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米中間選挙を睨むと下がるほど歓迎の9月 [株式]


7日の株式市場は反落。日経平均株価は196円安の27430円で大引け。
プライム市場の出来高は11.1億株、売買代金は2.7兆円。

昨晩のNYダウは173ドル安、NASDAQ指数は85ポイント安。


円安が止まらない。昨晩の夜間取引で142円を付けたが、本日は一気に144
円台に入った。

まだ145円は付けていないが144円90銭まであり時間の問題。98年安値の
147円に達するのも予想より早そうだ。

この急激な円安を受けて、記者会見で鈴木財務相は「足元の動きは円安方向に
一方的に振れている。継続すれば必要な対応をとる」と発言。

これに対し、記者から具体的措置を聞かれ「必要な対応は必要な対応だ」と
応えにならない返答。

ということで円安継続となるが、98年時は146円を付けた際に橋梁宴会介入
が実施され、一時的に円高となったが切り返して147円を付けた経緯がある。

そこで止まったのは、ロシア危機が起きたため。つまりリスクオフの円高で、
今回もそうした火種はあるがいつ具現化するかは流動的で、それまで円安。



米国は徐々に中間選挙モードとなってきているが、ここにきて大差で敗れる
と見られていた民主党が巻き返している。

国民の最大関心が経済問題であることから、10月の株価下落は何としても
避けたいところ。裏を返せば、今月に下げさせて来月は反転させたい。

とすると、今月の下落はいつ買いを考える時期ということになる。東京市場
は27000円強の窓埋めから下げつほど歓迎。



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