SSブログ

外人買いに売りをぶつける年金マネー [株式]


25日の株式市場は小反発。日経平均株価は9円高の36236円で大引け。
プライム市場の出来高は14.2億株、売買代金は4.2兆円。

昨晩のNYダウは99ドル安、NASDAQ指数は55ポイント高。

東京市場は足踏み調整となっている。RSIなどテクニカル面はまだ割高状態。
25日騰落レシオも130ポイントに乗せてきた。

これらがもう少し冷めないと上を目指せないということだろう。それでもザ
ラ場で36000円を割り込んだがすぐに反発したことは地相場の強さ感じる。


本日発表された先週の投資主体別動向は外人の現物が△3800億円、先物
が△110億円といずれも買い越し。

個人投資家は現物が▲1800億円、先物が△890億円、信託は現物が
▲1900億円、先物が▲1040億円といずれも売り越し。

つまり、外人は引き続き買い越す一方で、国内勢が売り越していることがわ
かる。

個人の大規模売りは弱まった一方、年金マネーが25%以内に収めるように
3000億規模を売ってきたことがわかる。


本日のプライム市場のPERは16.09倍。16倍以上となったのはこれで
4日連続。おおまかに36000円台に入れば16倍台というのが目安。

そして、EPSは2250円強で推移。これが来週から10-12月決算発表
でどうなるか。おそらく急変動はなく現水準から上下100円以内だろう。

この100円幅を日経平均換算でPERが16倍として1600円。そのまま
現在に加えると37800円。逆の場合は34600円。

ただし、これはPER16倍を基準としており15倍台では下にスライドする
点に留意。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ: