (8日)
いずれも前日比でマイナスが多い。毎年1兆円近い売り物が出るわけだから、
需給悪で押されるのは当然。
それでも300円を越えるほどの大幅安まではなっていない。これはヘッジ
や先回りの売りが当日買い戻されるためだろう。