SSブログ

新チャイナセブンの顔ぶれで香港株急落 [株式]


週明け24日の株式市場は反発。日経平均株価は84円高の26974円で大引
け。プライム市場の出来高は10.3億株、売買代金は2.6兆円。

ドル円は朝方に145円まであっての切りかえ氏から149円前後。


先週末のNY市場の大幅高を受けて東京市場も300円以上高い27200円台で始ま
ったが続かず。理由は香港株の大幅下落の影響。

これは、昨日発表された新チャイナセブンが習近平に近い人物で固められていた
ため。つまり経済の改革開放路線が期待できなくなったことを嫌気したもの。


中国株と日本株は直接の関係はないが、近隣国ということで中国株のリスクヘ
ッジとして東京市場が対象となることがこれまでも何度もあった。

外人投資家にしてみれば、それぐらいしかヘッジ手段がないということだろう。
本来なら引けにかけて強基調の一日となっておかしくなかった。

チャイナセブンを習近平一派となったことで、誰も逆らう者がいなくなった。
つまり、独裁色がさらに強まり台湾侵攻が年内にも始まるという声もある。

だが、現実的にはそう簡単に台湾に対して軍事行動は起こせないだろう。バイ
デンが台湾を防衛すると明言しているためだ。


他方、中国経済はさらに悪化が見込まれる。習主席は経済成長を本気で考えて
いない節がある。

「民は愚かに保て」という為政者の言葉があるが、習は「民は貧しく保て」と
考えているのではないか。民にカネを持たせたら言うことを聞かなくなるため。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ: