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このまま政権打倒の流れはまだ早すぎる [株式]


29日の株式市場は3日続落。日経平均株価は134円安の28027円で
大引け。プライム市場の出来高は11.5億株、売買代金は2.7兆円。

昨晩のNYダウは497ドル安、NASDAQ指数は176ポイント安。


チャイナリスクを警戒しNY市場は大幅安。それまで上昇し続けていただけ
にちょうどいい利確要因となった形。

東京市場はNY市場ほど下落しなかったが、昨日までの2日間前倒しで下落
していた影響。



中国デモは取りあえず沈静化の流れにある。あとは仕事と大学が休みとなる
今週末にどう動くか。

すでにデモがあった都市では警官隊が大量動員されており、デモ自体を封じ
る構え。デモ隊が集結しそうな場所や歩道などは封鎖されたりしている。

米国、英国はデモ弾圧を非難している。これが死者が出るまで発展すると、
制裁の動きにつながらざるを得ない。

それは中国としても避けたいところだろうが、米英をはじめ西側も返り血を
浴びる。それはロシア政策の比ではない。

世界中が混迷することになるため、政権打倒デモは当事者以外に影響力が大
きすぎる。

最終的にはそこまで進み、中国は5分割統治となるとみているが、今はまだ
プロローグといった段階。


ロックダウンやデモは企業にも影響を与えている。鄭州のホンハイ工場で暴動
が起きたアップルは600万台の生産遅延という。同社はNYダウ採用企業。

また、日本企業ではホンダ、川崎重工、いすゞ自動車なども操業を一時停止。
報道されていなくても、現場では操業停止の企業は少なくないだろう。

取りあえず、本日まで3日連続安となりザラ場で28000円割れを見た。一度、
反発しておかしくないが、皆、中国リスクを前に疑心暗鬼。



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