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147円台で金利差調整一巡感 [株式]


22日の株式市場は反発。日経平均株価は97円高の33451円で大引け。
プライム市場の出来高は11.9億株、売買代金は3兆円。

昨晩のNYダウは62ドル安、NASDAQ指数は84ポイント安。


NY市場は引け後のNVIDIA決算を意識し様子見ムードが強まった。ザラ場中
に公開されたFOMC議事録で、利上げはまだ打ち止めではない旨の内容。

だが、これはほぼ影響なし。これまでと同じで結局経済指標次第との結論で、
現在はそれらが低下しているため。

そして、NY市場の引け後に発表されたNVIDIAの決算は予想を上回る数値。
だが時間外で同社株は直後に大きく下落。

これは今期の予想の中で中国向けが落ち込むとのガイダンスが入っていたため。
これまでは良かったが、今後はそう楽観できないとの見方からだ。


これを受けて東京市場は安く始まったが、徐々に切り返してプラス圏へ浮上。
一時、32593円まであった。

昨日32500~600円と指摘しておいたが、ちょうどこのレンジに収まっ
たことになる。

NVIDIAが切り返したことや、ドル円相場が147円台から徐々に円安の動き
となり148円台の動きとなったため。


昨日も指摘したが147円台で日米金利差の修正は一巡したと見ていいだろう。
この金利差面からの修正を指摘する声がないのは不思議。

東京株式市場は上目線で見ればちょうどいいガス抜きとなったように見える。
既報の通り、終値で高値を更新していない分だけ未達成感がある。



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