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日銀会合の現状維持で出尽くし売り [株式]


23日の株式市場は反落。日経平均株価は29円安の36517円で大引け。
プライム市場の出来高は16.4億株、売買代金は4.9兆円。

昨晩のNYダウは138ドル高、NASDAQ指数は49ポイント高。

NY市場が強い。NYダウの終値は38001ドルと大台に乗せてきた。これを
受けて東京市場も高く始まり、一時36984円まで上昇。

これには、中国政府が株式市場を下支えするために2780億ドル規模を検討
との報道が伝わったことも大きかった。


その後、お昼休み中に日銀会合の結果が現状維持と報じられた。マイナス金利
も維持。今回は能登地震もあり政策変更はないとの市場予想通りだった。

だが、株式市場は後場に入って、これが出尽くしとなり値を消し始め400円
以上高かったものが引けはマイナスとなった。

大引け後に行われた植田総裁の記者会見の言動から、順当なら次回3月18・
19日の日銀会合では政策変更してきそうな印象。

会見中にそれを感じ取ってドル円相場は円高で反応した。これから次回会合ま
で徐々に織り込みに行くと思われる。


大枠としては昨日の通りで、日本への集中の流れは当面続く。ただ、株式市場
について言えば、今年夏以降は不確定要素が強く波乱となっておかしくない。

NY市場がそれまで持たないと見ているため。大統領選が近づく8月以降は波乱
含みとなる。

とすると、現在起きている動きが今年最大の見どころとなる。



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